TOKYO CRAFT第2段はセゾンビール!
サントリーのクラフトビールシリーズ「TOKYO CRAFT」から第2段となる「セゾン」が発売されました!
「セゾン」ビールと言えば、起源はベルギーの農家が夏の農作業の休憩の時に水分補給用に飲んでいたビールとされています。水のように飲めるとはよく言いますが、まさに夏にふさわしいスタイルのビールです。今回のセゾンもこれから迎える夏にピッタリ!というところでしょうか。
1年前は「クラフトセレクト」名義でセゾンタイプのビールをリリースしていましたね。
「TOKYO CRAFT」と銘打っていますので、醸造は東京・武蔵野ブルワリー。今回のビールはパッションフルーツの香りが特徴の希少品種「ギャラクシーホップ」を100%使用して、上面発酵酵母を使用して醸造することで香りを楽しむタイプのビールになっているとのこと。
余談ですがパッションフルーツってトケイソウの仲間なんですね!ビールのおかげでひとつ勉強になりました。
柑橘系の香りと苦味が心地よい爽やかなビール!
缶を開けると柑橘系の香りがただよいます。グラスに注ぐと少し薄めのゴールドのビール。見た目から爽やかです。さっそく一口飲んでみると、グレープフルーツを思わせる、柑橘系の香りが口から鼻を通っていきます。意外と苦味を感じますが、これもいわゆる柑橘系のフレッシュな苦味というやつでしょうか。グレープフルーツの皮の近くを食べた時の苦味に似ています。ラガー系の麦芽をどっしり感じる苦味ではないので、軽やかで爽やかな苦味ですね。
炭酸の刺激も心地よく、フレッシュな香りと苦味が楽しめるのでとても飲みやすく、確かにこれは水のように飲んでしまえるビールだという印象を受けました。個人的にはキリッと冷やしてシャンパンのように食前酒っぽく飲みたいかなー。
セゾンビールは明確にこれだというスタイルはなく「飲みやすい」という共通点のもとにそれぞれいろいろな風味のビールをリリースしています。最近だとグランドキリン「ひこうき雲と私」もセゾンビールです。こちらはベルジャン酵母を使用した、よりフルーティな味わいのビール。飲み比べてみると面白そう。
クラフトビールの楽しさを手軽に味わえる「TOKYO CRAFT」シリーズ。飲みやすくてオススメです。これから気温の上がる季節、ぐいっと飲める「セゾン」ビールです。
ビール新商品、続々リリースされていきますよ!