ディープな高架下「有楽町高架下センター商店会」
週末に銀座に出かけた際、もうちょっと散歩しようかな、と有楽町から東京駅まで歩くことにしました。銀座から有楽町へ、そこから東京駅の丸の内側に向かいます。有楽町から丸の内まではいろいろなルートで歩けますが、今回は有楽町のディープな高架下である「有楽町高架下センター商店会」を歩いてみました。
「有楽町高架下センター商店会」は東京駅と有楽町駅の間のJRと新幹線のガード下の隙間に位置している場所で、有楽町の大きな無印良品の脇あたりが入り口になっています。昼間でもちょっと薄暗い、なかなかに怪しげなエリア。週末の昼間ということで閉まっているお店がほとんどですが、平日の夕方にはサラリーマンで賑わっているとか。
有楽町側から歩いていくと、左手に一際ディープな横道が。「丸三横丁」という名前の薄暗い入り口。。ゲートが閉められていました。週末だから閉まっているのかと思っていましたが、あとで調べてみるとどうやら高架の耐震工事の影響でこの通りのお店はすべて閉店してしまったようです。
ゲートにカメラを差し込んで撮影してみました。右手の焼き鳥屋「さつまや」さんは安くて美味いお店だったとか。なかなか一人で足を運ぶのは勇気がいりそうな場所ですが、こういうところに名店が隠れていたりするんですよね。
ガードを抜けると、そこは丸の内。ロールプレイングゲームで洞窟を抜けて別の大陸に出たかのように、ガラッと雰囲気が変わります。たった200メートルほどの距離ですが、まさに異空間。
週末の丸の内は賑わってはいますが、適度に人がいる程度であまり混み合っていないので、カメラを持って散歩をするにはちょうどいい場所だったりします。
KITTEの屋上庭園へ
丸の内にせっかく来たので、久々に「KITTE」の屋上庭園に登ってみました。上から見る東京駅は美しい。
そういえば開業当時は三脚の使用OKでしたが、現在は三脚・一脚共に安全のため使用不可と張り紙が出ていましたね。
東京駅前のロータリーの整備はまだまだ続いています。2017年春に工事が完了する予定とのことで、ロータリーと共に駅前の中央部分は歩行者広場として解放されるようです。御影石で舗装され、ケヤキが植樹される広場、写真を撮るのが今から楽しみ。あと半年ほどですが待ち遠しい。
丸の内のオフィスビルは宮殿のよう
屋上庭園を降りてもう少しぷらぷらと丸の内を歩きます。丸の内といえばオフィス街。さまざまなオフィスビルがありますが、エントランス部分がまるで宮殿のようなところがあって、これがまた絵になります。ここはポートレートが捗りそう。丸の内で撮影会があるときは、ぜひ撮影してみたいスポットです。
およそ35mmで切り取る丸の内
今回は新しいレンズで有楽町・丸の内を散歩してみました。AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDをD7100に装着しての撮影なので、画角は36mm。50mmと並んで標準レンズと呼ばれることの多い35mmの画角ですが、やはり使いやすい。自分の目で見たままというか、それに近い部分を切り取れる感じがします。撮影したくなる建築物も多いので、50mmよりもう少し広いといいなぁ、というときの35mm。個人的にはかなり好みの画角。これからいろいろ使っていきたいレンズです。いろいろと撮影したので、そのうちAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDについてまとめてみたいと思います。