麻布十番の「元祖」から暖簾分けした「浅草浪花家」
夏といえばかき氷。美味しいかき氷が食べたい!ということで浅草にある「浅草浪花家」さんでかき氷をいただいてきました。「浪花家」といえば麻布十番にある「浪花家総本店」が有名ですが、浅草浪花家さんは総本店から暖簾分けして2010年にオープンしたお店です。
浪花屋総本店といえば、たい焼きの元祖。あの名曲「およげ!たいやきくん」のモデルになったお店です。元祖のたい焼きは美味しかったですよ。
浅草浪花家さんは浅草ROXがある国際通り沿いにお店があります。「ホテル京阪浅草」の隣、道を挟んで向かいには「浅草ビューホテル」があるのでそのホテルを目印にするとよいかと思います。電車ではつくばエクスプレスの浅草駅が最寄りになります。同じ浅草駅でも浅草寺や隅田川沿いにある銀座線や東武スカイツリーラインの浅草駅からは徒歩10分ほどかかるのでご注意ください。
雑誌などでも取り上げられていて、かき氷好きには超有名店として知られている浅草浪花家さん。夏休みを利用して平日のお昼時に行ってきました。12時ごろにお店に到着して、先客は2組。隣のお客さんが話をしているのを耳にしましたが、土日は1時間2時間は平気で並ぶほどの行列ができるとか。
席に通されるまでの間にメニューを見て何を注文するか思案。定番のいちご、ミルク、宇治金時からきなこと黒蜜や様々なフルーツが乗ったものまで、どれも美味しそう。迷っているうちに席に通されました。お店の席数はテーブル7つの14席ほどで、回転は早そうですが行列必至です。 注文して待っている間、食事メニューの焼きそばのソースのいい匂いがして、お腹が空いてきます。下町の甘味処といえば焼きそば、という方程式があるんですよね。興味深い。。。
いちご・あずき・みるくの「あさやけ」を注文!
席に通されて、注文したかき氷がやってきました!今回は「いちご・あずき・みるく」の三種類の味が楽しめる「あさやけ」を注文!なかなかのボリュームです。10センチは超えるであろう高さの氷がそびえ立ちます。
さっそくスプーンを入れて食べてみると、氷はふわふわ。でも少しシャキシャキした口当たりが残っていてかき氷を食べている実感がわいてきます。イチゴは自然な風味で甘すぎず、ミルクも優しい甘さ。常温でほんのりとあたたかい小豆がいいアクセントになっています。かき氷の定番の組み合わせですが、だからこそその美味しさが際立ちます。
周りから食べ進んでいくと、中心部にもいちごとミルク、そしてあずきがかかっています!食べ進めていっても最後まで三種類の味が楽しめるようになっています。いやー、これは絶品。これほどクオリティの高いかき氷は初めて食べた気がします。しゃくしゃくとあっという間に食べ終わってしまいました。幸せ、感無量。美味しかった。
もちろんたい焼きも絶品ですよ
浅草の名店、浅草浪花家のかき氷は、確かに並んでも食べたい、それだけの価値があるかき氷でした。日中の時間帯は行列必至なので、開店直後や閉店間際など、時間をずらして行くのがよいのかもしれません。これは次回訪問に向けて偵察したいところ。
もちろん、かき氷だけでなく浪花家と言えばのたい焼きも美味しそう!ひとつひとつ金具の焼器で焼かれたパリパリのたい焼き。かき氷を食べながら、焼器を返すカラカラという音が聞こえていました。持ち帰りもできるので、浅草散策のお供に買っていくのもいいですね!
浅草から近い下町エリアのほかのかき氷もおいしいですよ
足立区の梅島にあるパティスリー ラヴィアンレーヴでは、洋菓子店ならではのかき氷が楽しめます。もちろん、定番のいちごミルクも美味!
御徒町にあるどらやきの名店うさぎやのカフェでは、やさしい甘さのかき氷。日本酒をかけるおとなのかき氷も・・・