羽田空港から夜明けの写真を撮る
ここ1~2年、夜明け前の写真を撮りにいくようになりました。夜景とはまた違った魅力のある美しさ、特に空の美しさを楽しめる時間なので、撮影スポットを探して撮影しています。今回は羽田空港で夜明けの写真を撮ることにしました。
国際線ターミナルの展望デッキは24時間開放
夜明け前の写真を撮るには、少なくとも日の出の30分くらい前には撮影スポットへ到着したいところ。この日の日の出は6時50分。調べてみると羽田空港国際線ターミナルは展望デッキが24時間開放されているんですね。展望デッキの方角もちょうど東向き。夜明けの撮影ポイントとしては絶好のロケーションです。
最寄りの駅から電車とモノレールを乗り継いで、国際線ターミナルには6時10分頃到着しました。雲の多い空模様ですが、雲の切れ間から赤く焼けた空、白んだ空が見えます。雲の切れ間もあるし、逆にこれくらい雲がある方がドラマチックな写真になるかもしれないと前向きに考えましょう。
夜明け前の空の下、出発を待つ飛行機たち。手前のB787は特別塗装機でしたっけ。確かANA機体整備工場見学でそんな説明を受けた気が。意外と覚えているものです。
上2枚の撮影はD7100にAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gの組み合わせで撮影です。三脚を立てて、展望デッキのワイヤーが映らないように場所を調整します。
(1枚目はどうしてもワイヤーが写り込んでしまうのでトリミングしています。)
夜明け前の国際線ターミナルは出発便が少ないので動いている飛行機も少なく出発ラッシュ前の嵐の前の静けさが漂う空港の1枚に。飛行機そのものではなく、空港全体の雰囲気を残すなら50mmくらいの焦点距離はちょうどいいかな、と感じます。

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日の出の時間が近づいて、空がだいぶ明るくなってきました。
国内線第2ターミナルから日の出の写真を撮る
場所を移動して、国内線第2ターミナルへ移動してみました。移動の間に太陽は上り、東の空を赤く染めています。冬は空気が澄んでいて、遠くまでクリアに見えますね。
国内線ターミナルの展望デッキは朝6時30分から開放されます。こちらも東向きなので冬は朝焼けが楽しめる展望デッキです。
出発ラッシュをお見送り
ここからはレンズをAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gに付け替えて、手持ちで撮影します。D7100との組み合わせで焦点距離は127.5mmとなります。

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朝7時になり、次から次へと出発便が滑走路から飛び立っていきます。スカイツリーをバックに飛び立つJALの飛行機をお見送り。
空港で飛行機撮影をされている方々のカメラを見るとものすごい望遠レンズを装着されている方がちらほら。私のレンズなんて小さいものです。。それでも我が家で最も望遠のレンズ。これ一本で頑張りました。
展望デッキから飛行機を撮るなら、200mm~300mmくらいの望遠レンズがあるともっと迫力あるサイズで撮影できるんですよねー。ここに来るといつも望遠レンズが欲しくなってしまいます。。。
去年は80mm-400mmというレンズをお借りしていました。望遠もいいなー。
朝日を浴びて輝く機体。滑走路にも飛行機が増え、展望デッキにも出発前の観光客が増えてきました。
夜明け前後の空港も楽しい
冬の朝の澄んだ空気の中、朝焼けをバックに飛行機の撮影ができるので撮影していて楽しい朝の空港。雲の切れ間から差し込む太陽の光が美しく、撮影しながら思わずため息。
寒くなればターミナルの中でお茶をしながら待つこともできるので、同行者がいる場合も勧めやすい(?)早朝撮影スポットです。夜中でも建物に入ることができるのは助かりますね。
この冬も、また夜明けの撮影をしに行こうと思います。