ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

APS-Cセンサーで超広角を楽しむ!SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DCを購入しました!

シグマの超広角レンズSIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC

広角レンズ、買っちゃいました。

 

超広角の世界へようこそ。

 

夜景を撮ったりするときに「もう少し広く撮れるレンズが欲しいなぁ」と思い、超広角レンズが欲しくなってきた私。いろいろ探してみた結果、シグマの10-20mm F4-5.6 EX DCを購入することにしました。

シグマの10-20mm F4-5.6 EX DCはAPS-Cサイズ専用レンズになっていて、焦点距離はレンズの焦点距離に1.5倍する数値になります。そのため実際の焦点距離は15-30mmになりますが、APS-Cサイズのセンサーだと十分に超広角の世界が楽しめるレンズです。

ニコンだとD3000台、D5000台、D7000台の機種がAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。いわゆる入門機~中級機のカメラ用と考えるとわかりやすいですね。

 

キットレンズより広く撮りたくなった

最初に一眼レフを購入した時についてくるキットレンズの広角端は16mmか18mmが多く、35mm換算で24mm~27mmという画角になります。十分広角ではあるのですが、ジャンクションや都心のビル群の夜景などを撮影する際に、「もう少し広角なら全体が入るのに、、、」なんて感じる画角でもありました。それを十二分にカバーできる15mmの画角は大変に魅力的なのでした。

 

試し撮りで広角レンズの距離感をテスト 

超広角で撮影したスナップ

ということでD7100に装着してさっそく慣らしの散歩へ。足立区にあるベルモント公園のレンガの建物を撮影してみました。ファインダーを覗いてみて「遠いっ!」が最初の感想。当たり前ですが画角が広く遠近感がかなり強調されるので、油断していると自分の足が写り込んでいたりします。

 

しかし広角レンズ特有の遠近感は楽しいですね!いつも使っている50mmの焦点距離(AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)だと同じ場所から撮影しても全景が入りきらないのですが、SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DCで撮影した場合は楽勝ですべて収めることができました。寺社仏閣とか、全体像をバシっと撮りたい時に使いたいレンズ。

  

超広角で撮影したネコの写真

お次はいつものネコさんスポットへ。いつものようにご飯を待つネコさん。ネコさんとの距離は変わらずも、画が当然変わりますね。ネコさんのいる風景として撮れるレンズ。もっとネコさんに近づくことができれば、印象的なネコさんのポートレートが撮影できます。

 

 

超広角で撮影した室内写真

 北千住の「やなか珈琲」店内にて。散歩の途中にアイスコーヒーを飲みながら休憩しているときに撮影した1枚。店内の様子がこれだけ収まるんですね。室内撮りに便利かも。

飲み会や結婚式の2次会などで写真を撮るときはAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gで撮っているのですが、集合写真的な1枚を撮るときは入り切らない時があるんですよね。そんな時はこの広角レンズで撮影しても面白いかもしれない。人物や室内撮りで不安があるとすればF4と決して明るくはないので、室内でどこまでシャッタースピードを稼げるか、ですかね。ストロボと組み合わせたら十分使えそう。今度試してみたいと思います。

 

 キットレンズの次に購入する人が多いであろうニコンの単焦点レンズ。安いし、明るいし、長いことメインレンズとして使えるレンズです。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

 

 

夕景・夜景をドラマチックに

超広角で撮影した横浜の夕焼け

別日に夕焼けの写真を撮りに持ち出してみました。横浜の大さん橋からランドマークタワーや赤レンガ倉庫の方を向いて撮影しています。空が広く撮れるので、個人的に好きな写真です。 逆光直撃となるとさすがにゴースト・フレアが目立ちますが多少の逆光や街灯の灯りでは問題なく撮影できます。都心の夜景撮影で高層ビルを写真に収めたいときには広角レンズが威力を発揮します。

 

一眼レフ初心者が最初に買う広角レンズとしてオススメ 

入門機の一眼レフに搭載しているAPS-Cサイズセンサー専用のレンズということで、入門機の一眼レフを買って、写真を撮っている内に広角レンズに興味が出てきた。そんな方にオススメできる一本です。

価格も手頃で、写りも問題なし。特に夜景撮影がとても捗る一本です。もちろんスナップに使えますが、手持ちで持ち歩くにはちょっと重いかな、というところがデメリットでしょうか。首からストラップを下げて持っていると結構ずしりと重さを感じます。ズームレンズなので仕方がない部分はありますけどね。

大きさ、重さについては実際に量販店で実物をカメラに装着して、持った具合を試してみるのをおすすめします。

 

ビル街やジャンクションなど、広く写すことでそのスケール感を表現したい、なんていうときには広角レンズが欲しくなります。そういうときに使いたいシグマの広角レンズ「SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC」です。

 

お値段はいくらくらい?

私が購入した時のお値段は楽天のキタムラさんでおよそ3,8万円也。ニコン純正の広角レンズだと、どちらもDXフォーマット(APS-Cサイズセンサー)専用のAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDが129,600円。魚眼レンズのAF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDが110,700円と、どちらもちょっとお高め。入門機の一眼レフを購入して、で最初にAPS-Cサイズの一眼レフを買って、広角レンズを買いたいな、という時の強い味方がシグマの10-20mm F4-5.6 EX DCです。マウントはニコンの他シグマ・キヤノン、ソニー、ペンタックス用があります。

 

※生産終了モデルとなり、在庫が少なくなってきていることも影響してか、販売価格が上がってきているようです。Amazonでは2017年1月時点で5.8万円という価格がつけられています。

現行品はF値が3.5通しになっていて、少し明るくなっています。 金額も4.4万円あたりをうろうろ。お買い求めやすくなってきています。

 

用途にもよりますが、夜景用に使うのであればF値の小ささ(明るさ)はそこまで求めなくてもいいかも、と個人的には思っています。夜景だと三脚立てて、F値は11とか13まで絞りますからね。もちろん日中のスナップにも使う場合は明るい方がうれしいですね。