ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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中望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」で夜景を撮ってみました

上野公園の夜景1

AF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gで撮る夜景

 

普段はポートレートやネコさんの撮影に使っているレンズ、AF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gで夜景を撮ってみました。普段夜景撮影の際はシグマの10-20mm F4-5.6 EX DC HSMという広角レンズを使用しているのですが、85mmの単焦点を使うと単純にどんな風に写るのか興味があったので、日の暮れた上野公園で試し撮りです。APS-CサイズのD7100に装着すると127.5mmという中望遠の焦点距離でどんな感じに写るのでしょうか。

 

中望遠でF1.8の明るさ。上位機種でF1.4のレンズもありますが、性能は遜色なし。お買い得なレンズの一本かと。

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G フルサイズ対応

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G フルサイズ対応

 

 

 現在の夜景撮影の主力レンズ。APS-Cで15mmの超広角撮影が楽しめる一本。ジャンクションの撮影にもかなり重宝しています。

 

 

まずは街灯が輝く並木道に向けて1枚。街灯の光が直接レンズに入ってくるので、ゴーストやフレアが出やすいシチュエーションです。画面中央と左側にゴーストが少し出ています。ナノクリスタルコートではないので、逆光にものすごく強い、という触れ込みではないですがこのあたりは許容範囲かなという感じです。

 

 

 

上野公園の夜景2

 

200メートル先の東京国立博物館が間近に

 

次は東京国立博物館の方を向いて撮影します。撮影場所から博物館までは200メートルほど距離がありますが、ぐぐっと寄って写っています。手前には大道芸の練習でしょうか、ライトのついた道具を振り回していて光跡が残りました。

 

広角レンズの夜景

 

こちらの写真はほぼ同じ場所から広角レンズで撮影した写真です。国立博物館が遠い。この遠近感の違いは面白いですね。

  

daiki-photo.hatenablog.jp

 

 

上野公園の夜景3

 

夜の街もシャープに写すレンズ

上野駅のデッキから上野の街を撮影しました。街の灯りが明るいのでシャッタースピードは4秒ほど。ビルや駅の鉄骨がキリッとシャープに写っていますし、車の光跡もキレイですね。都会の街並みをこれだけシャープに撮れるのはさすがというところでしょうか。

 

 

広角レンズの夜景2

 

同じ場所から広角レンズで撮影した写真です。焦点距離は15mm。上野の街はかなり遠くですね。こちらもキリッとしていますが、ニコンのレンズのシャープさの方が目立つかな、という感じです。 

 

 

上野公園の夜景4

 

問題は、どこで使うか・・・

 

上野駅から首都高1号上野線を撮影すると、秋葉原の書泉ブックタワーまで写っています。中望遠、楽しいですね!!普段広角レンズばかりなので、この圧縮効果は新鮮でした。写りもシャープでキレイだし。AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G、やはり良いレンズです。

 

しかし、いかんせん127.5mmの焦点距離(DXフォーマットの場合)だけしか使えないので、夜景撮影というシチュエーションでは使用場所がものすごく限られてしまいますね・・・2~300メートル先の被写体を中心に捉えられる画角だと、川の向こうの工場とか、展望台からタワーなどのランドマークを狙うか、くらいですかね。その点は、十分にわかっていたけどやっぱり不便(当たり前です)ただ、自分も天邪鬼な部分があったりするので、このレンズで面白い夜景撮影が出来ないかな、と画策してみたりしております。

  

とは言え、普通に夜景撮影を楽しむなら、標準ズームがあるとやっぱり便利なんでしょうねー。 ニコンのDXフォーマット(APS-C)だと、これくらいの標準ズームがバランスよく広角から望遠まで楽しめそう。広角側は27mmなので、ジャンクションだとちょっと狭く感じる部分もあるかもしれませんが、それでも十分ですかね。

 

ということで、普段はポートレート撮影やネコの撮影などに使っている中望遠単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G」を持ち出して夜景を撮影してみた記事でした。