※このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています
7月恒例、不忍池のハスを撮る
7月3連休の最終日、上野公園・不忍池でハスの写真を撮ってきました。
ここ何年か、7月になったら撮りに来る、私の中で恒例の撮影スポットになっています。
不忍池に到着すると、どこからともなく風鈴の音が...?音の方へ近づいてみると、ハスの上に浮島のように出ている「蓮見デッキ」に風鈴のやぐらが建てられていました。風鈴の音色を聴きながらデッキを歩いてハスの花を観賞、なかなか風情があるじゃないですか。
ただ、この日はやや風が強め。
不忍池に行くと蓮見デッキに風鈴の回廊が!強めの風に吹かれる2,000個の風鈴!なかなかの轟音でちょっと笑った。 pic.twitter.com/J9ZuiBrsQV
— DAIKI@ネコと夜景とビール (@daiki_photo) July 15, 2024
まぁ、それもまたよし。
蓮見デッキから不忍池弁天堂をバックにハスを撮る。毎年お決まりの構図ですが、撮らずにはいられないというか、儀式みたいなものかもしれません。
縦構図でも撮る。
ハスの花は4日で散ってしまうとか。大きく開いた花はそろそろ散る時間が近づいているのかもしれません。
散った花びらも美しい。
誰かがカメラを向けている先には、キレイに開いたハスがあったりします。
大きな葉に隠れて咲く、キレイなハスの花を見つけたときはちょっと嬉しい。
ハスの花は日の出とともに開いて、朝のうち(朝6時から9時くらいの早い時間帯)が見ごろということですが、10時から11時くらいでも十分楽しめます。
2022年は朝早めにハスを撮って、そのまま上野の純喫茶で一服、なんてコースでした。
スズメが気になる
ハスの花を撮りながら不忍池の周辺を歩いていると、スズメの姿が目に留まります。スズメというと、写真を撮ろうと少しでも距離を詰めたらすぐに飛んで行ってしまうイメージがあったのですが、上野公園のスズメは人慣れしているのか、多少接近してもあまり気にしない様子。
人がそばを通っても飛んで逃げないんですよね。人の近くにエサになりそうなものがあることを知っているからなのか。
不忍池のすぐそばの木で子育て中の様子。親スズメが食事を運んできては...
子スズメに食べさせていました。かわいい。
スズメの中にはハスの葉っぱで一休みしているスズメもいて「これはもしかするとハスの花に止まったスズメを撮るチャンスなのでは...?」と
ハスの葉っぱに止まったスズメを見つけて、花に飛び移ってくれないかとじっと待つ...
ハスのつぼみに飛び乗ったスズメ発見!!そっちかー!それにしても、狭い足場にバランスを取りながら止まっていますね。望遠レンズで追ってみると、趾(あしゆび)を上手に使ってつぼみにつかまっているし、よく見ればしっかりとした爪もある。こんなにじっくりスズメの足を見たのは初めてかもしれない。
さっきの子スズメみたいな小さいスズメも葉っぱの影からひょっこり。
人に慣れてるっぽい上野公園のスズメも、蓮見デッキのような人がたくさんいるところにはあまり行かないようで、人がまばらなエリアで休憩している様子。ここはじっくり持久戦でターゲットを待ちましょう。
そしてスズメを追い始めて1時間30分が経過して...ようやく...
ハスの花に止まったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!望遠レンズを最大までズームして連写連写ぁ!
ハスの花とスズメ。いやー、撮りたかったよー。
いつ飛んで行ってもおかしくないと、高速連写モードでひたすら撮りまくる!ここまで連写したのはドクターイエローを撮ったとき以来か。
「お前、めっちゃ撮ってるな...?」
ここまで夢中で撮っていますが、意外とスズメが飛んでいかない。
縦構図でも撮ってみる。構図を変えさせてくれる余裕も与えてくれるなんて...望遠レンズ伸ばしてバカシャカとシャッター音を鳴らしているせいか、周りの方々もハスの花にスズメが止まっていることに気づいて写真を撮っていました。
あれ、意外とのんびり止まってるな...?
「それだけシャッターを切って、もう満足しましたか?」と飛び立っていったスズメ。あとでデータを見返してみると、5分間もハスの花に止まっていたようです。そして連写すること200枚...途中SDカードが「いや、そんなに連写されるとちょっと書き込みできねっす...」と息切れしていましたが、撮った撮った。
今回はスズメがハスの花に止まるまで待てた、粘り勝ちというところでしょうか。撮りたい写真を撮るために待つことも大事だな、ということを改めて実感しましたね。
スズメさん、ありがとう。
また来年の7月もハスを撮りにいこう。