はじめての銀閣。
久々の京都で、はじめての銀閣。
週末にPerfumeの大阪公演を観たあと、その余勢を駆って京都観光だ!と京都へ行ってまいりました。京都に来たのはいつ以来だっけ・・・結構久々に来たはず。
今回最大の目的地は銀閣に設定しました。中学時代の修学旅行の際にはコースから外されてしまい、以来何度か京都に行く機会はあったものの諸々の事情で行けなかったのです。そのため今回の銀閣は個人的な悲願でもありました。
侘び寂びは中高生じゃわからないよね
銀閣の、いわゆる枯れた感じのある美しさはいわゆる「侘び寂び」の極みとも言われますが、初めて見て思ったのは「これは中学の時に来ても良さを感じきれないままかもなぁ」ということ。
中学・高校で京都に修学旅行に行く際に、コースに組み込まれたり、自由行動で回ったりしますが、銀閣に行くのは「なんとなく知ってるから」という知名度が理由のような気がします。教科書で見たから実物も見たろか、みたいな。でも、それだけだと「ふーん」で終わってしまったのかもなー、なんて。少なくとも私の学生時代を思い返せば銀閣で感動できるような素養はなかった気がする・・・
ある程度年を重ねてから来たほうが、ありがたみが大きいのかもしれませんね。
1枚目の写真は青空が見えていましたが、実は雨がぱらつく天気でして。降ったりやんだりの中、銀閣を見て回っていました。ただ、銀閣にはくもり空もよく似合う。初めて来たなりの感想です。
紅葉は少しずつ散り始めていましたが、散った葉たちも美しいですね。紅葉を美しいと思うようになったのも、大人になってカメラをはじめてから。そういう意味では、今回ようやく銀閣に来れたのも、そういう理由なのだ、ということでしょうかね。うんうん(自己満足)
竹林と紅葉、そして花のように咲く和傘。いやぁ、美しい。
約20年の時を経て、ようやくやってこられた銀閣。大人になって、カメラを持ってきて、心からいいなぁと思える訪問でした。