秋限定のプレミアム・モルツ!
2016年8月最後の限定ビールはサントリーのプレミアム・モルツから「〈秋〉香るエール」が登場しました! 金のプレミアム・モルツとは違う青いラベルの「香るエール」の秋限定スタイル、という位置づけとのこと。通常のプレモルが下面発酵でコクのある味わい、青の「香るエール」は上面発酵で香りに重きを置いたスタイルとなっています。今回は上面発酵のエールタイプでの限定醸造ということなんですね。今回はコンビニで購入したので330ml缶で税込み245円でした。
フルーティで芳醇、アルコールはやや強め
グラスに注いでみると少し赤みかかったような明るい茶色のビールです。口にしてみると、香ばしい麦芽の香りが広がります。見た目ではコクが強そうですが、ベースが「香るエール」ということでコクは控えめ。ただ、アルコール6%ということで、アルコールの強さが割としっかり主張してくる感じを受けます。冷蔵庫から出してすぐの温度だと、麦芽の香りが全面に出てきますが、少しずつ温度が上がってくるとプレミアム・モルツならではのホップのフルーティな香りが感じられます。秋の夜長、じっくりと温度と香りの変化を楽しみながら飲むのが良さそうですね。
今回は香りが特徴の「香るエール」をベースにアンバーエールっぽいビールに仕立てた印象です。個人的には定番のプレモルで、コクと甘みのあるアンバーエールも作って欲しかったかも。あとは、サントリーさんのビールで「飲みごたえ」を追うとアルコールの強さと風味が出てくるので、上手く旨みやコクでアルコールの風味を包み込んでくれるとさらに嬉しいなぁ、なんて。個人の感想です。
〈秋〉香るエール。少し温度を上げてから飲むとフルーティかつ香ばしい香りが楽しめる一杯。秋の夜長にじっくりと。
2016年10月にはこれまた新しいスタイルの「スパークリングゴールド」が販売されました。いろいろなスタイルで楽しめるプレミアム・モルツです。
ピルスナータイプのグラスもよいですが、香りを楽しむならワイングラスの「ブルゴーニュ」で飲んでみるのもいいですね。香りがよりふくよかに感じられそうです。