箱崎ジャンクションへ撮影に行ってきました。
夜景を撮影する人たちの中で、ひそかに・・・いや、すでにメジャーな被写体として認識されている、高速道路のジャンクション。頭上を伸びる高速道路が近未来的な印象で、撮影してみるととてもかっこいい被写体なのです。
ジャンクションは日本全国いろいろな場所に存在していますが、中でも特にフォトジェニックなジャンクションが東京都中央区にある「箱崎ジャンクション」です。ジャンクション撮影をする人たちからは「ジャンクション界の東の横綱」とまで称されていると聞きます。ちなみに西の横綱は大阪・阿波座ジャンクション。いずれはこちらも撮ってみたいなぁ・・・
そんな箱崎ジャンクションですが、横綱と言われるゆえんはその迫力。埼玉、茨城方面から流れる「6号向島線」、千葉方面からやってくる「7号小松川線」そして神奈川方面からつながる「9号深川線」の3つの道路が合流してくるため、高速道路が放射線に流れていくのです。
その造形は日本の神話に出てくる「ヤマタノオロチ」をほうふつとさせます。都心に現れたヤマタノオロチなんてカッコいいじゃないですか!これはぜひカッコよく撮影したいところ。
箱崎ジャンクションを撮るには、超広角が欲しい・・・!
さて、箱崎ジャンクションを撮影すべく、カメラと三脚を抱えて、箱崎ジャンクションの足元へやってきました。東京メトロ半蔵門線の「水天宮前」2番出口を上ると、そこはヤマタノオロチの目の前。
さっそくカメラをセッティングして、撮影してみたのですが、使っているレンズでは箱崎ジャンクションの全景が収まりませんでした・・・
今回持って行ったのはニコンの一眼レフを購入した時にセットでついてきたキットレンズ。広角端の焦点距離は18mmとなっていますが、使っているカメラがAPS-Cサイズのセンサーなので、焦点距離は1.5倍の27mmになります。
この記事のトップに貼っている写真は、超広角のレンズを使用して撮影しているのですが、2枚目はキットレンズでの撮影です。27mmも十分広角ではあるのですが、箱崎ジャンクションを撮影するにはそれでも狭かった・・・ ヤマタノオロチの首が伸びていくような迫力のある写真を撮るには、10mmや15mmくらいの焦点距離の超広角レンズが必要ということがわかりました。
さすが東の横綱、半端な装備では太刀打ちできないということですね・・・
道路が合流する部分の写真はいったんあきらめ、深川線へつながる道を下から撮影してみました。こちらも頭上に迫る龍の腹のようでカッコよくて気に入っています。箱崎ジャンクション、撮りごたえがありますね!
ジャンクション撮影には広角~超広角レンズで撮影したい
ジャンクション界の東の横綱・箱崎ジャンクションへ行ってきました。 横綱と称されるだけあってさすがの迫力でした。その迫力を画面全体に収めるためには、できれば超広角レンズがほしいところです。焦点距離としては10~15mmくらいあると、頭上に伸びる道路がバッチリ撮れるようです。
もちろん好みはありますので、超広角レンズでなくても撮影は可能ですが、個人的には超広角で撮影したい被写体でした。
その後、広角レンズでリベンジを果たした記事はコチラです。横綱、さすがの貫録。