ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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同じラガーだけど違いはどこにある?「キリンラガー」と「キリンクラシックラガー」を飲み比べてみる

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キリンビールには「キリンラガービール」と「キリンクラシックラガー」という「ラガー」という名を冠したビールが2種類あるのをご存知でしょうか。大元は1888年に誕生した「キリンビール」を祖とする、歴史あるビールです。どちらもラガーと名がついていて、見た目もよく似ていますが、具体的にはどこが違うのでしょうか?飲み比べをしながら、違いを感じてみようと思います。

 

「ラガー」はビールの作り方のひとつ

まず「ラガー」とはビールの作り方の種類の一つを指します。ビールを作るとき、発酵によってアルコールと炭酸が発生するのですが、低い温度で発酵させて酵母が液体の下の方に沈むビール全般を「ラガー」と呼びます。日本の大手メーカーが出しているビールの多く(アサヒスーパードライやサッポロ黒ラベル、キリン一番搾りも)はラガーに該当します。

逆に、常温で発酵させて、酵母が液体の上の方に浮かんでくる作り方のビールは「エール」(プレミアムモルツ「香るエール」など)と呼びます。そこからさらに細かくビールの種類が分かれていくのですが、それはまた別の機会に。

 

「キリンラガー」と「クラシックラガー」の違いは?

ラガーはビールの作り方の種類だということはわかりました。では「キリンラガー」と「クラシックラガー」の違いはどこにあるのでしょうか。それは「生ビール」「熱処理をしたビール」か、という点にあります。

ビールを作る工程で、品質を一定化するために、発酵に使った酵母の働きを止める必要があります。熱処理というのは、日本で古くから用いられていた、ビールに熱を加えて酵母の動きを止める方法。そして生ビールと呼ばれるのは、熱処理をせず、フィルターでろ過することで酵母を除去したビールを指します。

私も長い間勘違いしていたのですが、生ビールというのはビールを作る工程で「熱処理」をしていないビールのことを指します。お店のビールサーバーから注がれるビールのことではないんですよね...(私も結構長いこと勘違いしていました)。

 

キリンラガーの前身にあたる「キリンビール」はもともと熱処理をしていたビールでした。ただ、アサヒスーパードライの大ヒットによって生ビールが大流行。その流行の波を受けて、キリンラガーは1996年に熱処理をせず、生ビール化。そして、現在店頭に並んでいるキリンラガーは熱処理をしない生ビールになっています。

 

その後、2001年に旧来の熱処理製法で作られていたキリンビールを復刻させたビールが「キリンクラシックラガー」として販売されるようになりました。

 

同じラガーの名前を冠していますが、生ビールなのが「キリンラガービール」、熱処理しているビールが「キリンクラシックラガー」ということなんですね。生ビールと熱処理の違い、飲み比べで味の違いを確かめてみましょう!!

 

どっしりとした苦味のあるキリンクラシックラガー

キリンクラシックラガーをグラスに注ぐ

まずはキリンクラシックラガーを飲んでみることにします。キリンクラシックラガーは、上にも書いたとおり昔ながらのビールというイメージ。ビールと言えばとにかく「苦い!」という印象しかありませんでしたが、果たして。

 

グラスに注いだキリンクラシックラガーは、少し明るく美しいゴールドのカラー。一口飲んでみると、どっしりとした苦味が口に広がっていきます。あー、これだ。子どもの頃に自分が想像していたビールの味だ。

 

とはいえ、ただ苦みを感じるだけではなく、苦味の奥に麦芽の旨味と甘みをほんのりと感じさせてくれます。アルコール度数は4.5%と少し低めですが、どっしりとした苦味と麦芽の旨味が飲みごたえを作り出しているので、決して軽いビールではありません。とげとげしさではなく、丸みのあるふくよかな味わいが余韻として口に残る感じ。晩酌で飲んでも食事に負けない味わいで、どんな食事にも合いそうです。

 

すっきりとしたキリンラガービール

グラスに注いだキリンラガービール

今度は、キリンラガービールも飲んでみることにしました。色味はクラシックラガーに比べると少しだけ明るい感じ。

 

飲んでみると、炭酸の刺激とホップの苦味が口に広がります。上にも書いた通り生ビール化しているせいなのか、キリンクラシックラガーと比べるとキレが増している印象です。苦味はありますが、すーっと消えていく後味。苦味はしっかりありますが、クラシックラガーよりすっきりした感じを受けます。飲みやすさが増して、ついついもう一口飲んでしまう...!

 

実際に飲み比べてみると、キリンラガーとクラシックラガーはやはり別物なんだな、ということが感じられます。

同じ原材料だけど、風味は違うラガーとクラシックラガー

キリンクラシックラガーとキリンラガーの缶を並べて原材料を比べる

原材料はどちらも「麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ」となっていて、実は同じなんです。醸造方法・処理方法が違うだけでこうも味わいが変わるのか、というのがよくわかります。

すっきりしていて飲み疲れしにくいのがキリンラガー。
苦味やコクがはっきりしていて、じっくり飲みたいのがクラシックラガー。

普段の晩酌にはキリンラガー、ビールの味をしっかり楽しみたい日はクラシックラガー。

同じ「ラガー」という名前でも、飲み比べてみると意外と違いがあって面白い。
そんなことを改めて実感しました。

 

  

サッポロビールの伝統「赤星」とも飲み比べてみました

サッポロビールにも、伝統の熱処理ビール「赤星」ことサッポロラガービールがあります。同じ熱処理同士、こちらも飲み比べてみました。

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美味しいビールを飲むときは、グラスもこだわりたい

料亭などでも使われている、伝統のビールグラス。うすはりでビール本来の風味を楽しめます。ちょうど350ml缶一本分が注げて、ぐいっと一口。

松徳硝子 うすはり グラス タンブラーL 375ml

松徳硝子 うすはり グラス タンブラーL 375ml

 

 

うすはりグラス「ピルスナー」のレビューをしました。香りを感じられるグラスです。

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