中望遠マクロ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」をゲット
マクロレンズ、ゲットだぜ!
この度、ニコンのマクロレンズ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」を入手しました!久々のニューレンズ!
今の手持ちのレンズが24mm単焦点、85mm単焦点、100-400mmの望遠レンズにMFの50mm単焦点というラインナップ。普段撮りに35mmから50mmくらいの単焦点を一本入手しておこうかなと考えていたのですが、急転直下の105mm。マクロレンズが欲しいなぁと思ったところでマップカメラさんに中古で手ごろな一本があったのを見つけて購入に至った次第です。使いこなしたい、中望遠。
ちなみにニコンは「マイクロレンズ」という名称を使用しているところですが、ここではマクロで言葉を統一して使わせていただきます。
レンズはフードを付けるとやや大きめな印象で重さは750グラム。D780に装着すると約1.6キロという重量になります。まぁミラーレス全盛のこの時世に一眼レフを使っている時点で軽さは半分捨てているので特に問題はありません!
ピントを合わせようとするとレンズから聞こえる「カチッ、カチッ」という音。何かと思ったら手ブレ補正機能がついていることによる動作音とのこと。これまでニコンの純正レンズで手ブレ補正付きのレンズを使ったことがなかったので、動作音がちょっと気にはなりますね。
さて、せっかくのマクロレンズということで、まずは被写体にどれだけ寄れるのかを比べてみるべく、我が家にある単焦点2本と撮り比べをしてみました。
24mm単焦点
まずは24mm単焦点レンズから。これまで自宅でフィギュアやビールの缶を撮影するときはこのレンズでした。最短撮影距離は0.23メートルと3本のレンズの中では最も短いこともあり、ぼちぼち寄って撮れます。フィギュアの全身像は撮れるという感じですね。
85mm単焦点
2本目は中望遠の85mm。最短撮影距離は0.8メートルでそもそも被写体との距離があるのですが、中望遠だしもうちょっと寄れて撮れたかなーと思ってみたらこれが思ったより寄れない。
105mmマクロ
そして今回の主役である105mmマクロ。最短撮影距離は0.314メートルと24mm単焦点より長いのですが、さすがの寄り。この写真は最短距離まで寄っていないのですが、すでにデカい。
これが最短撮影距離0.314メートルでの撮影。がっつり寄れていますがちゃんと目にピントが合っています。寄りすぎヨシ!これがマクロレンズの実力か!
フィギュアといえば以前から撮影していたねんどろいどもマクロレンズで撮りやすくなりました。 油断すると顔じゃなく手に持つマイクにピントが合ってたりしてピント合わせにシビアなところもありますが楽しい。
ねんどろいどといえば、唐突にハマった「ゆるキャン」のキャラクターのねんどろいどにも手を出してしまいました。何がきっかけだったのか全く思い出せないのですが、ふと「ゆるキャン見てみよか」とAmazon Prime Videoでシーズン1の第1話を見始めてどっぷり沼に沈むというルート。
その流れでうっかり買ってしまった「斉藤恵那」のねんどろいど。斉藤さんかわいい。
ちなみに主人公の「志摩リン」のねんどろいどは2019年1月に発売されていたのですが、2021年10月に再販されるという情報を得たのですかさず予約してしまいました。予約しちゃったよ・・・
閑話休題。
マクロレンズを手に入れたからには、これまであまり撮ってこなかった小物の写真も撮ってみたくなりますよね。
自然光の入る窓際に棚板をテーブル代わりにしての俯瞰テーブルフォト。ちょっとオサレなお菓子をいただいた日にはこんな写真を撮っておきたいものです。
外で試し撮り
所用で出かけたついでに外でAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDの試し撮り。まずはネコさん。行きつけのネコさんスポットでネコさんがひなたぼっこ中だったので撮影させてもらいました。
人慣れしているのでちょっと近づいたくらいでは逃げないネコさん。じわりと距離を詰めていきます。このあたりなら85mm単焦点でも撮れないことはないのですが、距離を詰めずにある程度の大きさでネコさんを撮れるのはありがたい。
パーツをクローズアップできるのはマクロならでは。
ゴーストやフレアを軽減する「ナノクリスタルコート」を施したレンズなので、逆光のシチュエーションでもキレイに撮れますね。逆光だとネコさんの毛がふわっと撮れるのが気持ちいい。
いやー、この105mmマクロはネコさん撮影にかなり力を発揮するレンズでは。寄ってよし離れてよし。
ちょっと街中を散歩。光が差し込むドラマチックごみ集積所。
ガレージで朝の日を浴びるバイク。この105mmマイクロ、ニコンのサイトでは「シャープな中にも味わいのある描写が魅力」と紹介されているのですが言われてみると確かにシャープな感じ。クセはないけどデジタルっぽい描写というところでしょうか。個人的にはすごく使いやすくて好みではあります。
裏路地に唐突に現れたビートルズの展示。ヘフナーのベースだー。ガラス越しの被写体だったとしても、ガラスにかなり寄って撮れるので写り込みも防げるのがいいですね。
この日の浅草寺は着物の女性が多かった。モデルさんの撮影会もあれば友人同士で着物を着て参拝、みたいなケースもあって絵になりますね。お互いの撮影をされている1シーン。シャープな写りが朝の寺社の凛とした空気感を表現してくれるような感じ。マクロ用途じゃなくても普段使いに積極的に使っていきたい。
秋葉原に用事があった際に立ち寄った神田明神。
梅が咲き始めていました。マクロで花を撮る練習をしないといけませんね。
近所を散歩するときに持ち出して、自転車(まだペダルのついていない第1形態)に乗る息子くんを撮ってみました。AFがそれほど速くないという話を聞いていたのですが、AF-Cでも割としっかりついてきてくれてそれほどスピードの出ない動きものであれば十分撮れそう。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDを外に持ち出して撮影してみましたが、マクロレンズというだけでなく、中望遠スナップにどんどん使っていきたいレンズです。当分はカメラにつけっぱなしで撮っていこうかな。
2021年はマクロレンズとともに過ごす時間が増えそうです。