ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

函館駅前の「大衆居酒屋 魚さんこ」さんは、活イカ刺をはじめとした地物の魚が手頃に食べられる居酒屋!

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JR函館駅すぐにある「大衆居酒屋魚さんこ」さんへ

 

函館旅行に行ったら食べておきたいのは新鮮な海の幸。今回立ち寄った「大衆居酒屋魚さんこ(ぎょさんこ)」さんは、新鮮でおいしい海の幸がお安く食べられる最高の居酒屋さんでした。

 

一人旅だったということでお店を選んだポイントは「気軽に入れる感じのお店」なんだけど「海の幸が美味しく食べられる」という2点。ガイドブックをベースにネットの口コミで情報を掘り下げながら決めたのが魚さんこさんです。

 

今回の函館一人旅にはJTBパブリッシングの「マニマニ」を持っていったのですが、情報が豊富で親切だし、とても参考になりました。ガイドブックなんだけどガイドガイドしすぎてないのがよかった。次に旅行に行くときもマニマニを買おうかな。

 

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魚さんこさんがあるのは函館駅から徒歩1~2分の場所。函館市電が走る通りに面しているので見つけやすい場所にあります。これぞ居酒屋!という感じの外観。

 

開店時間は16時30分。この日は「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地巡礼と称して元町界隈を歩き回ったり、立待岬まで行ってみたりとひたすらに歩いていたので、早くビール飲みたい・・・そんな気持ちを抱えていたので開店時間にお店に飛び込んだのでした。

 

お品書きには地物の魚がズラリ

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この日のお客さん第一号としてカウンターに通されました。おしぼりで手をぬぐいながら、手書き風のメニューに目を通していきます。産地が書かれた魚介類のメニューが「さぁ、注文したまえ!」と誘ってきますね・・・!

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まずはビールで乾杯。キンキンに冷えたジョッキに注がれたアサヒスーパードライ。よく歩いた体にしみわたる一杯。最高。スーパードライのキレのよい味わいは食事の邪魔にならないのが好き。

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お通しで出てきたのはタコの頭の刺身。胴体や足よりもやわらかめでくにくにっとした食感。ほんのり甘くて美味。お通しのタコがいきなり美味しくて、これから出てくる料理に期待が膨らみますね。

 

開店からしばらくしてお客さんが続々とやってきました。注文が入ると店員さんの威勢のいい声が響きわたり、居酒屋っぽい賑やかさが出てきました。

 

生け簀で泳いでいたイカをさばいてくれるイカ刺し!

 

さて、函館に行ったら絶対に食べたいのはイカ。函館市の魚はイカなのです。6月1日に漁解禁となるマイカ(一般的にはスルメイカと呼ばれる)を食べるのだ!!というのが函館旅行の目的の一つなのでした。

 

今回魚さんこさんを選んだ理由の一つは「生け簀で泳いでいるイカをさばいてくれる」から。魚さんこさんはこれからさばくイカを生け簀からすくった後にわざわざ見せにきてくれます。

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 店員さん「じゃーこのイカをさばいてきますねー」 

 

突然やってきたイカにピントが合わせられなかった私のバカ!へたっぴ!このブレブレの写真でイカの活きのよさを感じてください(いいわけ)。 

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しばらくたってやってきたのは、美しいイカ刺し!これだ!これが食べたかったんだ!! つやつやで透き通った身に惚れ惚れしてしまいます。

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身の部分や足はもちろん、目玉から耳から吸盤、そして肝まで。あますことなく刺身になっています。

 

身は程よいかみごたえがあり、かめば甘みを感じる味わい。足はさっきまで動いていただけあって弾力がバツグン。「足にしょうゆをつけるとしょうゆが跳ねるかもしれないから気を付けてくださいね」の注意通りだ。

 

耳はコリコリとした食感が楽しめて、目玉は噛むとじゅわっと旨味が出てくる。肝はコクがあり、しょうゆに溶かして、イカの身と一緒に食べれば甘みにコクが加わってこれまた美味・・・!

 

もともとイカ好きなのですが、本場で新鮮なイカを食べるのがなんて幸せなことなのか・・・至福。

 

開店から30分ほど経過して、30席ほどの席は満席に。カウンターには地元の方とお見受けする方も多いですね。うちの奥さんが提唱している「観光地で地元の人が入っている飲食店に外れなし」理論でいくと、魚さんこさんは大当たりなはず。

 

脂が乗ったホッケとスーパードライの相性が良すぎて

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イカの刺身をひとしきり堪能したところで、追加でオーダーしていた魚がやってきました。注文したのはホッケです。

 

ホッケの旬はなんとなく秋冬だと思い込んでいたのですが、実は脂が乗ったホッケが獲れるのは5月から7月なんだそうです。6月に函館に旅行に行っていたのでまさに旬ど真ん中!!これは食べるしかない!!! 

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はしで身をほぐして口に入れると脂が乗りまくりで美味。もう一口、とほっけを口にして、これはビールにあうなとスーパードライを一口。これを繰り返していたらあっという間にビールがジョッキから消えました。マジック。相性良すぎでしょ。

 

大根おろしと合わせると甘みが引き立って、ご飯が欲しくなりますね。

 

www.gyoren.or.jp

地物で新鮮なイワシの刺身が安くて美味い

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もう一皿注文しておいたイワシ刺しがやってきました。函館に水揚げされた地物のイワシです。口に入れれば脂でとろけて旨味がじゅわっと出てくる。ショウガ醤油につけて食べて・・・至福。これで380円はお値打ちすぎでしょう!

  

〆にはあら汁のサービス!

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このあとは写真を撮りにいく予定だったので、腹八分目でごちそうさまでした。じゃあお会計を・・と席を立とうとすると店員さんから「ちょっと座って待っててください!」と出てきたのは〆のあら汁。口の中をさっぱりとさせつつ、魚の旨味が染み出た汁がこれまた美味い。お酒を飲んだあとに飲むあら汁の美味しさはもはや異次元。

 

最後の最後までサービス旺盛で感激です。ひとりで飲んで食べて、ビール2杯に魚3皿と腹八分目で3000円行かなかった。安い!大満足でごちそうさまでした。

 

お手頃価格で北海道の地物の魚が楽しめるお店。また行ってみたい!

函館旅行で立ち寄った「大衆居酒屋 魚さんこ」さん。一人旅でさくっと立ち寄れるのと、函館駅前というアクセスの良さ、そしてなにより地物の魚が手頃に楽しめるという最高のお店でした。

 

函館には他にもイカが美味しい居酒屋さんがあると思いますが、迷ったら魚さんこさんに行けばいいのではないでしょうか。私もまた函館に行ったら再訪したいお店です。次にお店に行ったときはもう少しじっくりたっぷりと魚を楽しみたいですね・・・!