ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

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羽田空港の外側を歩いて、撮影スポットを探してみた

羽田空港の外側を歩く

 

ここ最近羽田空港に写真を撮りに行くことが増えました。基本は国内線ターミナルの展望デッキから飛行機を撮ることが多いですよね。この日も展望デッキで写真を撮っていたのですが、その中でふと思ったのが「空港の外に出たらどんな感じで飛行機が見られるのか」という点。この日はひとりで空港を訪れていたこともあり、撮影スポットを探しがてら羽田空港の外側を歩いてみることにしました。

 

当日のルートはこんな感じです。

 

 

東京モノレール「整備場」駅からスタート

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googlemapで羽田のあたりを見てみて、東京モノレールの「整備場」駅をスタート地点に決めました。駅の外に出てみると、金網越しに旅客機がどーんとお出迎え。おお、でかいぜ。

 

駅の名前の通り、各航空会社の整備場があった場所ですが、現在は「新整備場」駅の方に機能が移っているようです。確かにANAの整備工場見学に行ったときも最寄駅は新整備場だったな。現在は海上保安庁の航空基地の他、パイロット養成の航空学校などがあるみたいですね。

 

daiki-photo.hatenablog.jp

整備工場見学はまた行ってみたいけど、息子くんが小学生になるまで参加できないんですよね。家族で行くにはもう少し待たねば・・・ 

 

金網越しに旅客機を眺めつつ、環八通りの方に出ていきます。

 

「羽田イノベーションシティ」前

整備場駅から環八通りに入るところに、2020年にオープンした複合施設「羽田イノベーションシティ」が見えてきました。施設内には足湯付きの展望デッキがあり、 風向きと時間帯によってはB滑走路から離陸していく飛行機を間近で見られるのだとか。

 

今回は羽田イノベーションシティではなく、その前を通る道路から羽田空港を眺めます。

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道路と空港の間には2メートルほどの高さのフェンスに鉄条網が張られていますが、ガードレールに足をかけてカメラを上に出すとなんとかカメラがフェンスを越えるくらいの高さに。

 

飛行機撮影のベテランと思われる方がそのスポットにいましたが脚立持参されていました。飛行機撮影にもいろいろ装備が必要なのか・・・

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自分の目線の高さで飛行機と正面向いて対峙するのはなかなかない経験かも。

 

 

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コロナ禍で飛行機の発着が減っているせいか、B滑走路付近には駐機している飛行機が多く見られました。これもまた展望デッキで見るのとは少し違う景色かな。

 

ソラムナード羽田緑地

DSC_2815続いて、多摩川沿いの「ソラムナード羽田緑地」へやってきました。元々は羽田空港の跡地だった場所を整備して、今は遊歩道になっています。ソラムナード羽田緑地からは富士山の姿も拝むことができました。

 

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多摩川の土手の高さから見ると、ターミナルか滑走路へ移動中の飛行機がちょうど目線の高さに来るんですね。高い建物もなく、フェンスの上から撮れるので飛行機写真の基本!みたいな真横からの写真が狙えます。同じ目線の高さで飛行機を見るのはちょっと新鮮。

 

 

DSC_2875川の方に視線を向けると、この日は南東の方角から羽田空港に向かって飛行機がどんどん飛んできていました。

 

 

DSC_2840 望遠レンズで切り取ると道路のすぐ上を飛行機が飛んでいくように見えます。実際、結構距離は近いのですが。

 

 

 

DSC_2860 次から次へとやってくる飛行機をひたすら望遠レンズで追いかける楽しい時間。 

 

 

DSC_2872 フェンスすれすれを越えていくように見える距離感。

 

 

DSC_2893 空港で見ているよりもより臨場感のある着陸シーンが見られました。

 

 トンネルを越えて新整備場へ

DSC_2961 環八を羽田空港に向けて歩いていると長さ700メートルほどのトンネルが出現します。一応歩道があるので歩いていってもいいようです。 

 

 

DSC_2968 歩道が狭かったり、自転車とすれ違ったりするので歩くときはご注意を。

 

 

DSC_2974 トンネルを抜けるとちょうどJALとANAの整備工場のあたりに出ました。エンジンの点検中なのかな?

 

 

DSC_2979 ベストスポットではないのかもしれないですが「あ、ここからも飛行機見られるんだ」という場所を見つけるとちょっと嬉しくなりますね。カメラを持って歩きまわっているのはこういう場所を探すためなのかもな、と思ったり。 

 

DSC_2982 望遠レンズ越しですが、目の前に飛行機が着陸する姿はなかなか興奮しますね。

 

 

DSC_2992 第2ターミナル側を向くと、こちらも目線の高さで飛行機を見ることができます。

 

DSC_2995 飛行機が一般道を走っているように錯覚しますね。

 

新整備場駅前のフェンス越し

DSC_3011 東京モノレールの「新整備場」駅前まで戻ってきました。ここはJALの整備工場があります。一段と高いフェンスの向こうには、A滑走路とC滑走路を繋ぐ道路を進むスターフライヤーの機体が移動中でした。

 

DSC_3006 ここの黒いフェンスは目が小さめなのでフェンスを入れずに写真を撮るのがなかなか難しいところ・・・

 

 

DSC_3020-2 足元に生い茂るススキとスターフライヤー。 

 

DSC_3089ターミナルから見るのとはまた違った光景。一瞬、羽田じゃないみたいに感じます。

 

DSC_3117 フェンス越しに望遠レンズで覗いていると、結構山が近くに見えるものですね。こんな地方空港みたいなアングルもあるのか。新たな発見でした。

 

 

「整備場」駅をスタートして環八を歩きながら「新整備場」駅までの約5キロ、ゆっくり写真を撮りながら約2時間の羽田外周散歩となりました。写真を撮る分にはめっちゃ楽しいですが、途中コンビニもあまりなく、トイレも限られた場所にしかないのでその点は注意が必要かもしれないですね。

 

今回は羽田空港の外側を歩いて撮影スポットを探してみました。まだまだ他にも撮影スポットはありそうですし、時間帯や風向きで飛行機のルートも変わるのでまた違った姿が撮れそう。また次回、羽田散策してみようと思います。