行きはよいよい帰りは・・・公園でネコさんの木登りを見守る

先日、雨上がりのアジサイを撮りに公園を散歩していたときのこと。公園内を歩いていると視界の端にさささっと動く物体を確認。これは恐らくネコさんだな、と視線を向けるとネコさんはおらず。気のせいかな、とふと木に目をやるとネコさん発見！！さささっと動いた勢いそのままに、木登りを始めたようです。

この日はアジサイ撮影仕様でD7100にAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gという組み合わせ。少し離れたところからネコさんの様子を伺っていると、更に上へと向かっていきます！この躍動感はカメラに収めきれなかった・・・

ネコさんの視線は上の方に向いたまま。何か虫か鳥か追いかけているのでしょうか？

ファインダー越しに覗いていたら、ちらっとこちらに目線。バレた。

ネコさんはもう一つ上の枝へと登っていきます。ネコさんの姿が小さくなっていきます。

さすがに地上数メートル。焦点距離127.5mmでも写るサイズが小さくなってしまうので、クロップ機能で焦点距離を伸ばします。127.5mmの1.3倍なので165.75mmまで焦点距離が伸びました。木と葉の陰でネコさんの瞳も大きくなっていますね。

真剣な眼差し。

木登りの目的も一段落したようで、どうやらここから降りるようです。テレビか何かで見ましたが、ネコさんは木を登るのは得意だけど、降りるのは実は苦手だとか。このネコさんもどこからどうやって降りようか思案中。。。

少しずつ降りてきていますが、登って行く時の躍動感は見る陰もなく、おっかなびっくり、足場を探し、爪を立ててブレーキをかけながらズルズルと降りてきています。

ようやく地上が近づいて来て、一気にダイブ！

無事地上へ帰ってきました。「ふー、今日はこの辺で勘弁しといたるわ。」と言ったところでしょうか。

このあとネコさんの木登りについていろいろ調べてみましたが、降りるのは苦手なものの、たいていはじりじりと自力で降りてくるそうなので、慌てて助けようとしたりせうに様子を見ておくのがいいみたいですね。下で人間が慌てているのを見たらネコさんも慌ててしまいそうです。

木の上にいるネコさんは見たことがありましたが、木を登って降りてくるまでのサイクルを一通り見たのは初めて。大変勉強になりました。

DXフォーマットでAFポイント51点、連写のバッファは少ないけれど、意外と動く被写体に強いD7100。中望遠単焦点の85mm f1.8との組み合わせで、離れた場所のネコさんもきっちり追いかけられます。

明るいとは言え日が落ちて夜になるとシャッタースピードを確保するのが難しいですが、日中なら十分ですね。今回の木登りネコさんもしっかり捉えました。

ネコと夜景とビール