箱根へ行ってきました。
箱根に行って、相模湾で捕れた新鮮なアジを食べるぞー!
休日を利用して、箱根へ行ってきました。奥さんの仕事が2月3月と忙しくなるため時間の取れるうちにどこか行こうか、という話になり、日帰り旅行に出かけてきたのです。そういえばあまり行ったことのない箱根へ行こう!ということでロマンスカーで一路箱根へと向かいました。新宿駅からロマンスカーに乗り込めば、1時間半ほどであっという間に箱根湯本駅へ。便利ですねー。
自分は家族旅行でおそらく小学生くらいのときに行った以来の箱根でおよそ30年ぶりくらい!?の箱根となりました。
今回、箱根にやってきた目的はいろいろあるのですが、最初の目的は「鮨 みやふじ」さんのアジ丼を食べること!箱根観光のガイドブックに取り上げられることの多い名店との話を聞き、これは食べなければ!と思い、最初の目的地を箱根登山鉄道の「宮ノ下」に定めます。
アジ丼を食べに登山鉄道で山を登る
「鮨 みやふじ」のある宮ノ下を目指すべく、ロマンスカーで箱根湯本に到着した後、今度は登山鉄道に乗り込みます。海の幸を使った料理なのに、食べるために山を登っていきます。
宮ノ下駅は、箱根湯本から出発して7個目の駅で、途中3回のスイッチバックを挟んで、標高436メートルまで登ってきました。1月の箱根はさすがに寒くて、宮ノ下駅近くにあった切り株のくぼみにたまった水が氷っていました。さ、寒い・・・
宮ノ下といえば箱根駅伝での応援名所としておなじみの「富士屋ホテル」をはじめ、老舗のホテルや昔ながらの温泉宿などが残る街。そして、箱根駅伝のときに観客に振る舞われる「温泉シチューパイ」を販売している「渡邉ベーカリー」さんもここ宮ノ下にお店を構えています。宮ノ下、なかなか歩くのが楽しそうなところです。
「鮨 みやふじ」へのアクセス
「鮨 みやふじ」は宮ノ下駅から徒歩で10分ほどの場所にあります。箱根駅伝のルートと同じ、国道1号線に出て「富士屋ホテル」を通り過ぎたあとは「宮の下」の信号を左手に曲がります。温泉シチューパンで有名な「渡邉ベーカリー」さんを通りすぎて「お食事処じゅらく」の角を曲がると鮨 みやふじへ到着です。ここまで歩くだけでも宮ノ下の雰囲気が楽しめます。箱根観光っぽい。
「鮨 みやふじ」は開店直後に行くのがオススメ
目的地の「鮨 みやふじ」さんへ到着しました。思ったより小さいお店なんですね。そんな小さなお店ながら、宮ノ下きっての人気店という事前情報を得ていたので、確実にアジ丼にありつけるためには、開店直後を狙うしかない!と、11時30分の開店時間を狙ってお店に向かいました。
開店の11時30分から5分ほど遅れて店に着いたところ、すでに3~4組が入店していて、なんとか席の空いているうちに入店することができました。さらに自分たちが入店した後にツアー客が10名ほどで押し寄せてお店はあっという間に満席。カウンターと座敷あわせて20席ちょっとの小さなお店なので、ピークの時間には結構な行列ができるようです。
また、入荷状況によっては途中でアジが品切れになってしまうこともあるそうなので、確実にアジ丼をゲットするためには開店直後に行くのがよさそうです。
これが相模湾の新鮮なアジを使った「元祖 アジ丼」!
注文からしばらくして、おまちかねのアジ丼が出てきました!お値段は1人前1,620円。相模湾で水揚げされた新鮮なアジがたっぷり乗せられていてシャリに対して十分すぎる分量。なかなかボリューム感あります。
さっそく一口食べてみると、まずはアジはぷりぷりの食感に驚き。 アジを食べて弾力に驚くなんてはじめてです。また、味付けですが、アジには特製のタレがたっぷりとかかっています。ちょっと追加でお醤油を追加してもいいけど、何もかけずにそのまま食べるのがスタンダード。
アジって結構クセがある味という印象だったのですが、新鮮なアジの食感と美味しさに驚かされました。アジの新鮮さ、タレの風味がシャリと混ざり合う感じ、これは箸が止まらない美味しさ。ごちそうさまでした。
「元祖 アジ丼」その名に偽りなし!大変美味でした。山の中で海鮮丼っていうのがまた不思議な感じなのですが、箱根登山鉄道で山を登って、宮ノ下に降り立って食べに行くだけの価値があります。人気のお店だけど、開店と同時に滑り込んでアジ丼にありつきたいですね。
ちなみに、この似顔絵は大将とおかみさんですが、激似です。ぜひお店で確かめてみてください。
お腹がいっぱいになったら、宮ノ下の散策へ。