ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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都心の一等地にあるお稲荷さん。「豊川稲荷東京別院」へ行ってきました

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赤坂の「豊川稲荷」へ

 

先日赤坂に行ったときに「豊川稲荷東京別院」へと行ってきました。愛知・豊川にある豊川稲荷には行ったことがあったのですが、東京に別院があるということを知ったのが最近で、調べてみたら赤坂だと。ちょうど赤坂に行く用事があったので、立ち寄ってみた次第です。

場所は青山通り沿い、「青山一丁目」駅と「赤坂見附」駅の間、少し赤坂見附寄りでしょうか。赤坂御用地の並びにありました。

 

 

豊川稲荷東京別院

 

東京の一等地に厳かな門がお出迎えです。そもそも豊川稲荷がなぜ東京に、と調べてみると、あの大岡越前守忠相が豊川稲荷を信仰していて、自分のお屋敷に豊川稲荷の鎮守である吒枳尼天を祀ったのがそもそものきっかけだったそうですね。明治に入り現在の場所に移転して、今の東京別院になったと。

 

愛知の方の豊川稲荷は2年前に行っていました。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

  

豊川稲荷東京別院

 

境内に足を踏み入れると、周囲を木々に囲まれて、都会の喧騒から切り離されたような空間に。なんだか気持ちが引き締まりますね。愛知の豊川稲荷は広大な敷地に大きな本殿がありましたが、別院は小さいながらも立派な本殿。せっかくなので参拝させていただきました。

「稲荷」と聞くと神社のイメージがありますが、豊川稲荷は曹洞宗のお寺なんですよね。お参りするときも「二礼二拍手一礼」ではなく、一礼して合掌、そして一礼という形になりますね。

 

 

霊狐塚は東京にもある

 豊川稲荷東京別院

 

豊川稲荷といえば御信者が奉納した霊狐の像が並ぶ霊狐塚が有名ですが、東京別院にも霊狐塚がありました。こちらはスペースの関係で、現在は多くの霊狐はお焚きあげの後に地下に納付されているそうです。

 

 

 

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愛知の豊川稲荷の霊狐塚はあまりの迫力に言葉を失いました。霊感の類は全くない人間ですが、この場は本当に圧倒される不思議な力を感じました。人間そういう場所では言葉がなくなるんですね。。。東京別院の霊狐塚も木々に囲まれ、非常に厳かな空気の漂う一角でした。

 

東京別院もいいですね 

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 初めて立ち寄った豊川稲荷東京別院。愛知の豊川稲荷は境内の雰囲気に加えて表参道のレトロな街並みの空気も良くて気に入っています。お稲荷さんの他にも境内で七福神巡りができるように七福神が祀られていたりして、これも一度お参りしてみたいところです。

東京別院は都心の一等地で、高層ビルの谷間にあるような場所にありますが、本院さながらの厳かな空気を纏ったいいお寺でした。また立ち寄りたい場所になりました。