上野公園の夜景を撮ってみる
上野公園へ夜景を撮りに行ってきました。上野公園は特別有名な夜景スポットではありませんが、普段昼間に見る上野公園とはどのように違うのか、ちょっと興味があって行ってみた次第です。
花見の時は夜桜を見に夜に上野公園に行くこともありますが、それ以外で夜の上野公園に行くことはそうそうありません。桜の咲いていない時期の上野公園は、夜は静かなものです。時間は夕方の18時45分。11月にもなると日没が早いのですでに空は真っ暗です。
春になれば桜並木で人で溢れかえる「さくら通り」。11月の夜にはほとんど人通りがありません。一台自転車が走り抜けていって、光跡を残して行きました。
ライトアップされた大噴水
広場の大噴水の前へやってきました。夜の時間帯はライトアップされています。スローシャッターで撮影すると噴水の水がなめらかになりますね。人間の目では見ることのできない世界が撮れる夜景撮影。楽しいですね。
一段と大きな噴水が上がりました。まるでろうそくの炎のような形。水面に写る光も美しい。夜の噴水、いいですね。
東京都美術館のオブジェ「my sky hole 85-2 光と影」
お次は東京都美術館の前へやってきました。一度美術館に行った時に見た、あの銀の玉のオブジェを撮りたかったのですがすでに閉館時間で門が閉まっていて入れず。。。無念。門越しに撮影です。「my sky hole 85-2 光と影」という名前の彫刻なんですね。あの穴は空に空いた穴、ということなんでしょうか。もう一度近くで見てみたいものです。
静かに佇む遊具
噴水のある広場にはスターバックスがあります。その裏手には滑り台などの子ども向けの遊具が設置されています。日中には多くの子供たちがここで遊んでいるのを目にしますが、さすがにこの時間には誰もいません。滑り台は、また明日子どもたちが遊びに来るのを静かに待っているようです。
それにしても真っ暗でさみしいので、あえて三脚とカメラの影を写してみました。
不忍池越しの夜景
不忍池の方へとやってきました。不忍池あたりは空が広くていいですね。
不忍池越しに撮影すると、右手の弁天堂が黄金に輝き、左手には高層マンションが立ち並んでいる姿が1枚に。手前の枯れた蓮の葉がまた不思議な雰囲気を出しています。
蓮の葉が浮く水面に、ビルのネオンが写ります。波風なく、水面が静かなのでパリッと写るのが嬉しい。水面の写り込み写真はいろいろ撮ってみたいのですが、これくらいキレイに写ってくれるといいですね。夜の不忍池は撮影ポイントがたくさんあります。
昼とは違う表情の上野公園
今回は夜の上野公園の写真を撮ってみました。都会のギラギラした夜景というよりは、静かな夜景ですね。普段見る上野公園とは違う表情が見られて、なかなか面白い被写体でした。夜桜の時は花見客でごった返していると思いますが、それ以外の季節だと、静かな夜の上野公園が楽しめます。
上野公園の夕暮れ・夜景はこちらもよろしければご覧ください。
冬のマジックアワー、紫のグラデーションに染まる上野公園の空。スターバックスの暖かな明かりがもれる夕暮れでした。
夜桜も撮ってみました。結構酔っぱらっていたので、だいぶ手ブレがひどかったですね・・・
今回の撮影機材はこちらでした
今回の撮影はD7100にシグマの超広角レンズであるSIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMを装着しての撮影でした。APS-C専用ながら、35mm換算15mmからの超広角撮影ができるこのレンズは夜景撮影にもってこいです。純正レンズよりも比較的安く購入できるのも嬉しいですね。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7100 ボディー D7100
- 出版社/メーカー: ニコン
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SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM ニコン用 APS-C専用 201555
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今はf3.5通しになった方が現行版として発売されているようですね。
SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM ニコン用 APS-C専用 202552
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