初めてのモデルさん撮影会に行ってきた!
初めてのモデルさん撮影会に行ってきました!カメラを趣味に初めた当初は人物撮影にそれほど関心がなかったのですが「一度はちゃんとモデルさんを相手に写真を撮ってみたいな」と思うようになりました。
初めてモデルさんを相手に撮影をさせてもらって、反省もありつつ勉強になることが多かったのでとても有意義でした。今回は撮影会の申し込みから実際の撮影までをまとめてみました。
- 初めてのモデルさん撮影会に行ってきた!
- 撮影会はウェブで検索したら結構いろいろある
- いざ撮影!・・・の前にロケハンしておきましょう
- 実際に撮影会スタート!
- 突然現れるジャングルジム
- 逆光でポートレート
- 小道具を用意してみる
- 「デート」の終わり
- 撮影会に参加する前の準備が大事
撮影会はウェブで検索したら結構いろいろある
まずは撮影会に行ってみよう、と思い立って最初にしたことは「どの撮影会に参加するか」を決めること。検索してみると思った以上にいろいろな撮影会があることを知りました。
モデルとカメラマンが一対一で撮影するパターンもあれば、一人のモデルに対してカメラマンは複数が同時に参加して撮影する形式もあったり。ロケーションも室内での撮影もあれば、屋外でのロケ撮影の撮影会もあります。
撮りたいモデルさんで決めるのもあり
私が今回参加させてもらったのは「TOKYO GIRLS 撮影会」という撮影会。モデルとカメラマンが一対一で屋外での撮影をするという形式の撮影会でした。決め手になったのは参加予定のモデルさん。
今回私が撮影を申し込んだモデルさんは橘杏(たちばな あん)さん。雑誌やウェブ媒体のモデルのほか舞台などでご活躍されている方で、2014年にはJリーグ・湘南ベルマーレの「ベルマーレクイーン」として湘南ベルマーレのサポートをしていたということも。
Jリーグ好きにはおなじみのブログの一つ「ドメサカブログ」さんでもタグ付けされて結構な記事をまとめられているほどの活躍(?)ぶり。
私もブログやTwitterなどであんぽむ先生の動向をチェックするような感じだったのですが、今回はそのあんぽむ先生の撮影会がある!ということで勇んで申し込んだ次第です。
初めての撮影会、こんな決め方でもいい・・・はず。
いざ撮影!・・・の前にロケハンしておきましょう
今回の撮影会の場所は原宿。時期は7月、17時20分と少し日が傾きはじめる時間から80分の制限時間で撮影することになります。
いざ撮影会本番・・・!の前に、原宿の街を歩いてみてロケハンすることにしました。撮影して映えそうなスポットをあらかじめチェックしておくことで頭と心の準備ができた状態で撮影会に臨めると思います。
ロケハンしておくと「どこから太陽の光が入ってくるか」「撮影に使えそうなモノ・場所があるか」みたいなことが事前にチェックできます。撮影スポットをある程度準備しておけば、モデルさんを連れて迷ったり悩んだりすることも減るはず。
それと、モデルさんも長い時間歩くと疲れてしまうかも。なので効率的に回りつつ休憩も挟みながら80分を有効に使うには・・・とシミュレーションするのにもロケハンするのはとても大事。
実際に撮影会スタート!
撮影会前に早めに原宿に到着してぷらっとロケハン。ある程度撮影したい場所が固まったところでいよいよ撮影会スタート!
おお、本物のあんぽむ先生だ・・・とちょっと緊張しながらもいろいろお話しながら撮影ポイントを回っていきます。あんぽむ先生のご活躍を知っているのでいろいろと話すネタがありますが、はじめましてのモデルさんとお会いする前にはTwitterやinstagramなど、モデルさんが発信している情報をキャッチして話のネタを探しておくといいかもしれません。
まず最初に向かったのは明治通りの歩道橋。往来する人が少なく、撮りやすそうなスポットだなとロケハンの時に見つけておいたのでした。
突然現れるジャングルジム
原宿と渋谷をつなぐ裏道的な「キャットストリート」を渋谷の方向へ向かって歩いていくと、突然あらわれるジャングルジム。一応公園っぽいスペースになっているのですが、道のど真ん中にあるのでなかなかびっくりします。このジャングルジムで撮ってみるとおもしろそうだな・・・ということであんぽむ先生にお願いしてジャングルジム撮影してみることに。
ジャングルジムに腰掛けてもらったり、上に登ってもらったりしながら撮影してみます。それと黒の洋服と銀のジャングルジムがよく合っていました。ご本人曰く「ネコ顏と言われる」の通りジャングルジムと黒ネコみたい。
身体を動かしてもらうと表情も自然と柔らかくなったりするので、撮影するときには意識的に身体を動かせるポイントがあるといいですね。
撮った後に思いましたが、モデルさんに動いてもらうだけでなく自分も動いて撮れたらもっとよかったかも。自分がジャングルジムに登って、上から見下ろす構図というのもあまり撮れないシチュエーションだったりしますね。
逆光でポートレート
もうひとつ、撮りたかったのが夕陽をバックに逆光での1枚。ちょうどこの時間帯に夕陽が差し込む路地を見つけて撮影してみました。
ロケハンで日が差し込む通りを見つけておいたので、撮影自体はばっちり。あとは撮影者の腕がもっとよければ・・・
小道具を用意してみる
撮影のネタになにか、と小道具にカメラを一台用意していたのでそのカメラを使って自由に撮影してもらうことにしました。モデルさんに写真を撮ってもらう、というのも不思議なシチュエーションです。
使ってもらったカメラはPENTAXの「Q7」という超小型ミラーレス一眼です。小柄な女性の手にもフィットするそのサイズ。自分で撮っておいてなんですが、ちょっとカメラのCMみたい。女性に撮ってカメラのサイズは使いやすさという点で大事なポイントなんだろうな、と撮りながら思ってしまいました。
小さいカメラがよく似合う。
こうやって写真を撮ってみて、カメラ目線の写真も好きなのですが、なんとなく「人が何かしている場面」を撮るのが好きだということに気づきました。目線がこちらに来ておらず、何かをしている姿を見る、撮るのが好きなのかもしれません。また人を撮る機会にはこういう小物を用意してみたいと思います。
「デート」の終わり
最後はもう一度歩道橋で撮影をさせてもらいました。
撮影会に参加する前の準備が大事
今回はじめてモデルさんの撮影会に参加してみました。モデルさんの撮影は難しくも楽しいもので、参加してよかった!
参加して気づいたのは、撮影をよりよいものにするためには事前の準備がとても大事だな、ということ。
撮りたい写真のイメージを固めておいたり、撮りたい場所をあらかじめロケハンしておくこと。そして撮影するモデルさんについて予習をしておくこと。どんな人でどんな趣味で、みたいなことを知っておくだけで会話も弾みます。楽しい雰囲気は撮影にも活きるはず。
モデルさんは撮られなれている方が多いので、カメラマン側が不慣れだったとしてもうまくリードしてくれることが多いように思います。なのであまり心配しないで撮影会の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか!?
撮影会の前に読んでおいて参考になった書籍たち
青山裕企さんの「ガールズフォトの撮り方」という書籍はとても参考になりました。特に、事前に準備すること(テーマややりたいことを決めたり、ロケハンしたり)はやっておいてよかったなと。写真の撮り方という点ではなく、ポートレートの撮影における準備や考え方についてアドバイスをいただける書籍です。
撮り方やポーズの参考に書籍を読んでおくのもいいですね。