東武ファンフェスタに遊びにいってきました!
1歳4ヶ月になった息子くん、最近乗り物に興味を示しはじめていまして、特に電車を見ると「あー!あー!」とアピールしてくるようになりました。ホームで電車を見送ってバイバイしてみたりと、今のお気に入りはどうやら電車のよう?
そんなタイミングで東武鉄道の年に1度のイベント「東武ファンフェスタ」があるということを知り、遊びに行ってみた次第です。子どもはまだ1歳、親も東武線沿線に住んでいるので愛着はありますが電車にはあまり詳しくないというライトで丸腰な感じで行ってしまったのですが、とても楽しめたイベントでした。
2017東武ファンフェスタ|東武沿線の鉄道動画やエンタメ情報を発信するTOBU are GO!GO! アーカイブ
東武ファンフェスタの会場は南栗橋
東武ファンフェスタの会場は東武鉄道の車両基地、南栗橋車両管区。その名の通り東武日光線「南栗橋」駅が最寄り駅となります。地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との直通運転をしている列車の終点駅にもなっているので、普段東武線を使わない方でも駅名だけは見たことある、という方も多いかもしれませんね。
車両管区は南栗橋駅から徒歩でおよそ15分。駅から会場までのシャトルバスが運行していますが、結構な行列ができていました。本数も多いので待ち時間はそれほど長くなさそうです。
我が家はベビーカーで来ていたということもあり、徒歩で会場に向かうことにしました。歩いて会場に向かう人も多いので、人の流れについて行けば迷わず会場へ。
あ、ちなみに鉄道会社のイベント、ということもありますが、車での来場は駐車場探しに難儀するかもしれません。イベント会場には当然駐車場はなく、会場近くの駐車場の空き状況は正直読めないです。南栗橋駅の周辺は住宅街なので、駅前のコインパーキングが埋まると次にどこに止められるか・・・我が家も車で行くことを検討はしてみたものの、南栗橋の駐車場事情が読めないので電車で行きました。
徒歩で会場へ向かおうとすると、駅の方からイベント記念のチケットをいただきました。昔懐かしい紙の切符をモチーフにしたチケット。
裏面は東武鉄道で走っている列車の写真が乗っていて、息子くんがもらったのはSL「大樹」!おお、カッコイイ!一度乗ってみたいんだよなー。
駅から会場に向かう途中にはこんなお出迎えが。乗務管区の施設みたいですね。なんかほっこり。
いよいよ会場へ到着!歩いてやってきた人、シャトルバスでやってきた人が続々と会場へ吸い込まれていきます。イベント開始の10時からさほど時間が経過していないはずなのに、イベント会場は大賑わいの様子。
会場入口から会場の中心部へと向かって歩いていきます。隣には工場へと繋がる線路が何本も走っていて、電車がお出迎えしてくれているようです。
会場となる工場棟のそばにはさっそく人だかり。近づいてみると、寝台特急北斗星の車体が展示してありました。
おおお、名前は知っていたけど実物ははじめてみたぞ・・・寝台列車だから中はそれこそ寝台になっているのかな?いきなり予想外のお出迎えでなかなかテンションが上がってきました!
イベント会場に到着すると車掌さん(駅長さんかな?)がシールを配っていて、息子くんがゲット。会場に向かう途中の記念チケットもそうですし、こういうおもてなしって嬉しくなりますよね。
車両工場見学は子どもも大人もワクワク!
東武ファンフェスタの見どころのひとつは車両工場の中に立ち入って、電車が整備されている姿など普段見ることができない部分を見られるところ。ところどころ実演コーナーなどもあり、行列ができているところもありますが、基本は歩いて自由に見学できるようになっています。
さっそく工場の中へ足を踏み入れてみます。おお、見たことある車体の整備中の姿が!たぶんこのタイプの車体は通勤でもお世話になっているやつだ・・・!
ドアが全開で座席のシートが外されていたり、車体の下の回路装置みたいなものがむき出しになっていたり、普段見られない姿というのは知識がなくとも見ると興奮するものですね。楽しい!たぶんこのときは息子くんより楽しんでいた気がする・・・!
以前に飛行機の整備工場見学にも行った時にも感じましたが、工場の雰囲気ってどこかピリッとしていて、身が引き締まりますね。安全を守るためにここでいろいろ点検とか整備しているんだなー。
親子制服着用体験コーナーで記念写真!
一度工場から外に出てみるとまたもや行列のできるエリアを発見。親子連れが目立ちますが、こちらはなにをやっているのかと見てみると、、、
なんと、東武鉄道の制服を着て写真が撮れる「親子制服着用体験」コーナー!親子連れが多いのはそのためだったんですね。
制服が着られるというワードに奥さんが反応して「息子くんに制服着させて写真撮る!」と珍しく言い出したので並んでみることにしました。普段あまりこの手のイベントには反応しない奥さんでしたが、ここでは息子くんより奥さんが楽しんでいた気がします。
写真撮影はまずゲストだけ撮影して、何枚か撮影したら本物の車掌さんが登場!一緒に出発進行ー!のポーズで撮影してもらいました。
電車もあまり見かけないカラーリング。帰って調べてみたら東武亀戸線や大師線で走っている試験塗装の車体だとか。意識して見てなかったから気づかなかったけど、今度駅に行ったら探してみよう。
子供用の制服は90センチから用意されていました。息子くんは最近80センチの服を着ているので、90センチはちょっとブカブカ。
肩パットが主張する、80年代の着こなしを見せつける1歳4ヶ月。
ちなみに大人用もサイズは豊富。男性用、女性用ともに帽子まで用意されているので、親子で撮るのも楽しいですね!カメラをスタッフの方に渡して撮ってもらうか、誰かひとりカメラマン役で撮影するか、ですね。
食事は出店から駅弁まで勢揃い!
イベント会場にはフードエリアも用意されています。東武鉄道の系列会社や沿線エリアの名物、さらには駅弁まで販売されています!沿線エリアは栃木・群馬・会津の郷土料理や名物が並んでいましたね。お昼前の11時台でなかなかな人の数。なかなかなお祭り感が出ています。
食事や休憩スポットとして、東武の車両が用意されていました!いつもは移動に使う電車の中でごはんを食べたり休憩したり。ちょっと新鮮な気分。なかなか面白いですね。
あとは車両管区の食堂も座席が解放されているので、屋内で座って食事したいときは休憩用車両か食堂へ。ピーク時は混みそうです。
車両撮影会は大行列!
今回密かに楽しみにしていたのが「車両撮影会」。東武鉄道の車両がずらっと並ぶ姿を線路上で自由に撮影できる鉄道ファンならずとも楽しめそうなイベントですが、さすがに人気でお昼を食べたあとに行ってみると長蛇の列が。15分刻みで交代制とのことですが、1時間は並びそう。。奥さんも息子くんもいるので今回は見送りとなりました。来年はしっかりスケジュール立てて来なければ、、!と心に誓ったのでした。
展示は電車だけでなくバスや特殊車両などもあります。こちらは東武バスの最新機体のようですね。 運転席に座ることができるので、こちらも行列ができていました。
最新バスにも興味津々な息子くん。タイヤの直径と身長があまり変わらない。。デカイ!ここまで近づいて見る機会ってそうそうないのでいい経験。
体験コーナーは大人気でした
もう一度工場に入って続きを見学していきました。工場の中は整備中の電車の展示だけでなく、実際に電車の設備を動かしたりすることができる体験コーナーが設けられています。電車の運転席にあるマスコン操作体験はちびっこに大人気!長い行列ができていました。さっきの回路装置みたいなやつは、マスコンに連動して動くのか・・・見学していたら勉強になりました。
こちらはパンタグラフ操作体験。
私もちょっと心ひかれたのは電車の表示機操作体験コーナー。電車の行き先表示を変更することができるコーナーは大人の方が多かったかな?あのくるくる回る表示盤はなぜだかロマンを感じます。
もう少し息子くんが大きくなって、その時電車に興味を持っていたら絶対にやりたい!って言っていただろうなぁ。大人だってやりたいし。今回は見学だけでしたが、次回はぜひ体験コーナーにも参加してみようと思ったのでした。
東武ファンフェスタでは、一般展示の他にも線路の点検用に使う特殊車両の乗車体験や、実際の教育研修センターで使われている運転シュミレーターの操作体験など、、事前応募・当選者限定の体験イベントもあるそうです。応募はイベント開始の1ヶ月前からハガキで申し込むみたいですね。そんな早くからイベントは始まっていたのか・・・!今度出してみよっと。
2018年の開催は12月2日(日)!
2018年の開催はいつかなー、と待っていたのですが、11月に入って日程がリリースされました!2018年は12月2日(日)!なんとSL大樹もやってくるらしい!これは楽しみだ・・・!
文化祭みたいな楽しいお祭りでした
はじめて遊びにいった東武ファンフェスタ。鉄道のことに詳しくないし、どれだけ楽しめるんだろうか、と少しだけ不安もあったのですが、行ってみると子どもどころか大人も心躍る展示やイベントがたくさんあって、電車にくわしくなくても楽しめるイベントでした!
全体の雰囲気も、こなれたイベントというよりは年に一度の文化祭みたいな雰囲気でよかったなーと感じました。ガッチガチの鉄道イベントではなく一見さんでも気軽に楽しめる感じ。また行きたい!今度は車両撮影もやるぞー!
電車に詳しくなくても子連れでも楽しめた!2017東武ファンフェスタに行ってきた記事でした!