ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

エビスビール記念館の「ヱビスツアー」はビール好きの必修科目

恵比寿ガーデンプレイスの写真

昼間から恵比寿でビールを飲む!

 

週末ははてなブログでお世話になっている方々とエビスビール記念館でビールを飲んできました!前回飲んだ時に「次は工場見学だ!」と盛り上がったのですが、候補に挙がったサントリービール工場はなんと施設改修中でこの時期は見学できず・・・!他にも工場はあったのですが、アクセス面などを考慮して、恵比寿にあるエビスビール記念館でギャラリー見学ツアーに参加することになった次第です。

 

今回参加されたのはタケル (id:sfTKL)さん、いのっち (id:ino_null)さん、Taki (id:s06216to)さん、OKP(id:OKP)さんとOKPさんの奥様、そして私の6名。13時30分恵比寿集合で、昼間からビールを飲むのだ!という素敵な集まりなのでした。

 

ヱビスビール記念館への案内板

今日の目的地「エビスビール記念館」へと向かいます。恵比寿ガーデンプレイスから「ガーデンホール」を正面に見て左へ進むとサッポロビール本社が見えてきます。その右手に下へ降りる階段があるので、そちらを降りると恵比寿さまがお出迎え。もしくはガーデンホールの方へ伸びる坂道を下って左手に曲がって三越を通り抜けるとエビスビール記念館入り口の正面へ出ます。はやる気持ちを抑えて入り口へ。

入り口左手にはコインロッカーがあり、上着や荷物を預けることができます。100円ですがカギを開ければ戻ってくるタイプ。ものすごく良心的。

 

ヱビスビール記念館のホールの写真

 ちょうど1年前に母親と立ち寄って以来、2回目のエビスビール記念館!今回は念願の「ヱビスツアー」に参加です!

 

前回はテイスティングサロンでちょっと飲んで、そこから恵比寿リキッドルームで奇妙礼太郎さんのライブを見たのでした。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

ヱビスビール記念館のビール醸造釜

今回は事前に予約を入れてくださっていたので、ツアーカウンターでその旨を申し伝えて受付完了。大人一人500円。中学生以上は300円ですが小学生まではなんと無料でソフトドリンク付き。お子さんと一緒に来てもいいかもしれませんね。

 

ヱビスビール記念館のサロン

このガラスの先はツアー参加者のみが立ち入れる「コミュニケーションステージ」。ギャラリーの見学後、こちらでヱビスの試飲ができるのです。わくわく。。。

 

ヱビスビール工場のミニチュアの写真

ヱビスビール工場のミニチュアの写真その2

ツアー開始まで少し時間があるので、館内をぷらぷら。ツアー参加者の待合室「ツアーラウンジ」前には昔のヱビスの工場のあった場所を再現した模型が設置されています。今の恵比寿・渋谷の地図と見比べながらどのあたりにどんな施設があったのかが見られるのが面白いですね。

 

ヱビスビール工場のミニチュアの写真を撮る

当然写真を撮ります。ツアー開始まで10分ちょっとありましたが、写真を撮っていたらあっという間に時間が経ってしまいます。 

 

ヱビスビールツアーラウンジ

ラウンジは琥珀色の壁に恵比寿様がお出迎え。

ツアーラウンジに飾られた恵比寿様

ツアーラウンジに飾られた恵比寿様その2

見慣れた恵比寿さまだけでなく、いろいろな恵比寿さまが展示されていました。さすがヱビス。写真を撮って見て回っているとあっという間にツアー開始の時間がやってきました。

 

ブランドコミュニケーターの説明でヱビスを知る

ヱビスビール工場のイラスト

ヱビスツアーは約40分で進んでいきます。ツアーにはエビスビールのエキスパート「ブランドコミュニケーター」という肩書の方がついてくださいます。前半の20分はブランドコミュニケーターさんの案内を聞きながら、施設内の「ヱビスギャラリー」の展示を見て回ります。

120年前のヱビスビールの瓶

120年前に生まれたエビスビール。 

 

ヱビスビヤホールの写真

日本発の「恵比寿ビヤホール」。ビヤホールは日本人が作った和製英語なんですね。ビヤルーム、ビヤサロンなどの案があった中で「ホール」をチョイスしたのは素晴らしいセンスだと思います。

ヱビスビヤホールのミニチュア

 当時のビヤホールを再現したミニチュアの模型。なかなか楽しい被写体でした。

 

太平洋戦争中の配給用ビール

第二次大戦中はビールは配給制。ブランド名はすべて消されエビスビールもここでいったん名前が消えます。

「ヱビスビールあります」の広告

その後1971年に復活したエビスビールはプレミアムビールの先駆けとして人気を不動のものとして、今に至る・・・というお話。ブランドコミュニケーターさんの説明はとても丁寧でわかりやすく、引き込まれるものがあります。これだけでもツアーに参加したかいがありました。 

 

最高に美味しいヱビスビールを試飲する

ヱビスビールの試飲会

とは言え、本番はやはり試飲でしょう!先ほどの「コミュニケーションステージ」に通されて、いよいよエビスビールの試飲です。試飲は2種類。通常のエビスビールと琥珀ヱビスをいただくことができます。同じくブランドコミュニケーターさんがサーブしてくれるエビスビールからいただきます。

 

おつまみ用yの塩えんどう豆

テーブルにはおつまみ用の「塩えんどう豆」。適度な塩味とぽりぽりっとした食感がビールによく合います。これ、ほんとに魔法がかかったように美味しく感じるんです。 

 

試飲用のヱビスビール

我々の手元にもビールがやってきました。乾杯!の前に写真を撮るのは我々の流儀なのです。

ヱビスビールツアーで飲むヱビス

 

私の前にもヱビス様がやってきました。飲みたい気持ちをぐっと抑えてまずは記念撮影。

 

丁寧にグラスに注がれたヱビスビール

ブランドコミュニケーターさんがサーブしてくれたヱビスはきめ細かくもっちりとした泡が印象的。恵比寿様が雲の上に浮いているような形で泡が注がれるのがいいバランスだとか。飲んでみると、一切の雑味がない美味さに笑いがこみ上げてきます。ヱビスビールのコクを感じながら、飲み頃に冷やされたビールの温度がキレ味までも感じさせてくれる絶妙なバランス。あまりに飲みやすいのでごくごく飲めてしまいます。

また、ビールと泡の間に霧のようなもやもやが見えますが、これは「フロスティミスト」と言って飲む度に泡が再生してくれるシロモノ。ビールの泡はビールの酸化を防いだり、炭酸ガスを逃がさないなどビールの美味しさを長持ちさせてくれる役割を担っています。泡持ちが良いとそれだけ美味しさが残るということなんですね。

 

飲み干したヱビスと琥珀ヱビス

あまりの美味しさにぐびぐびと飲んでしまう、そんな飲み方を察してか知らずか、飲み終わる頃には2杯めの琥珀エビスがやってきました。美しい琥珀色のビール。これまた完璧なバランスで注がれています。

 

琥珀ヱビス

琥珀ヱビスは焙煎されたクリスタル麦芽を使用しているのが特徴。赤みを帯びたいわゆるアンバービールという種類のビール。飲むと深みのあるコクと旨味、そして香ばしさが鼻から抜けていきます。これもまた飲みごたえと飲みやすさを兼ね備えた完璧な一杯。飲みやすくて美味しくて幸せ。缶で飲む琥珀ヱビスもいいですが、樽生で完璧に注がれた琥珀エビスは格別な美味しさです。

 

缶からビールをおいしく注ぐレクチャー

2杯めの琥珀エビスを飲んでいると、ブランドコミュニケーターさんが缶ビールでの美味しい注ぎ方をレクチャーしてくださいました。1回目は少し高めのところからグラスの底に叩きつけるようなイメージで注いでわざと泡を作ります。2回目は泡の脇から注いで泡を持ち上げ、3回目で仕上げの注ぎ。これをやることで余計な炭酸ガスを抜きながら、もっちりとした泡を作り出すことができるんですよね。飲みくちも良くなり、美味しさも持続する注ぎ方。

ブランドコミュニケーターさん渾身の一杯は、じゃんけん大会で勝った人にプレゼントされました。いいなー。 

 

飲み干したビールのグラス

20分の試飲で2種類のヱビス飲み比べ。しかもその2種類が完璧な注ぎ方で出てくるとなると、あっという間に飲んでしまいますよね。500円でギャラリーの説明を聞いて美味しいビールが2杯も飲める・・・これで500円はお得すぎる。

 

ヱビス華みやび

 

最後には3月7日発売の新商品「ヱビス 華みやび」のコマーシャルを聞いて、ツアーはお開き。「ヱビス 華みやび」はヱビス初の上面酵母を使用したホワイトビール。クリスタルなホワイトビールはいったいどんなビールになるのか、ドキドキワクワクです。

 

ビール好きは参加する価値大アリ!

今回初めて参加したヱビスツアーでしたが、これで500円でいいの!?と思ってしまう充実の内容。ビールの試飲は最高に美味しいヱビスを2杯飲めるので、これだけで500円の価値はありますが、ギャラリーの説明は一聴の価値ありです。ヱビスとビールがもっと好きになるような気がします。ビール好きの方には必修科目と言っていいかもしれません。復習のために、また必ず来ます。

 

ツアーは事前予約をしておくのがオススメです。当日参加もできなくはないですが、土日は残席がない場合も多いようです。

エイジゲート | サッポロビール