北海道の材料をふんだんに使ったビール
イオングループ限定のビールがあらわれた!
サッポロビールから全国のイオングループ限定で発売されたビール「富良野の薫り ~ゆるやかエール~」を買ってきました!9月12日(火)から発売されていて、会社帰りに近くのイオンで購入してきたのでした。
「富良野の薫り」の特徴は、北海道・富良野産のホップと北海道産大麦麦芽を使用して、北海道工場で醸造したというメイド・イン・北海道!というところ。イオングループ限定でこのこだわりとは、なかなか力を入れた1本とお見受けしました。
ビールのコンセプトはゆるやかさと爽やかさということで、缶のデザインもやさしいタッチで描かれた富良野の風景を思わせるデザインになっています。
「北海道工場謹製」というハガキの消印のスタンプのようなデザインがカワイイ。北海道からやってきた感があっていいですね。ステキなデザインです。
爽やかでやさしい、飲みやすいビール
さっそくグラスに注いでみようと缶を開けるとクリーンで爽やかなホップの香り。グラスに注がれたビールは明るいゴールドで、やや薄め。一口飲んでみるとみずみずしい感じのホップの香りが鼻に抜け、柔らかな苦味が口に広がります。全体的に丸みのある味わいというか、普段の日本の大手メーカーのビールと比べるとかなり飲みやすいビールだと言えます。「あ、優しい」と思わず口にしてしまうような、そんな味わい。
私は単純なので「エール」と見るとついペールエールみたいなホップのキャラクターが効いたビールを想像してしまうのですが、この「富良野の薫り」はホップの香りこそ爽やかですが、飲みくちは文字通りゆるやか。私と同じようにペールエールっぽいビールを想像するとちょっと拍子抜けかもしれません。
また、一瞬「あれ、ヴァイツェン?」と思わせるようなフルーティな香りがしたように感じました。もしかするとこのビールは上面発酵の一つのスタイルのケルシュかも?なんとなくスタイルと特徴が一致するように思えます。せっかくビアテイスターの資格を取ったので、こんなところで深読みしてみて楽しんでみましょうか、なんて。
ビアテイスターの講習会の時にケルシュ飲んだなぁ。確か松山のクラフトビール「坊っちゃんビール」もケルシュスタイルですよね。
パンチの効いた特徴はありませんが、やさしくゆるやかで飲みやすいビール「富良野の薫り ~ゆるやかエール~」でした。