ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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アサヒビールが生み出した透明なクラフトビール!「クリアクラフト」を飲んできました!

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透明なクラフトビール「クリアクラフト」とは・・・!?

 

6月某日、アサヒビールのニュースリリースに気になる一本の広報文が掲示されていました。

 

「透明なクラフトビールを開発!」

 

ニュースリリース 2018年6月25日|アサヒビール

 

ビールといえば黄金に輝く液体。それが透明なビールですって?

 

ニュースリリースを見ると、新ジャンル、いわゆる第三のビールの製法をベースに製造されていて、税法上は発泡酒に該当するとのこと。発泡酒となると、麦芽の使用量を少なくしたか、ビールとして認められない副原料を使っているということですよね。できるだけ色がでない原材料を使っているそうですが、果たしてどんなビールなのか。

 

現段階ではまだ試作の段階ということで、樽詰めのビールをアサヒビールの直営店4店舗で試験販売をするとのこと。東京には3店舗ありますが、仕事帰りに立ち寄れそうなのは・・・東京・丸の内!ということで、仕事を終わらせて、透明なクラフトビールに出会いに行ってきた次第です。

 

クリアクラフトが飲めるお店(6/26現在、なくなり次第終了)

・BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE丸の内店
(東京都千代田区丸の内2-7-2)
・スーパードライ新宿
(東京都新宿区3-36-12)
・TOKYO隅田川ブルーイング
(東京都墨田区吾妻橋1-23-36アネックスビル 2F)
・BW STATION
(大阪府大阪市淀川区西中島5-15-5新なにわ大食堂)

 

透明なクラフトビールはジントニックみたい?

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ということで、クリアクラフトを飲みに、BEER&SPICE SUPER “DRY”KITTE丸の内店へやってきました。お店の名前の通り、東京・丸の内の商業施設「KITTE」にあるアサヒビール直営のビアバーです。

 

クリアクラフトをオーダーして数分、目の前にやってきたのは、本当に透明なビール!いや、泡はありますが「これはビールだ」と言われてもにわかにはなかなか信じられないですよね・・・ふ、不思議だ・・・

 

さっそく香りから確かめてみると、ほのかに柑橘系の香りがします。意を決して飲んでみると、口の中にはグレープフルーツのようなさわやかな柑橘の香りと、ほんのりと甘みが広がっていきます。ホップ由来の苦味は弱めで、飲み口はかなりキリッとした感じ後味もクリアですね。

 

泡は割と早く消えてしまいました。泡の成分は麦芽由来のタンパク質や、ホップ由来の苦み成分なので、それらの成分が少し少なめなのかもしれませんね。

 

ビールと言うよりは、アルコールの弱いジントニック、という印象を受けました。ビールっぽいかと言われると、正直な感想はNoかな。

 

 

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飲みすすめていっても、透明なビールっていうのは違和感がありますね。。。水やサイダーといっても通用してしまう気がする。

 

まだまだ試作ということで、クリアクラフトはこのテストマーケティングを経てさらにブラッシュアップされるとのこと。上にも書いたとおり、ビールらしいか、と聞かれると正直「うーん・・・」という感想なのですが、ビールの作り方で透明なビールを作ったという試みは面白いし、その面白い企みには乗っかってみたいな、と思いました。

 

「こんなのはビールじゃない!」というのは簡単ですけど、せっかくなら一緒に楽しんでいきたいですからね。元々色がついたものを透明にするのは大変なんですよ。

 

 

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とはいえ、せっかくなので2杯めはいわゆる普通のビールをいただきました。エクストラコールド、スッキリしていてやはり美味い。暑い日に喉に流し込みたくなるビール。やっぱりビール好きだ。

 

透明な飲み物は最近のトレンドと聞いていますが、まさかビールまで透明になるとは・・・ビールのような、ビールじゃないような。不思議なビール「クリアクラフト」でした。