ニコンの60mmマクロで春の散歩
マクロレンズと花の撮影は相性抜群!
春は花や植物の写真を撮影するのが楽しいですよね。せっかくなら花に寄って写真を撮りたい・・・ということで、ニコンの60mmマクロレンズである「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」を装着して、春の散歩へ出かけてみました。
カメラはD7100というDXフォーマット(APS-Cサイズセンサー) のカメラなので、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを装着すると、1.5倍の焦点距離となります。今回の撮影は焦点距離90mmといわゆる中望遠の領域です。
公園を散歩していると、小さな花壇にチューリップが咲いているのを見つけました。さっそくマクロレンズで近づいて撮ってみましょう。おお、被写体は大きくキレのある描写で、後ろはキレイにボケてくれます。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDの最短撮影距離は18.5センチとかなり被写体に寄ることができます。今回は30センチほどの距離で撮影しましたが、もっと近づいて撮ることもできますね。
ピント合わせが速い「爆速AF」
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDと言えば、そのオートフォーカス性能を語らないわけにはいきません。その精度に加えて、ピント合わせのあまりのスピードに「爆速AF」と言われるとか。
実際、青いマーガレットの花を見つけてピントを合わせようとシャッターを半押ししたら、あっという間にピントが合います。半押ししたらシュッ!は、速い・・・!
このAFの速さはマクロレンズでじっくり撮影するだけでなく、スナップ撮影やポートレートなどにも効果的そうですね。撮りたい瞬間をすぐにピント合わせしてくれるのは嬉しい。
春の逆光にも負けないナノクリスタルコート
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDは、逆光などの際に発生するゴーストやフレアを抑えるためのコーティング技術「ナノクリスタルコート」を採用しているレンズです。春の太陽を浴びた花を撮影しようとすると、どうしても逆光になるシーンも出てきますが、そんな太陽光の強い場所でもそれをものともしないナノクリスタルコート。スゴイ。
ポートレートでも敢えてモデルさんを逆光のポジションに立たせてシルエットをふわっとさせる撮影方法もありますが、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDならその撮影も捗りそう。
すでに発売から10年近く経過しているレンズですが、いまだ主力レンズとして販売されているのは人気と実力を兼ね備えているからでしょう。Amazonだと6万円台で購入できるんですね・・・あれ、欲しい。
Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED フルサイズ対応
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: エレクトロニクス
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AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED、いいレンズでした。マクロ撮影だけでなく、スナップやポートレートにも使いたいレンズです。フルサイズのカメラに装着して60mmの焦点距離で使うのもいいですが、DXフォーマットで90mmの中望遠単焦点として使うのも面白いですね。中望遠の焦点距離で撮影すると、撮りたい被写体を切り取って浮かび上がらせるような写真が撮れます。ポートレートに最適な焦点距離のひとつとして85mm近辺が挙げられることが多いですよね。被写体に近づいてもよし、中望遠の魅力を活かしてすこし離れた場所から撮るもよし・・・よし、いずれ買うぞ!
ニコンの実力派マクロレンズ、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDでいろいろ撮影してみた記事でした。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDで撮った写真はこちらです。
逆光のシチュエーションでもきっちり被写体にピントを合わせる実力。
春の浜離宮でナノハナやミツバチを撮影。やはりマクロレンズと花の撮影の相性は抜群。