三宮から歩いてメリケンパークへ
ゴールデンウィークは私の母親の実家のある神戸と、奥さんの実家のある名古屋へと出かけておりました。まずは、息子くんを私の祖父に顔合わせしようということで神戸へ。ホテルで一泊して名古屋入りする前に、神戸の街を散策してきたときの写真です。
今回は三宮のホテルで宿泊していたので、三宮から港を目指して散歩。メリケンパークへとやってきました。
メリケンパークはポートタワーと並んで神戸の夜景に欠かせない神戸海洋博物館やホテルオークラが建っているエリア。いつもはハーバーランド側から見ることの多いポートタワーですが、メリケンパークから見るのもまたいいですね。
メリケンパークには、1995年に発生した阪神淡路大震災で崩壊したメリケン波止場の一部を当時のまま残した「神戸港震災メモリアルパーク」というエリアがあります。地震によって傾いた街灯や激しく崩れた岸壁、時の経過によって錆びていった鉄柵やビット。20年以上前に起きた震災ですが、この姿を見るたびにその被害の大きさを思い返します。
この日の午前中は雲一つない晴天だった神戸。青い空にぽっと浮かぶようなポートタワーのてっぺん。その上には気持ちよさそうにこいのぼりが泳いでいました。
ポートタワーを下から見上げると、タワーを横に走るラインが波打っていることに気がづきました。中望遠のレンズで見上げてポートタワーを撮って、初めて気づきました。
神戸の港には楽しそうな表情がたくさんある
メリケンパークやハーバーランド、ポートタワーが建つ中突堤は神戸を代表する観光スポット。観光で訪れる方も、地元神戸の方もみな楽しそうな表情をしています。景色も素晴らしいですが、思わず人物をフレームに収めたくなる場所。
景色を楽しむ人、写真を楽しむ人、ゆったりとした時間を楽しむ人・・・それぞれの楽しみ方があって、それぞれが幸せそうな表情をしている場所。
自分の家族の写真を撮るのもいつも以上に楽しく感じます。どこで撮っても絵になる気がする。ちょっと望遠気味で撮ると、いい具合に背景もボケて、ポートレートっぽくなりますね。一度神戸でポートレートの撮影会してみたいなぁ。撮りごたえありそう。
息子くんは初めての海。海の男よろしくビットに足をかけて、という定番のポーズはまだちょっとできませんが、神戸の港で海の男デビューさせてもらいました。
どこにカメラを向けても絵になる神戸・メリケンパーク。また来るよ。