浅草寺はいつも大賑わい
夏の浅草をカメラ片手に歩いてきました。頻繁に足を運んでいる浅草ですが、季節を問わず人が多いですね。学生さんをはじめ夏休みに突入した時期ということもあり、この日の浅草寺は昼間から大勢の参拝客で賑わっていたのでした。
五重塔は改修工事中で今年の上半期は塔が囲いで覆われていたときもありました。今は囲いは足元の部分だけになっていて、多くの方が写真を撮っていました。金の相輪が塗り直しによって輝きを増しています。
夏の浅草には浴衣姿がよく似合います。この日は近隣で花火大会があったせいか、いつも以上に浴衣の方が多かった印象です。浴衣に屋台、夏を感じる組み合わせ。
浅草の裏の方へ
人の多い浅草寺を通り過ぎて、花やしきの方へと歩いてきました。雷門を浅草の表側とすれば花やしきの方は裏側というところでしょうか。表側に比べれば観光客の数は少なくなりますが、浅草の裏手に残る昔ながらの建築物は下町散歩の気分を高めてくれます。
こちらは花やしきの並びにある大衆料理のお店「芳野屋」さん。戦後間もない時期からこの場所に店を構えているそうです。下町らしさをビンビンに放つお店。雷門、仲見世通り、浅草寺だけじゃない浅草の魅力はこのあたりにもたくさんあります。
裏手をさらに歩いていると目に飛び込んできた「恐怖の小便小僧」。どうやら花やしきのストックヤード?のような場所らしい。昼間の時点でこのインパクト、夜に知らずに通ったら心臓が口から出そうなくらいビックリしそうです。
少し日が傾き始めた時間帯。浅草寺の境内に戻ってきましたが、まだまだ人が多かった。浴衣の女性に外国からのお客さまたち。浅草は国際色豊かな場所になってきました。
夜の浅草は艶やか
お日様が沈んで夜の時間の浅草・仲見世通りへ。商店は店じまいの時間ですが、人の数はまだまだ減りません。仲見世通りの賑やかなシャッターを横目にしながら浅草寺へと歩いていきます。
昼間は立ち止まって写真を撮る余裕なんてなさそうなくらい人が多い仲見世通り。夜の時間帯になれば少し余裕ができました。姉妹?で記念撮影、楽しそう。
鉄器の風鈴のキラキラした音色を聞きながら。
宝蔵門と五重塔のライトアップをはじめ、夜も楽しい浅草寺。夜の灯りに浮かぶ提灯とか浴衣で歩く姿を見るとどことなくお祭りな感じがして、思わず気分が高まるのは私だけでしょうか。
夜の浅草を歩く浴衣と甚平。昼間とはまた違う、艶やかさが増したように感じます。甚平はやんちゃな感じ。下町男性っぽさありますね。浅草の夏の夜は艶やかです。
夏の浅草の昼と夜を撮ってみました。季節を問わず人が多い浅草ですが、夏は夏の良さがありますね。お祭り気分にさせてくれる雰囲気、好きです。