苦みを際立たせた「驚きのある美味しさ」のビール
2016年6月14日にファミリーマート限定で発売された、サッポロビールのビアサプライズ「至福の苦み」を購入しました!ニュースリリースには「驚きのある美味しさ」という言葉が綴られており「ビアサプライズ」というシリーズだそうです。ネイビーにイエローのロゴが鮮やかな缶のデザイン。350ml缶は税込み223円でした。
「ビアサプライズ」シリーズはビールの特長を際立たせたスタイルのビールということで、この「至福の苦み」はその名の通り苦みをフィーチャーしたビールです。エビスビールやエビス マイスターなどと同じドイツ産の伝統的なホップ「ハラタウトラディション」に加え、苦味の成分を多く含む「ヘラクレス」という品種を投入し、ビールの煮沸工程の合間に合計3度ホップを投入し苦みを引き出しています。「ヘラクレス」種のホップはアメリカなどのクラフトビールでも苦みを追求したスタイルのビールに使われているようですね。
苦みの際立つビール!
さっそくグラスに注ぐために缶を開けるとホップの清々しい香り。ビールの色は少し薄めのイエローというところでしょうか。一口飲むと、口の中に苦みが広がります!舌の奥に苦みがしっかり残るのですが、意外とすーっと消えていく感じ。エビスなどのようにコクがあるタイプではなく、キレ味を感じさせます。ただ、特徴的な苦みの強さが後を引く感じで、もう一口飲んでみてはその苦みに「おおお~」と唸ってしまいます。ホップの特徴が良く出たビールではないでしょうか!
少し室温に馴染んでビールの温度が高くなるとより苦味が感じられるようです。個人的にはキリッと冷やした状態で飲むのが好きですね。苦味とキレが感じられます。
ここ最近市場に出る「苦み」のあるビールといえば、エビスマイスターなどのようにしっかりとしたコクと共に感じさせる苦みのあるビールや、クラフトビールの「IPA(インディアペールエール)」などの種類が思い浮かびますが、そのどちらとも違ったタイプの「至福の苦み」。苦みと爽快なキレ味を同居させたビールは面白く驚き。確かに「ビアサプライズ」の名の通り驚きでした。今年のサッポロビールはいろいろなスタイルのビールをリリースしてきていて、かなり挑戦的な1年に位置づけられているような気がします。今後のリリースも楽しみですね!