ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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たまには瓶のビールを飲もう。キリン ハートランドビール!

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たまには瓶ビールもいいですね 

たまに飲む瓶ビールって、なんだか美味しく感じませんか?

 

ここ最近、ビールの限定醸造ものや新商品のリリースが少ないので、ビールを買うときはレギュラー商品を買うことが多いです。コンビニで買うときはいつもの缶ビールですが、スーパーに寄ったときは瓶ビールが何種類か置いてあって、たまには瓶ビールもいいな、とキリンの「ハートランドビール」を買ってみました。缶ビールとは違うズシッとした重みを感じながら家に帰ります。

 

エメラルドグリーンのオシャレなボトルが印象的なハートランドですが、調べてみると1986年発売と、30年前から売っているんですね。割と最近のビールだと思っていたのでちょっとビックリ。

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普段私が買わないだけなのかもしれませんが、瓶ビールってどこか特別な印象を持っていて、飲むときは結構ワクワクしたりします。指だけでプシュッと開けられる缶と違って、わざわざ栓抜きを使って開けないといけないのも、瓶ビールを飲むまでの特別な儀式だったり。グラスに注ぐ時の「トクトクトクトク・・・」という音はビールをより美味しく感じさせてくれる不思議な音。缶ビールとは違った楽しみが瓶ビールにはありますね。 

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久々のハートランド。グラスにトクトクと注ぐと明るくて薄めのゴールドのビール。麦芽とホップだけで作られた純粋なビール。飲んでみると丸みがあってやさしい味わい。麦芽の甘さとホップの程よい苦味が口に広がります。いわゆる日本の大手メーカーが作るピルスナーの中でもシンプルで飲みやすいビール。ちょうどいい軽さで食事の邪魔をしないし、普段飲みにもってこい。久々に飲んだけどやっぱり美味しいなぁ。

 

瓶ビールならではのデメリットも・・・ 

ハートランドのグリーンボトルは見た目もキレイで良いのですが、実は瓶ビールならではのデメリットもあるのです。ビールの風味には「オフフレーバー」と呼ばれる、ビールの風味を損ねる香りがあるのですが、瓶ビール、特に無色透明の瓶やグリーンボトルの瓶ビールは日光や蛍光灯の光によって「日光臭」というオフフレーバーを生み出してしまいやすいのです。

 

日光臭はスカンクにも似た臭いと言われ、ビールを飲んだ時に「なんか穀物っぽい香りが目立つな」と感じたときは、日光臭が発生したビールとなっていて、本来の風味を損ねてしまっているんですね。私もハートランドを飲んだ時に「お、穀物っぽいね!」なんて思ったことがありましたが、実はそれは日光臭だったのかも・・・

 

ハートランドだけでなく、ハイネケンやカールスバーグもグリーンボトルなので、瓶ビールを買うときは缶ビールよりも風味の劣化にあたる可能性がちょっと高いかもしれません。

瓶ビールでしか飲めないビール

なんだかんだ言っても、たまには瓶ビールも良いですね。瓶ビールには瓶ビールの良さがある。日本のビールメーカーでは、キリンはハートランド、サッポロは「赤星」サッポロラガー、アサヒは黒ビール「アサヒスタウト」と瓶ビールでのみ展開している商品があるので、時々お店で探して瓶ビールで晩酌しようかな、なんて思っています。栓抜きで王冠を開けて、グラスに注ぐ音を楽しんで、美味しいビールを飲む。今度はアサヒスタウトでも探してこよう。