ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

一人5,000円のアフタヌーンティで非日常体験をしてきた話

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高級ホテルのラグジュアリーなティータイムの空気に触れる

 

先日高級ホテルのアフタヌーンティーに行ってきました。一人5,000円のアフタヌーンティタイムー。丸の内の高層ビルにあるラグジュアリーな時間と空間に触れてみて「世の中にはまだ知らないことがたくさんあるものだ・・・」と実感しました。 

 

普段「ティータイムに5,000円なんて・・・」と思ってしまうタイプの人間ですが、5,000円という金額がつけられる理由がそこにあるのだな、ということなんですね。

 

東京の地上200メートルに広がるサンクチュアリ

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今回訪れたのはアマン東京のザ・ラウンジ。会社の福利厚生の一環で部署の交流に一部補助が出るのですが、今回はラグジュアリーな空間で「ブラックアフタヌーンティ」を経験してみようじゃないか、という話になり、所属する部署のメンバーで行ってきたのでした。

 

アマン東京は東京・大手町にある大手町タワーの最上階にある高級ホテル。大手町タワーのエレベーターで33階に上がると、眼前に広がるのは東京都市部を一望できるラウンジがお出迎え。

 

アマン東京、宿泊するには一泊12万とかなんとか・・・むおぉ。

www.aman.com

 

現実と非現実のはざまのアフタヌーンティ

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高級そうなソファが囲むテーブルに通されて、スタッフの方の説明を聞きます。

 

アマン東京のアフタヌーンティは一人5,000円。正直に言うと「ティータイムに5,000円はちょっと払えんな・・・」という感覚の人間。なかなか個人では味わうことのできない非現実的な空間で、そわそわする40歳。 

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ブラックアフタヌーンティのメニューはスイーツに加えて軽くつまめるタイプのセイボリーとスコーン、そして紅茶やコーヒーが揃っています。

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光の差し込み具合がオシャレすぎて。

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紅茶はダージリンやアッサム、アールグレイなど定番の品種からフレーバーティなど10種類近くから選ぶことができます。渋みもなく、ちょうどいい香りと味で飲みやすい。これまで飲んだ紅茶の中で一番おいしかったかも。

 

紅茶を飲みながらラウンジを見渡すと、洋風の中に和のモチーフを取り入れた空間になっていて、琴の音色(実際に奏者の方が演奏していた)を聴きながらうっとり。天井は10メートルくらいの高さがあって、大手町の高層階をこんなにも贅沢に使えるとは。仕事柄オフィスの賃料などを調べることもあるので、賃料いくらなんだろ・・・とか考えてしまいます。日常と非日常のはざまをふわふわする頭。

 

旅の雰囲気を感じるアフタヌーンティを楽しむ

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いよいよブラックアフタヌーンティのスタート。まずはシャンパングラスが並べられて「ティータイムなのに食前酒!?しかも勤務時間中なのに!?」とそわそわする一行。こちらはデコポンのスープ。スープの上に注がれているのはシャンパンを泡状にしたエスプーマで、この行程のうちにアルコールが飛んでいるそうです。

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なんだこのおしゃれな飲み物は・・・そして美味い。シャンパングラスを持ちながら戸惑う40歳。

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続いてテーブルに出されたのはまさかのトランク。

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中にはスイーツが並べられていました。アマン東京のアフタヌーンティは「アマンへの旅」をコンセプトに、旅行に出るような雰囲気を作っているそうです。

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6種類の中から好きなものを4つ選んで、ここで一度トランクは下がっていきます。 

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紅茶を飲みながらしばらく待っていると、スイーツが乗った三段のスタンドがやってきました。 

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6種類から4種類選べるのってちょうどいいですよね。10から4だと迷うけど6から4だと半分以上選べるから、なんか損した気分がないというか(貧乏性)。 

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それにしてもこのトランク、めちゃめちゃ良くできてる・・・ 

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トランクの中にはフルーツ。そしてトランクはホワイトチョコレートでできているので、トランクまでおいしくいただけます。「AMAN」のタグまでちゃんと再現されてるのかわいい。 

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いやー、映えますね。被写体力が高い。 

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そしてこのスコーンが超美味。見た目も美しいし、食べたらおいしいし、ジャムやバターも絶品で止まらなくなるし。なんだこれは。

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こんなにスコーンの写真撮ったことないぞ、というくらい撮ってしまった。

 

アマン東京のアフタヌーンティは2.5時間制。ゆっくり紅茶を飲みながらおしゃべりを楽んでいる方が多かったですね。仕事の合間なので1時間半でオフィスに戻らざるを得ないのが悲しい・・・

 

それでも十分にラグジュアリーで(私にとっては)非日常的な時間・空間を堪能することができたのでした。

 

知らない世界、知らない空間に立ち入ってみるのも大事

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今回は一人5,000円という私にとっては未知の世界ともいえる、ラグジュアリーなアフタヌーンティに行ってきました。紅茶やスイーツの味はもちろんのこと、ラウンジの空気感やスタッフの方々のサービスからも「これが高級ホテルのアフタヌーンティか・・・」と感じたり。

 

ゆったり穏やかに流れる時間に身を任せる場所なんでしょうね。注文してすぐにお茶やスイーツが出てこなくてもあわてない。早く提供されるだけがサービスじゃないというか。そういった時間・空間を楽しむための5,000円なのか。

 

未知の領域に立ち入ってみると新鮮な発見がありますね。それなりに歳を重ねてきて、どうしても自分の知っている・把握している空間や領域にばかり足を運びがちですが、それなりな歳だからこそ未知の領域に立ち入っていく気持ちを持ち続けておかないとな、と感じたアフタヌーンティでした。