ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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初めてのモデル撮影会に行く前に、3つの予習をしておくと捗りますよ!

撮影会_めりー_荒岡めぐみ

はじめて撮影会に参加する人でも、予習をしておけば大丈夫!

 

モデルさんの撮影会に行くようになって約1年。これまで7回ほど参加しましたが、回数的にもスキル的にもポートレートはまだまだ初心者の域を出ていません。ただ、初心者でも撮影会を楽しむことはできますし、「予習」をしておけば、もっと楽しめるということがなんとなくわかってきました。

 

予習と言うとお勉強のようですが、要は心の準備ができていると本番でも少し落ち着いてできるというわけです。

 

写真の撮り方についての予習に加えて撮影する相手に関する予習も意外と大切だったりします。今回は、同じくモデル撮影会初心者(今も初心者レベルですが・・・)の私が、はじめての撮影会に臨むにあたって予習しておいたことを書いてみますね。

 

 

1.撮影をお願いするモデルさんの予習をしておこう

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 モデル撮影会に行くとなると、まずは撮影会でモデルさんを選ぶところから始まると思います。「撮ってみたいな」と思ったモデルさんがいて、首尾よく予約ができたとします。撮影会に参加する前に、撮影するモデルさんの予習をしておくと本番の時にかなり役立ちます。モデルさんの予習というのは「どんな写真の撮られ方をされているか」「そもそもどんな人なのか」というのを知るための予習という感じです。

 

撮影会のサイトやモデルさんのブログなどに写真が載っていれば、どんな表情やポーズが得意だとか、傾向が見えてきたりします。「自分の撮りたいイメージと重なるところがあるかな」と見ておくと、実際に現場で撮る時に役に立ちますね。「クールな表情が多いから、撮影する場所もクールな表情に合うところを探してみようかな」とか。

 

また、そのモデルさんがSNSのアカウントを持っていたりブログを書いていたりしたら、ぜひ目を通しておくのが良いです。Twitterのつぶやきの中に、趣味の話とか最近気になっているものの話とか、いろいろ使えそうな情報があるのですよ。

 

モデル撮影会にもいろいろなケースがありますが、1対1で撮影に臨む場合だと1時間以上2人きりになるわけです。その間、まったく会話がないなんていうことはないはず。どうせだったら、会話も弾んで楽しく撮影できた方がいいですよね。予習して共通の趣味が見つかったりしたら、モデルさんにいろいろ話をしてもらえるチャンスなわけです。

 

私の場合、学生時代にディズニーランドでアルバイトしていたことがあって、その話をもとに会話のネタを探してみたりしました。モデルさんがディズニー好きだということが分かれば、バイト時代の話をしたり、どんなアトラクションやショーが好きか聞いてみたり。

 

気分は初デート!な感じで、相手になってくれるモデルさんのことを調べておいてくださいね。

 

2.撮影する場所の予習=ロケハンをしておこう

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モデル撮影会にはいろいろなスタイルがあります。スタジオ撮影のところもあれば、屋外でロケのように撮影するスタイルもあります。特に、屋外で撮影する場合は、事前にロケハンしておくと、本番の撮影がめちゃめちゃ捗ります。

 

以前私が参加していた撮影会は「80分、屋外で1対1で撮影」というスタイルでした。待ち合わせ場所からスタートして、あちらこちら歩きまわりながら撮影場所を探して撮影していきます。このとき、土地勘がないような場所だと、どっちに行けばいいのか迷ったり、いい撮影場所が見つからずに歩く時間が長くなってしまったりします。

 

事前にロケハンしておくと、あらかじめ撮影できそうなポイント、撮影に映えそうなポイントを頭の中にインプットしておけるので、移動も撮影もスムーズに行くはず。せっかくの撮影会なので、撮影できる時間をたくさんとれた方がいいですよね。そのためにはどこでどんな写真を撮ろうかな、というのを事前に決めておくととても捗ります。

 

撮影会の時間の少し前に現地に到着してあたりを見ながら散歩するだけでもOK。時間の無いときは、google mapで撮影場所のあたりを事前に見ておくだけでも全然違います。撮影場所の予習、大事です。

  

3.撮影のテクニック的なものも予習しておきましょう

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モデルさんの予習、撮影場所の予習をして、もうひとつはやっぱり撮影のポイントやテクニックもある程度予習しておいたほうがよいですよね。撮影の引き出しがひとつでもあれば、自分の狙った写真が撮れるはず。 

 

私も撮影会に行く前にいろいろ本を読んだりして予習をしておいたのですが、参考になることが多かったのでご紹介しますね。

 

 ■ガールズフォトの撮り方

 

「ソラリーマン」をはじめ、モデルさんがジャンプしている写真や制服女性の写真「スクールガール・コンプレックス」などの著者である青山裕企さんの書籍。タイトルの通り「ガールズフォト=女性の写真」の撮り方について書かれた本です。撮り方と行っても構図や光の当て方といったノウハウではなく、心構えや事前準備、テーマ設定などの重要性について書かれている本です。もちろん青山さんが撮られたガールズフォトもたくさん載っています。青山さんの撮られた写真の空気感、好きなんです。

 

青山さんも「事前にロケハンをしておく」ことの大切さを書かれていました。実際に撮影する時間帯に下見しておくことで、撮影したい場所の人通りの有無や光の当たり方、移動距離や時間配分など予め組み立てることができます。

 

ロケハンしておかないと、行き当たりばったりの出たとこ勝負(これはこれで楽しいのですが)になりかねません。撮影会にあたって、撮影のノウハウも大事ですが、事前準備、つまり予習がそれ以上に大事だということを知ることができた一冊でした。準備しておくだけで、本番の緊張もいくらか和らぐと思いますよ。 

 

■女の子がかわいく見えちゃう55の撮り方

 

こちらはさまざまな写真家さんのモデルさん撮影tipsが集まった書籍です。「女の子がかわいく見えちゃう」というだけあって、読んでいると「あ、これ撮影会で真似したい!」と思えるポーズやシチュエーションがたくさんあります。

 

事前にテーマや「こういう構図、ポーズで撮りたい」と決めておくとその場で慌てなくていいので、いくつか当日やってみたい撮り方をこの本で探したりしてました。いくつか決めておいても、当日実践できたのは1~2個みたいなことも多いですが、それでも事前にネタを用意出来ておくと初心者としては心のゆとりが持てるなと感じました。

 

■フォトテクニックデジタル

 

最後は月刊誌の「フォトテクニックデジタル」。ポートレートなど人物撮影メインの雑誌です。プロの写真家が撮る写真を見るだけでも参考になりますし、なにより月刊誌なのでその時期その時期のタイムリーなネタがとても嬉しい。

 

例えば2016年1月号では「冬のトキメキショット 萌えポーズを探せ!」という特集で冬ならではの撮影テクニックを取り上げていました。冬服をはためかせてみたり、「萌え袖」にしてみたり。実際これを読んで12月に撮影会に行って試してみたりしました。読者投稿ギャラリーも勉強になる写真が多く「こういう写真撮ってみたい!」と思えるものが多いですね。

フォトテクニックデジタル 2016年 1月号

フォトテクニックデジタル 2016年 1月号

 

本を読んで引き出しを作っておくといいですよー。 

 

テクニックも大事ですが、準備と心構えも大事

撮影会_橘杏_あんぽむ

ということで、撮影会初心者な私がモデル撮影会に臨むにあたってやってみた予習について書いてみました。予習して、心構えができていれば、当日の撮影も緊張しすぎずに楽しめたな、と実感しています。何かしら「撮影会でこういう写真を撮る!」と決めておくだけで全然違いますよ。そして、予習しておくことで、少し心に余裕ができるので、撮影会をより楽しめるはず。初めてモデル撮影会に臨まれる方に、参考になれば幸いです。

 

実際にいろいろ試してみて撮ってみました

daiki-photo.hatenablog.jp

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