「トロピカルに香る」セゾンビール!
2016年7月5日、7月最初のビール新商品はサントリーのクラフトセレクトシリーズから「セゾン」と「ビターエール」が登場しました!サントリーが手がけたクラフトビールのシリーズとして展開されていて、2016年はここまで「ペールエール」「ヴァイツェン」「ゴールデンエール」と3種類がリリースされています。近所のサンクスを覗くとセゾンのみ店頭に並んでいたのでこちらから購入。税込で257円でした。
セゾンビールといえばその昔ベルギーの農家で夏の農作業の休憩の時に飲むビールとして、冬の間に醸造したビールのことを指しています。冬に仕込んで夏に飲むまで保存するためにホップを多めに入れたりしていたようですが、それほど厳密な定義があるわけでもなく、苦味があったり甘みがあったり酸味があったりと、まぁとにかく夏に飲んだらいいじゃないか、という感じの括られ方をしているスタイルなんだとか。
日本のビール会社のセゾンビールというと、昨年アサヒから「ドライセゾン」がリリースされていて、今年はキリンから「グランドキリン 雨のち晴れのセゾンビール」、そしてヤッホーブルーイングの「僕ビール、君ビール。」が有名どころですね。
クラフトセレクトのセゾンビールは「パッションフルーツを思わせる香りと爽快な後口」。トロピカルに香るセゾンビールということで、ホップの特徴を活かしたビールのようです。ホップは希少種・ギャラクシーホップを使用。香りが華やかそうですね。
華やかに香る、すっきりしたビール!
グラスに注いでみます。缶を開けると説明の通りパッションフルーツやマスカットのような爽やかな香り!希少なギャラクシーホップを使用している通り、香り高いですね。グラスに注ぐと薄いイエローのビール。口にすると柑橘系の爽やかさと共に炭酸の刺激が心地よく、苦味は控えめ。ビールが喉を通ったあと、舌に残る苦味はすーっと消えていきます。
トロピカルな香りとともに、ホップの苦味がバランスよく、とても飲みやすいビールだと感じました。甘く香るだけでないのがいいですね。キリッと冷やして食前酒に一杯、シャンパングラスで飲んだりするのも良さそう。個人的には結構気に入りました。
夏に飲みたい爽やかな一本
夏と言えばビアガーデン。ジョッキでおなじみのビールをぐいっと飲むのも夏の醍醐味ですが、涼しい部屋でしっかり冷やしたセゾンビールを飲むのもまた一興。元々は夏の農作業の休憩時間に、というのがセゾンビールの由来ですが、ワインやシャンパンのように優雅に飲むのも合いそうな一本でした。
うすはりグラスでキリッと一杯。うすはり「ピルスナー」と相性のいいビールです。