限定醸造「特別な」マスターズドリーム！
2016年7月26日に数量限定で発売されたサントリー「プレミアム・モルツ マスターズドリーム〈無濾過〉を購入しました！元々マスターズドリームはプレミアム・モルツの上を行く、プレミアムの上を行くプレミアムビールという位置づけで発売されているビールです。今回はその「マスターズドリーム」の無濾過版が登場しました。通常はギフト版として販売されることもあるビールです。
近所のセブン－イレブンで購入したのですが、お値段は税込み318円とプレミアムの上のプレミアムという位置づけでしょうか。限定かつ特別なビールというところですね。逆に一本のビールにこの値段は・・・と感じる人もいると思います。量も305mlで缶一本より少ないですし。そういう意味では裾野を広げるというよりはビール好きに挑むという感じの意味合いを持たせたビールなのかもしれません。
＜無濾過＞とは
通常、市販されているビールのほとんどは醸造の過程でとても目の細かいフィルターを通して、ビールの醸造で製造される酵母を濾過しています。酵母はビールを醸造するために必要不可欠なものですが、濾過しなければいつまでも発酵を続けるため、普段は酵母を濾過するか熱処理をすることでビールの状態を安定させています。つまり無濾過というのは酵母がビール内に残っている状態のことを指しています。
無濾過、ということで熟成されたビールをそのまま瓶に詰めて、ということになります。今回のマスターズドリームは醸造で生まれた酵母をそのまま瓶詰めされている状態。酵母が含まれていることによるコクや香りが楽しめるといえます。マスターズドリーム＜無濾過＞の紹介文では、無濾過ならではの「丸みのある甘み」と「心地良い余韻」が楽しめると書かれています。
ちなみに瓶のラベルには漉いた和紙のような紙を使っていて、高級感を演出しています。さらには瓶の形にもこだわり、グラスに少量ずつ注ぎ、丁寧に細かい泡を生み出すための工夫がされているなで肩のフォルムになっています。プレミアムの上を行くプレミアム、こういった部分にも気を使っているんですね。
注いだビールは、通常のプレミアムモルツと比べるとほんのりと赤みがあるようなゴールド。一口飲んでみるとまずはプレモルらしい麦芽のコクと甘みがしっかり感じられます。そして後味に苦味が残るコク深い味わい。残る苦味が後を引きますね。でも、無濾過ならではの丸みは確かに感じられて、口当たりがとても滑らかで喉越しが良いです。麦芽の旨味、喉越しの良さ、後を引く苦味の余韻。とてもバランスの取れたビールです。晩酌で飲むよりも、グラスに注いでじっくりと、リラックスしながら飲みたいビール。
贅沢に、特別に。しっかり味わって飲みたい一本
素材や醸造の手間に加えて、ビールのボトルやラベルにもこだわりぬいた、手間も値段もプレミアムの上を行くプレミアムなビール。自分で飲むときは、贅沢に、自分のご褒美として飲みたいビールです。ビール好きの方にとってはとても良いギフトになりそうです。
いいグラスに注いで、もったいぶってじっくり飲みたい、プレミアムモルツ マスターズドリーム＜無濾過＞でした。
