127年のヱビスの歴史から生まれた新しいスタイル
ヱビスビールから「ヱビス#127(イチニーナナ)デュアルスムース)」がセブン&アイグループ限定で発売されました。ヱビスビール誕生から127年目の新たなチャレンジを意味した「#127(ハッシュタグ イチニーナナ)」をビールの名前に据えたビールです。昨年は「#126」として発売されており、2年連続でこのシリーズのビールがリリースされたことになります。
もともとキレイなブルーの市松模様でしたが、昨年の#126から缶のラベルの色が濃くなっています。濃いブルーの組み合わせもまた美しい。ヱビスは缶のラベルのデザインやカラーリング、素材のこだわりが強いように感じます。日本最古のプレミアムビールのプライドというか、中身だけでなく外見もしっかり見せるという姿勢、好きです。
#127の特徴は、ヱビスビールならではのコクはそのままにしながらも、苦味を抑えてスムースに飲みやすくしているという点です。そのために通常のヱビスの醸造方法とは異なる手法である「デュアルスムース製法」「ホップ2分割添加」「ホップエキスの活用」で苦味と渋みを抑えているとのこと。ホップエキスについてはサッポロビールがファミリーマート・サンクス系列限定で発売した「ビアサプライズ 至福のキレ」でも使われています。サッポロビールの中で流行の手法なのでしょうか。ちょっと気になるところです。
やわらかい苦味とヱビスらしいコクの融合
缶をプシュッと開けるとホップのフレッシュな香りが。グラスに注がれたビールは少し明るめのゴールドで、泡立ちも良いです。さっそく飲んでみるとやわらかい口当たりが印象的です。アルコール度数6%のしっかりしたボディながら、アルコールのえぐみや渋みがなく、苦味もやわらかくまろやか。それでいて、ヱビスらしいコクがあるので、飲んだとき、後味の満足感がありますね。普通のヱビスはどことなく強い味わいですが、この「#127」はやわらかみがあります。飲みごたえと飲みやすさを両立させて、かつ満足感も得られるという、完成度の高いビールだと思います。
セブン&アイグループ限定ということで購入できる機会は限られますが、通常のヱビスと飲み比べて、その違いを楽しむというのも面白そうです。確かな実力派のビール「ヱビス #127」でした!
昨年発売された#126も飲みました。去年は後味すっきりという感想を書いていましたね。
ビール新商品情報まとめてます。
8月9月はビールの新商品・限定商品リリースが増えますね。新しいビールの発売日は基本的に毎週火曜日なので、火曜日にスーパーやコンビニの棚を覗いてみると新しい商品に出会えるかもしれませんね。