ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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SL大樹に替わって冬の日光・鬼怒川地区を走る「DL大樹」に乗ってきました

冬の日光・鬼怒川で鉄道を楽しむ旅へ

1月最後の週末、栃木・日光へでかけてきました。今回の目的は、鬼怒川の旅情を彩る蒸気機関車「SL大樹」に乗ること。ただ、今回はSL大樹のメンテナンス期間中だったため、いつも後ろからSL大樹を支えるディーゼル機関車「DL大樹」への乗車となりました。温泉メインではなく鉄道メインの日光・鬼怒川日帰り旅行でしたが、大変楽しい旅となりました。機関車、ロマンですわぁ。

 

 

 

「SL大樹」「DL大樹」とは

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SL大樹は東武鬼怒川線の沿線を走る蒸気機関車です。2017年にJR北海道から借り受けたSLを下今市-鬼怒川温泉間で運行をはじめました。土日祝日を中心に、下今市駅と鬼怒川温泉駅を1日三往復するスケジュールで運行しています。東武線沿線に住む私としては身近なところにSLがやってきたので、ぜひ一度見てみたいと思っていたのでした。

 

ただ、2018年12月1日から2019年2月3日までの間、SL大樹はメンテナンス期間に入っているためSLはお休み。その代わり、普段は補助機関車としてSLを後ろからサポートするディーゼル機関車・DL大樹が客車を引っ張って運行するとのこと(上写真・左側にちらっと見える赤い機関車)。それはそれでレアだな・・・ということで、DL大樹の勇姿を見に日光へとでかけてきた次第です。

 

SL大樹に乗るには座席指定券が必要で、大人750円・小人380円なのですが、DL大樹の場合は大人510円・小人260円とちょっとお安くなっています。

 

インターネット予約で大樹のチケットをおさえ、いざ鬼怒川の旅へ!最初の目的地、日光・鬼怒川への玄関口となる下今市駅へ向かいます。

日光・鬼怒川への玄関口「下今市駅」

東武線下今市駅の駅舎

下今市駅はSL大樹の始発・終点駅。電車で行く場合は、始発の浅草駅から特急に乗れば1時間半、普通列車の場合だと2時間半で到着します。

 

下今市駅はSLの運行にあわせて、駅舎を昭和レトロ調に改装しています。改装とはいいつつも、いい具合に使い古されたレトロ感が出ていてステキです。旅の雰囲気を盛り上げてくれますね。

 

車で行く場合は無料の市営駐車場かロータリー脇の有料駐車場がおすすめ

今回は日光・鬼怒川の手前の下今市駅まで車で移動し、下今市-鬼怒川温泉間を列車で移動するというパーク・アンド・ライドの形で行ってきました。 

 

下今市駅の近くには無料の市営駐車場とロータリーすぐ脇にある有料駐車場があり、ロータリー脇の有料駐車場に停めました。この駐車場は東武が管理しており、駐車料金は1日1,000円。ただ、東武の特急を利用する際はチケットを見せることで700円に割引してくれます。無料の駐車場が空いていないときはパークアンドライド方式で割引を使うのもいいかもしれませんね。

 

<日光市営駐車場(無料)のご案内>

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※道の駅日光本陣HPより 

 

駅の中はさながらギャラリー

下今市駅の待合室

下今市駅は列車を待つだけではなく、駅の中にいるだけでも楽しめるようになっています。待合室は昔ながらの木のベンチや内装に加えて、過去の東武鉄道のポスターなどが展示されていました。

下今市駅待合室にあるコーラの自販機のレプリカ

こちらは懐かしの瓶コーラの自販機の展示品。コーラやスプライト、ドクターペッパーの瓶が60円で買えたんですよね。2~30年前にはまだありましたよね。

 

下今市駅旧跨線橋ギャラリー入口

改札内の施設もギャラリーのようになっています。改札を入って左手には「旧跨線橋レトロギャラリー」の入り口が。 1929年に建造された跨線橋をギャラリーとして活用しています。もちろん、各ホームへの移動にも使えます。

下今市駅旧跨線橋ギャラリー

ギャラリーには東武鬼怒川線沿線の登録有形文化財の紹介や、昔懐かしいポスターなどが掲示されています。

 

下今市駅旧跨線橋ギャラリーにあるポスター

かなり懐かしいポスターがずらり。懐かしい看板といえばおなじみの「オロナミンC」。 

 

下今市駅から見える日光連山

ギャラリーとは別の場所にかかっている跨線橋からは線路の向こうにそびえる日光連山の姿を拝むことができます。駅にいるだけで景色や展示が楽しめました。

 

さらにはSLに関する展示を行う「SL展示館」に加えて、SL・DLの点検や準備を行う機関庫にもつながっていて、下今市駅だけでもかなり楽しめます。

 

下今市は、あの二宮尊徳が晩年を過ごした地で、尊徳が学問と経営の神様として祀られた報徳二宮神社があったり、駅近くに道の駅があったりと駅周辺の散策も楽しそう。また次回改めて遊びにいきたいですね。

 

列車を見ているだけで楽しい下今市駅

下今市駅に停車する列車

下今市駅は日光と鬼怒川や会津方面への玄関口となる駅で、いろんな種類の特急列車がやってきます。浅草と東武日光や鬼怒川温泉へと向かう特急スペーシアが停車していました。スペーシアは色によって愛称がついていて、紫は「雅」、青は「粋」とスカイツリーのライトアップにならった名前になっています。雅のスペーシアはこれから浅草に向けて出発ですね。

 

下今市駅に入線する特急リバティ

お次は特急リバティがやってきました。この後、途中で連結を解除して東武日光行きと会津方面行きに分かれるシーンを見ることができて息子くん大フィーバー。(東北新幹線の)「はやぶさとこまちのガッチャン(連結のことを指しています)みたいだねー」と興奮していました。

 

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別のホームには日光・鬼怒川と会津若松を往復している「AIZUマウントエクスプレス」がやってきました。息子くんの乗り物図鑑で見たけど、実物を見るのははじめて。

 

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この日は明け方に雪が降っていたこともあって、会津方面からやってきた列車には雪が残っていました。

 

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電車好きの息子くん、次から次へとやってくる電車に大喜び。いろいろな種類の列車が来るので、待っているだけでも楽しめますね。

 

 下今市駅はフォトジェニック

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人を撮るのにも、とても絵になる下今市駅。ファインダーをのぞくだけで心躍ります。

 

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凛々しい姿。

 

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列車を待つ。隣のホームから中望遠で家族を撮った1枚ですが、なかなか気に入っています。

 

下今市から鬼怒川温泉へ

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今回、大樹に乗るのは鬼怒川温泉から。鬼怒川温泉までは普通列車で向かいます。この列車も沿線ではなかなか見られない6050系。わくわくしながら乗り込みます。

 

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列車は2両編成で、4人掛けのボックス座席になっています。普段は横並びの座席ばかりなせいか、ボックス席ってなんだか旅行気分をかきたてるんですよね。

 

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息子くんも新幹線以来のボックス座席にニコニコ。列車の旅は気分が高まるねぇ。

 

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下今市から終点の鬼怒川温泉まではおよそ30分。のんびりと進んでいきます。途中、DL大樹の通過待ちに遭遇!

 

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おおお、カッコいいー!思わず列車を降りてホームで写真を撮ってしまいました。このDLがひく列車に乗れるのか、、、楽しみ!

 

鬼怒川温泉駅でDL大樹を待つ

鬼怒川温泉駅の鬼怒太

鬼怒川温泉駅に到着しました。駅前広場では鬼怒川温泉をアピールするキャラクターの鬼怒太がお出迎え。そろそろ節分なので出番が増えそう。

 

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駅前広場では日光猿軍団からの営業がやってきていました。さすが日光。日光に来ると、たまに野生の猿に会ったりしますよね。。

 

さて、いつもはここから温泉街へと向かいますが、今日は日帰り。駅前の足湯を楽しみつつもメインイベントの時間を待ちます。

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メインイベントのステージとなるのは転車台。駅前の広場に設置されています。SL大樹が方向転換をするために使われる設備で、SL大樹がターンテーブルに乗って、くるっと半回転するんですね。

 

実はDLは転車台を使わなくても方向転換(逆向きに走行)ができるのですが、デモンストレーションとして転車台に乗ってくれるそうです。 

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鬼怒川公園駅に設置された転車台はJR西日本から譲渡されたもの。

 

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私たちが乗るのは14時35分の鬼怒川温泉発。出発の45分前に転車台で方向転換するようですね。

 

いよいよDL大樹が登場!

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下今市駅からやってきたDL大樹が鬼怒川温泉駅にやってきました。

 

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転車台にやってくる前に、待ちきれず入場券で構内へ。ホームに入ってくるDL大樹を撮影します!うーん、カッコいい。SLとはまた違うカッコよさがありますね。ブルーの客車は国鉄時代からのもの。これもまた歴史を感じる。

 

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一度客車を切り離したあと、転車台へとやってきます。転車台へと向かう線路のすぐ側で見ることができるので、転車台にSL・DLがやってくる時間には一目見ようと観光客がわーっと集まってきていました。

 

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目の前を走っていくDL大樹!おおぅ、カッコいい。

 

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ヘッドマークも美しい。

 

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転車台に入って、ぐるりと回っていきます。SLの場合は半周ですが、DLのときは一周と、いつもより多めに回しております状態。 

 

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転車台のターンテーブルの周りはカメラを構えた人や子供連れで賑わっていました。

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ターンテーブルでの回転を終えて、再び駅へと戻ります。

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機関士さんもサービス精神旺盛で、ずっと手を振ってくれていました。

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転車台の回転パフォーマンスと言っていいのかな。見応え十分。撮り応え十分でした。

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SL大樹の回転は駅構内のカフェに展示されていたミニチュアで。改めて見に来なければ。 

 

いよいよDL大樹に乗車!

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下今市駅に戻ったDL大樹が客車と連結してホームで待っていました。乗り込む前に記念撮影大会です。普段見る通勤列車とは違う貫禄を感じますね。

 

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客車は3両編成で、200人ほどが乗車することができるようになっています。事前に座席指定券を購入しておく必要があります。 

 

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SL・DL大樹は鬼怒川温泉駅と下今市駅の間をおよそ30分かけて走っていきます。途中停車するのは東武ワールドスクウェア駅だけ。沿線の景色を楽しんだり、社内のSLアテンダントさんの案内を聞いたりして、ゆっくりとした時間を楽しんでいました。 

 

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鬼怒川と日光連山の美しさに息をのんだり。行きも同じルートを通ったはずなのに、大樹から見る景色はまたちょっと違って見える気がするのはなんでだろう。気分が高ぶっているからかしら。

 

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息子くんも興味深そうに車窓からの景色やアテンダントさんの往来を眺めておりました(写真の表情は怪訝そうな表情ですが・・・)。満足してくれたようでなにより。今回はディーゼル機関車でしたが、これはこれで珍しい経験ができました。次は、SLに乗ろう!

 

プラレールでもSL大樹がラインナップされています。ただ、後ろに付くDL大樹はないんですよね・・・別売りでも出してくれたら買ってしまいそうな気がする。

プラレール S-51 SL大樹

プラレール S-51 SL大樹

 

 

 

都心からさくっと楽しめるSLの旅

都心から2時間ほどでアクセスできる日光・鬼怒川でSLに乗る、という遊びをしてきました。電車で行くのはもちろん、車と電車を利用するパーク・アンド・ライドも便利に使えて、小さい子どもを連れて行くには非常にありがたかったです。

 

あと思ったのは、子どもを温泉地へと連れ出す口実のひとつになるのかなー、なんて思ったりしました。子ども的には温泉ってお風呂の延長でそんなに楽しくないというか、温泉街もどちらかというと大人向きというか。そんな中「鬼怒川温泉に行ってSLに乗ろうよ!」と誘えば子どもも喜ぶ、かも?なーんて。少なくとも我が家ではその交渉が成立しそうです。

 

さくっと日帰りでSL・DL大樹を楽しむもよし、鬼怒川で宿泊して温泉を堪能するもよし。関東近県での小旅行としてオススメできるプランです。

 

都心からほど近い日光・鬼怒川の地でDL大樹に乗ってきた記事でした。