自由が丘の路地でモデルさんを撮影する
冬晴れの日、自由が丘の街を舞台に、モデルさんの撮影会をしてきました。自由が丘と聞くとオシャレな街というイメージでしたが、そのイメージ通り、オシャレでポートレートの撮影ポイントがたくさん見つかる街でした。今回はモデルのamiriさんを迎えて、自由が丘駅の正面口から北口のエリアで撮影をしてみました。
最初に撮影ポイントとして利用したのは、駅前ロータリーからすぐのところにある細い路地。足元は石畳が敷かれた細い路地です。ロータリーから路地に入ると鳥居があるのですが、鳥居を抜けると急におしゃれな路地に早変わり。路地の両側のお店が植物を置いていたり、路地を抜けた正面のお店がちょっとオシャレな外装で、写真の背景としてはいい感じ。さっそく撮影してみることにしましょう。
今回の撮影はニコンD7100に中望遠単焦点のAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gという組み合わせ。DXフォーマットのカメラですので、焦点距離は表示の1.5倍である127.5mmとなります。
服装と路地の雰囲気がマッチして、いい雰囲気の1枚になったかなと思います。足元の石畳というか不揃いのタイルがいいアクセントになってくれています。この写真を撮影した場所より駅側になると、かなり昭和っぽい雰囲気の飲み屋さんがあるような路地なのですが、この辺りはおしゃれな雰囲気に。一本の路地でこれだけ雰囲気が変わるとは、不思議な道に入り込んだ気分です。
中望遠の焦点距離で撮影しているので、上手く両サイドのごちゃごちゃを消せているのも良かったかもしれませんね。
バストアップで1枚いただきました。こういう表情好きです。しかしまぁ、D7100にAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gの組み合わせは、被写体をいい具合に浮き上がらせて、背景をキレイにボカしてくれるので、あたかも写真が上手くなったと勘違いさせてくれますね。
さらにレトロなお店の残る路地へ
ロータリー脇の路地を抜けると、片道一車線の道路からさらに細い路地が伸びています。路地を一本二本と進んでいくと、レトロなお店がならぶ路地を見つけました。この路地の先は神社。駅から半径100メートルくらいの中にいろいろなシチュエーションがあるものですね。
ちょっとレトロな飲み屋さんの看板に背景には神社の鳥居。自由が丘での撮影はいろいろなロケーションが見つかって面白い。
歩いているところを撮影してみます
せっかく真っ直ぐ伸びた路地で撮影するので、何か面白い撮影方法はないかなーということで、路地の向こうから歩いてくるところを撮影してみることにしました。10メートルくらい離れたところから、こちらに向かって歩いてきてもらうところを撮っていきます。身体を動かしてもらうと表情も柔らかくなるというか、自然な雰囲気を撮れるのがいいですね。
カメラのAFモードをAF-C(コンティニュアスサーボ)に設定すれば、歩いてくるモデルさんをカメラが追尾してピントを合わせてくれるので、難しいことなく撮影することができます。
絵になる背景、絵になるamiriさん。amiriさんは大人っぽい雰囲気とかわいらしさ、無邪気さを持ったステキなモデルさんでした。
また撮影してみたい、自由が丘
さまざまな雰囲気を見せる、テーマパークのような路地で写真を撮らせていただいて、今回の撮影会は終了となりました。初めて訪れた自由が丘ですが、ロケハンした以上にいろいろな撮影場所が見つかって、また撮りに来たい場所でした。
ロケハンした時には、自由が丘のベニスこと「ラ・ヴィータ」もいい雰囲気だったのですが、今回は駅前の路地で結構いい撮れ高になったので、行かなかったんですよね。今度はラ・ヴィータでも撮影していたいなー。
今回は朝9時30分からという早い時間からの撮影でしたが、時間帯が変わることで街の雰囲気も変わりそう。駅の近くを歩くだけでも撮影場所に事欠かない、雰囲気のある街・自由が丘でした。
フルサイズのカメラで使ってもいいし、DXフォーマットで127.5mmの単焦点と使っても面白いレンズ。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2012/02/16
- メディア: Camera
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オフィス街・丸の内でのポートレート。休日の午前中がおすすめです。
原宿は撮影する場所がたくさんありますね。人も多いですが・・・
こちらは原宿の住宅街の方へと行ってみました。静かな原宿。