北千住の気になるカフェへ
北千住で気になっていたカフェ「SLOW JET COFFEE」さんへ行ってきました。北千住の紹介本などにも取り上げられていて気になっていたお店で、ようやく足を運ぶことができました。
お店の場所は北千住、というよりは北千住と東武スカイツリーラインの隣の駅である牛田の間くらいにあります。今回は牛田駅から歩いていくことにしました。
牛田駅から北千住方面へ、東武スカイツリーラインの線路を右手に見ながら墨堤通りを歩いていきます。牛田駅からお店までは約600メートル。7～8分ほど歩いていきます。
お店に到着すると店内とテラス席にはすでに大勢のお客さんがいらっしゃいました。地元・北千住の方が多いようですが、わざわざこのお店でコーヒーを飲むために車でやってきているような方もいらっしゃるようです。
カウンターには男性のスタッフさん3人が切り盛り。テキパキと仕事を進めて、お客さんにコーヒーを提供していました。雑談などもありつつも、基本は黙々と自分の仕事に向き合う、若き職人といった雰囲気で佇まいがカッコイイ。自分のオーダーした商品が届くまでの間も思わずスタッフさんの動きを目で追ってしまいました。
暑い日の午後だったので、アイスのカフェラテと、シュークリームをオーダーしました。カフェラテは、カフェ王国と呼ばれるフランスのナンバーワン企業と言われるユニック社のエスプレッソマシンで抽出されたエスプレッソを冷えたミルクに注いで登場。二色が混じり合うのを見るのが楽しい瞬間です。エスプレッソの苦味をたっぷりのミルクで割って、香ばしさはそのままに、とても飲みやすいカフェラテです。
シュークリームはクリームがたっぷり。コーヒーによく合うしっとりと甘いクリームはカスタードクリームと生クリームが混ざったものかな。えいやっとかじりつくと、周りからクリームがあふれ出るボリュームです。食べごたえがあるし、なにより美味しい。シュークリームとカフェラテがよく合うのです。
店内はコンクリートの打ちっぱなしの壁に、元々ガレージだった名残を残すような木の板が並ぶ天井、そして鉄骨むき出しの感じが相まってオシャレなカフェ空間になっています。
ちなみに店名の「SLOW JET COFFEE」ですが、SLOWは一杯ずつ丁寧にじっくりと淹れたドリップコーヒー、JETはユニック社のエスプレッソマシンで高速抽出されたエスプレッソのことを指しています。店内にもジェット機のオブジェが飾られてたのはそういう理由だったんですね。
心地よい音楽が流れる店内で、ストローでアイスのカフェラテをかき混ぜて、カランカランという氷の音を聞きながら、ぼんやりと過ごす休日の午後。
店内のお客さんも様々で、話し込んだり、本を読んだり、PCでなにやら作業をしていたり。若い方もいればご年配の方もいたり、ベビーカーで赤ちゃんを連れてきている方もいて、それぞれがそれぞれの楽しみ方、くつろぎ方で店内の空気を作り出しているようでした。 すごくいい雰囲気のお店です。
カフェメニューのクオリティの高さはもちろん、お店の雰囲気がすっかり気に入ってしまい、次の週の週末には、奥さんと息子くんも連れて再訪してしまったのでした。
息子くんが散歩の途中に昼寝タイムに突入したところを見計らってカフェタイムです。奥さんはじっくりドリップで淹れたコーヒーをオーダーしました。お店のロゴがプリントされたカワイイマグカップでいただきます。
コーヒーには甘いものがよく合うよね、ということで「至高のショコラ」なるケーキをいただきます。しっとり濃厚なチョコレートケーキ。チョコレートの甘味がコーヒーの旨みをより引き出してくれるようなステキなマリアージュ。美味しい。
前回シュークリームだった私は、今回はプリンを注文してみました。甘さ控えめなカラメルソースとしっとりとしたプリントの相性、そしてコーヒーとの相性抜群の一品。これまた美味しい。
わざわざこのお店でコーヒーを飲みたいと思えるお店
奥さんを連れて再訪したのですが、奥さんもいたく気に入ったようで「わざわざこのお店に来てコーヒーが飲みたい」とまで言っていました。その言葉に私も同感で、コーヒーと共にこのお店の雰囲気を味わいたいので、またお店に行きたくなる、そんな風に感じています。
お店は北千住の他京都に2店舗、計3店舗出店されています。京都の2店舗はそれぞれ高台寺の境内と京都市動物園というなかなかステキな場所にお店を構えています。どちらも行ってみたいなぁ・・・
北千住のくつろぎの場所を見つけました。SLOW JET COFFEEさん、またお邪魔させてもらいますね。
