今年で30周年、季節限定ビールのパイオニア
2017年10月31日、コンビニやスーパーの店頭にビール商戦の冬を告げる「サッポロ 冬物語」が登場しました!1998年に誕生した冬物語は季節限定ビールの代表格として、今年ついに30周年を迎えています。
さすがに冬の定番ビールということだけあって、多くのスーパーやコンビニの棚に並んでいるのを見かけます。一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今年で30周年を迎え、歴史を感じさせる冬物語ですが、サッポロビールのホームページでは、30年間の振り返りとして、歴代パッケージのデザインを紹介するサイトを立ち上げています。昔は少し田舎というか故郷の冬、みたいなイメージのデザインやロゴでしたが、ここ数年はスタイリッシュな冬をイメージさせるロゴとデザインという印象です。
http://www.sapporobeer.jp/fuyumonogatari/history/index.html
このブログでも4回目の冬物語。
ラベルデザインは昨年をベースにマイナーチェンジという感じ。触ると少しマットな感触。ちょっと高級感あるデザインと手触りです。白ベースのデザイン、シンプルだけどオシャレでステキです。
すっきりさの奥に芳醇なコクを感じる「冬物語」
グラスに注いだビールは少し濃いめのゴールド。これは麦芽を炒った赤褐色のウィーンモルトを一部使用しているということで、少し色味が濃く出ているためです。赤褐色のビールといえばアンバーラガーなどが思い浮かびますが、そこまでカラメルっぽい香りはしません。
さっそく飲んでみるとすっきりした飲みくち、喉ごしの奥に芳醇なコクを感じる後味が口に残ります。アルコール度数も6%とやや高めで、飲みごたえのあるビールに仕上げています。冷蔵庫から出したあと、少し室温になじませてから飲んでみると、よりまろやかな飲みくちが楽しめます。アルコール度数が6%でも重たさはまったくなく、むしろすっきりとした飲みくちは飲みやすさすらあります。さすが伝統の冬物語。30年愛され続ける理由がわかる気がします。飲みやすいし、おいしい。
サッポロビールでコクのあるビールといったらエビスビールが思い浮かびますが、ヱビスとはまた違う、すっきりさとコクが共存した、飲みやすいけど飲みごたえのあるビールが「冬物語」だな、という感じですね。
冬といえば鍋。冬物語は鍋に合う!
冬物語を飲んでぱっと浮かんだのは「鍋料理と一緒に飲んだら絶対合うなー」という感想。サッポロビールでも、冬物語に合う鍋料理レシピを紹介していました。今年の鍋は鶏つくねと醤油ちゃんこ鍋。野菜の旨味が鶏肉の美味しさを引き出す・・・なんて文字を読んでるだけでお腹が空いてくるやつだ!
醤油ちゃんこのみならず、味の濃淡に問わず、鍋料理と合わせて飲んだら間違いなく美味しい「冬物語」。冬の食卓のお供にしたいビールです。いやー、今年も冬が始まりますね。
冬のビール商戦、まだまだいろいろなビールが登場しますよ。