ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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ご当地一番搾り飲み比べ 北部九州エリア編!

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長崎、福岡、大分、佐賀の一番搾りを飲み比べ! 

 

2017年も絶賛好評発売中の「47都道府県の一番搾り」。詰め合わせセットを購入して、甲信越エリアに引き続いては九州北部エリアの4県の飲み比べをしていきます!九州北部4県は福岡、佐賀、長崎、大分の4県。昨年は佐賀を除いた3県の一番搾りは飲んでいますが、佐賀は今年初めて。これは楽しみです。

 

工場のある福岡は「福岡づくり」

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まずは「福岡づくり」からいただきます。今回はキリンのビール工場のある9ヶ所のみ「◯◯づくり」という名前を名乗っています。福岡もその一つ。今回の北部九州4県のみならず、九州エリアすべてのビールを醸造しているのがこの福岡工場なんですね。

 

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福岡づくりの特徴は、福岡県産大麦麦芽を100%使用している点。これぞご当地一番搾りの見本のような特徴です。

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グラスには美しい薄めのゴールドのビールが注がれていきます。 飲んでみると、麦芽の旨みをしっかりと感じさせつつ、後味はスッキリとした飲みやすい一杯。ビールの説明にもあるように、味付けの濃いめな福岡の郷土料理に合わせて、料理を引き立てつつビールの旨みを感じられるようにバランスが取れている印象です。飲みやすいし、食事にも合わせやすいビール。モツ鍋と福岡づくり、合うだろうなぁ。。。

 

キリッとした苦味に麦芽の旨味が重なる正統派「佐賀に乾杯」

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続いては初対面「佐賀に乾杯」。去年は購入することができず、飲めなかったのです。佐賀県は過去に一度だけ行ったことがありますね。呼子に行ってイカシュウマイを食べた記憶があります。 

 

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「佐賀に乾杯」の特徴も、福岡づくりと同じく「佐賀県産大麦麦芽100%」。調べてみると、九州北部は大麦の生産が盛んな地域で、その中でも福岡と佐賀は2大生産地となっているそうです。平成26年度には佐賀県は二条大麦の収穫量で日本一になっています。 日本一の大麦麦芽のビール、ということですね!

 

九州農政局/(九州の農業)6.麦の生産状況

 

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色合いは福岡づくりと同じく鮮やかなゴールド。飲んでみると、昔ながらの日本のビールらしいしっかりとした苦味があって、その奥に麦芽の旨味が出てくる味わい。クラシックラガーみたいな感じ。とがった特徴はないけれど、これぞ正統派!安心感のある一杯です。 

 

 

長崎の夕焼けのような色合い、豊潤な「長崎に乾杯」

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3本目は「長崎に乾杯」。昨年の一番搾りガーデンで飲んだときも好きだった一杯です。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

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長崎も九州産麦芽をウリにした一杯になっています。東北はホップの生産が盛んで地場ホップを使った一番搾りがありましたが、それぞれの地域で原材料にも特徴が出てくるのがご当地一番搾りの面白いところ。

 

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福岡、佐賀と比べると少し濃い目の色合いのビールが注がれていきます。長崎の夕焼けをイメージしたということで、赤みかかったビールになっています。飲んでみると麦芽の旨みをたっぷり含んだ豊潤な味わい。ホップの香りも広がりながら、飲み終わりは下の脇で酸味を感じる後味。キレとコクのバランスが取れている一杯です。やっぱり好きだなぁ。

 

麦芽の旨味と柑橘系のホップの香りが心地よい「大分に乾杯」

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そして九州北部、最後を飾るのは「大分に乾杯」。大分の名産、かぼすをイメージしたグリーンのイメージカラーの県のマークが目立ちます。 

 

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こちらは大分県産大麦麦芽を一部使用、とこだわりの地場産麦芽を投入。あえて一部にしているのは、味のバランスを整えるためなのかも、と思ったり。

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今までの中で最もクリアで薄めのゴールドのビールです。一口飲むと、麦芽の旨みを感じつつも、ホップの香りが鼻の奥で広がっていく、爽やかな一杯。特産のかぼすをイメージさせるようなほのかな柑橘系の香りがします。去年飲んだときは酸味を感じたのですが、今年はさほど酸味は感じず、バランスが取れているようです。エール系の華やかな香りではなく、奥ゆかしいほのかな柑橘系。それでいて飲みやすいビールに仕上げてきています。レベル高い!

 

九州北部4県の一番搾りを飲み比べてみました。地域の特産ということで、ご当地大麦麦芽を使用した、という共通点がありながら、それぞれ異なる味わいになってくるのがご当地一番搾りの面白いポイントです。「佐賀に乾杯」の正統派ど真ん中な感じの味わい、好きです。去年飲めなかった分、今年飲めて良かったなー! 

 

DAIKIの野望・リターンズ!

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ご当地一番搾りを飲んだエリアを白地図で塗りつぶしていく「DAIKIの野望」。前回の甲信越エリアに加えて、九州北部をクリアしました!お次は東海エリアだ!乞うご期待!