ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

横浜のビル群と富士山の競演。「横浜ベイブリッジスカイウォーク」で夕暮れ時の撮影を楽しんできました。

夕暮れに染まる、横浜のビル群と富士山を撮る

 

横浜のウォーターフロントのビル群と富士山を撮ってきました。

 

夏に行った「横浜ベイブリッジスカイウォーク」は横浜港を一望できるビュースポット。方角を考えると、空気が澄んでいたら富士山まで見えそうだ、ということで、11月の晴れた日に行ってきました。

 

daiki-photo.hatenablog.jp

 

前回横浜ベイブリッジスカイウォークを訪れた際はレンタサイクルを利用したのですが、今回は移動する時間帯が夜になりそうなので、暗い時間帯に人気の少ない道路を自転車で走るのはちょっと危ないかも...ということで、今回はバスを利用してみました。

 

鶴見駅からもバスが出ていますが、今回は横浜駅14番乗り場から出る109系統のバスに乗りました。所要時間は約45分、本数も少なめですが、みなとみらい、馬車道、日本大通り、中華街と横浜の観光スポットを通過しながら、極めつけはベイブリッジまで渡ってしまう楽しい路線。一般車は通行できない大黒ふ頭内も走って回るので、バスからの車窓を眺めるのも楽しい路線です。

 

横浜駅からバスに揺られて45分、横浜ベイブリッジに到着しました。ベイブリッジ下の釣りスポットからも富士山が見えます!これは期待できそう!

 

金網にところどころレンズ用の穴をあけてくれている・・・

ベイブリッジスカイウォークに上がって、撮影スポットを探します。スカイウォークに上がると、三脚を立てて準備万端なカメラマンの方もちらほら。私はランドマークタワーの左側に富士山が見えるポイントから撮ることにしました。

 

さて、取りだしたるは4本のレンズ。右から24mm、85mm、100-400mmの望遠、そしてこの写真を撮っている58mm。ベイブリッジスカイウォークから横浜のビル群、そして富士山を撮る場合、焦点距離ごとにどんな感じに写るのかを試してみましょう。

焦点距離:24mm

それぞれのレンズで、富士山を中心に据えながら撮ってみます。まずは24mmで撮るとやはり広く見えますね。右手は瑞穂ふ頭に立つ風力発電所「ハマウイング」から、左手は横浜マリンタワーあたりまで入りこんでいます。まさに横浜港一望、という感じ。

 

焦点距離:58mm

続いて58mmで撮ると、富士山の存在感が出てきました。右手は横浜メディアタワーがにょきっと見えて、右手は横浜駅付近まででしょうか。左手は大さん橋から山下公園あたりまで。こうやってみると富士山だけでなく、北西方向にも山が連なっているのが見えますね。

焦点距離:85mm

85mmにすると、みなとみらいのビル群の主張が出てきたというか、横浜らしさが強くなってきた感じ。程よく広さがあって、程よく寄っていて、割と好きな感じです。富士山の側面にでっぱった宝永山もしっかり視認できるようになってきました。

 

焦点距離:100mm

望遠レンズに付け替えて、まずは一番広角側の100mmから。だいぶ富士山の主張が強くなってきました。

 

焦点距離:200mm

続いて200mmへ。富士山を中心に据えるという構図をすっかり忘れてしまいました...それでも、ランドマークタワーに横浜グランドインターコンチネンタルホテルとみなとみらいを象徴するようなビルがしっかり入って、そして富士山も大きく写り「横浜と富士山!」という写真としては、個人的には一番気に入っているかも。

焦点距離:400mm

そして400mm。ランドマークタワーと観覧車、そして富士山。デカい。

 

こうしてみると、どの焦点距離でもいい感じに撮れますが、個人的な好みだと85mm~200mmくらいの距離で撮るのがいい感じでした。私がイメージしていた「横浜と富士山」はこのあたりの焦点距離。

 

70-200mmみたいな望遠、欲しいなぁ...

 

憧れ of 憧れ

 

さすが横浜港、船の往来が多いですね。いい感じに構図に入ってくれます。

縦構図にしても良き。夕陽を浴びながら、横浜の港を進む船。絵になる。

 

もうすぐ日没

レンズを替えたりしながら写真を撮っていたら、あっという間に日没の時間。この日は横浜から見て富士山の左側に太陽が沈んでいきました。

24mmで撮ったときの、空の広さ。グラデーションがかかる空の美しさを楽しむのもなんだか久しぶり。

 

58mmで撮りながら、富士山にかかる雲が濃くなってきたのを感じる。

 

85mmで撮って、船が右からやってきて、

 

200mmで撮ってる間に横切っていった。そういえば、富士山に雪がかかってるな。日没になってからの方がはっきり見える不思議。

 

そういえばこの写真は300mmだった。富士山にかかる雪と、オレンジに染まる空。どちらも美しい。

日没から30分ほど経過して、久々のマジックアワー。久々に時間の経過を撮る楽しさを味わいました。このマジックアワーの空のグラデーションっていつ撮ってもキレイ。昔はたくさん夜景を撮りに行っていたけど、最近はめっきり撮らなく(撮れなく?)なったなぁ...なんて。

 

実はマジックアワーの時間まで残っているつもりはなくて、17時台のバスで横浜駅に戻るつもりだったのに、気づいたらバスの時間は過ぎていて...1時間後のバスを待ちつつ、三脚を立てて写真を撮ってみたり。

 

海越しにみなとみらいの夜景を撮って終了。19時台のバスを逃すと公共交通機関で帰る術がなくなってしまう!バスの本数の少なさはちょっと心配どころですが、それでもベイブリッジスカイウォークに来てこの景色を見たり撮ったりする価値はあるな、と感じたのでした。

 

ちなみに「車で来たらもう少しゆっくり撮れるのでは?」とも思ったのですが、ベイブリッジスカイウォークの駐車場は18時で閉鎖になり、時間を過ぎると出庫できなくなるとアナウンスされていました。それも怖いな...案外バスを使って「バスの発車までには出なきゃ!」と思っていた方がいいのかも。

 

 

ということで、横浜ベイブリッジスカイウォークで、夕暮れ時の横浜のビル群と富士山を撮ってきた話でした。これはめちゃめちゃ楽しかったし、秋冬のシーズンにはまた通ってみたいな、と思っています。横浜と富士山の組み合わせを見たい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?