ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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スカイツリーの展望台から霧に包まれた東京を撮ってみた

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霧の日にスカイツリーの展望台に上ってみる

 

2019年10月30日は東京を中心に関東地方で霧が発生しました。前夜に降った雨が地面付近の空気を湿らせていたものが、朝の冷え込みで急速に冷えたことで放射霧と呼ばれる現象が発生したそうです。

 

息子くんを保育園に送ろうと外に出てみるとなかなかすごい霧。市街地でも結構もやった感じになっていました。

 

息子くんを送ったあと、会社に向かう電車の中で「これ、スカイツリーの展望台から霧に包まれた東京が撮れるんじゃ・・・?」と気づいてしまったんですね。私が勤める会社は一応フレックスになっているので、会社にはちょっと遅れて出社すると報告を入れ、いそいそとスカイツリーの展望台へと向かったのでした。

 

通勤バッグをEnduranceにしていて常にカメラを持ち歩いているので、こういうときにすぐ写真が撮れるのはちょっとメリットかも(重いけど)

 

霧に包まれた東京

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展望台行きのエレベーターを降りて、まず視界に飛び込んできたのは南の方角が霧に包まれている姿。スカイツリーに近い錦糸町から押上あたりは霧があまりかかっていませんが、錦糸町駅から南の方角はほとんど霧しか見えません。ところどころ霧からニョキッとタワーマンションや鉄塔が顔を出しているくらい。雲のようにも見えるけど、かかっている高さが全然低い。おお、これが都会の雲海か。 

 

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東、南に比べて西の方角はあまり霧がかかっていないようでした。富士山もキレイに見えましたね。 

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東京タワーや六本木の高層ビル群はややガスがかかったような感じ。

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北の方角は、きれいな青空ともくもくかかった霧が対照的。埼玉や北関東エリアの方まで霧が続いているようにも見えます。 

 

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関東で霧がかかると、東武スカイツリーラインが霧の影響で遅延するのは沿線の方にはおなじみ。この日もやはり遅延していました。浅草から栃木・群馬を繋ぐ東京スカイツリーライン(日光線と伊勢崎線)、雨や風には比較的強い路線だと思っていますが霧には勝てない・・・

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スカイツリーの東に位置する墨田清掃工場の煙突も霧に隠れてしまいました。煙突から煙が出ているようにも見えますが、この煙の量は尋常じゃない・・・

 

霧の東京を撮る

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スカイツリーの展望台をぐるっと回ってみて、スカイツリーから南東~南の方角のエリアの霧のかかり方がキレイに見えたので何枚か写真を撮ってみました。

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錦糸町オリナスの向こうに見える2棟の高層ビルはタワーマンションかな。霧の中、頭ひとつ抜け出ていて都心の雲海のメインオブジェのようでした。

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普段なら荒川が流れていて、その先には東京ディズニーリゾートまで見渡せる場所ですが一面真っ白な霧の世界。霧の中にうっすらと建物が見えるのが幻想的。本当に雲の上にいるような感覚になります。

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小一時間ほど展望台で写真を撮っていましたが、ふだんなかなか見ることのできない都心の雲海のような姿に心躍らせてしまいました。実際に電車に乗っていたり車に乗っていたりすると霧は怖いんですけどね・・・

 

撮りに行こうと思ったときに行ける行動力を持っておきたいな

霧の東京の写真を撮ってみました。今回通勤中にふと「今なら霧の写真が撮れるかも」と思ったことで急きょスカイツリーの展望台に行ってみたのですが、本当に行ってみてよかった。

 

会社の勤務形態がほぼフレックスであることや、ちょっと仕事が落ち着いているタイミングだったりしたこともあって、出社を遅らせても大きな影響がなかったというラッキーもありますが「撮りたいな」と思ったら「行ってみよう!」と行ける行動力を持ち続けておきたいなと思います。その場に行くことではじめて写真が撮れるわけですし、自分の撮りたいという気持ちに従って行動してみたいなと。

 

まずはカメラを持って、撮る。基本的なことですが、今後も続けていきたい。

 

<関連記事です>

 スカイツリーの展望台から見る夕焼けもいいんですよね。また行ってみたい。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

荒天から回復したばかりのタイミングで展望台にあがるとダイナミックな雲が撮れたりするのも好きです。

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