ベイブリッジに、チャリで来た。
休日にカメラを持ってどこに出かけようか、と調べていた際に「横浜ベイブリッジに遊歩道があって、写真撮ったりできるらしい」という情報を入手。これは行かねば!ということで横浜ベイブリッジまで行ってきました。
正確には横浜ベイブリッジに併設されている「横浜ベイブリッジスカイウォーク」という施設で、大黒ふ頭側にあるのだとか。
公共交通機関だと、横浜駅や鶴見駅からバスが出ているのですが、土日は本数が少ない...だったら自力で行くしかない!そう、自転車だ!
Googleマップを確認したところ、自転車で行けそうなのは京急線の「生麦」駅。
生麦駅前のレンタサイクルをアプリで予約して、いざベイブリッジへ!
自転車で大黒橋通りを進んで大黒ふ頭を目指します。
さぁ行くぞ!と手元を見ると、なんとバッテリーは1メモリ...!おいおいおいおい...この先結構坂道あるのにー。前回利用から時間があまり空いていなかったのかしら。バッテリーが切れたら「ただただ車体が重いママチャリ」になってしまう!
とりあえずアシストモードを「エコ」にして、停止状態から漕ぎだしだけサポートしてもらう形に変更。バッテリーに大きな不安を抱えながら、大黒ふ頭に向けて走っていきます。
歩道が結構ワイルド。
自転車を漕ぎ進めていくとコンテナや作業車の類がたくさん停まっているのが見えてきました。ふ頭っぽくなってきましたね...ということを伝えるためにもコンテナの写真を撮っておくべきだった。
大黒ふ頭へとつながる、大黒大橋を渡っていきます。まだアシストついてる...!向こうに見えるのは鶴見つばさ橋ですね。あの橋もカッコイイ。
橋を進んで、高いところにくると港湾作業用のクレーンが目の前の高さに見えてきて興奮!
大黒大橋からランドマークタワーが見えた!大黒大橋からみなとみらい方面はおよそ4キロ。ランドマークタワーやみなとみらいのビル群は、大さん橋から撮ることが多かったのですが、4キロも離れると空が広く入るのでスケールが大きく感じます。
いよいよ目的地のベイブリッジも見えてきました!
生麦駅から自転車でおよそ20分くらいでしょうか。目的地の「横浜スカイウォーク」へ到着しました!「YOKOHAMAベストビューポイント」というワードに心躍りますね。
ベイブリッジに併設されているガラス張りの「スカイタワー」がスカイウォークの入り口になっています。
エレベーターで4階に上がって、ベイブリッジに併設されている遊歩道「スカイプロムナード」へ!横浜・みなとみらい側と本牧ふ頭・大黒ふ頭側それぞれに300メートルほどの長さの歩道になっていて、橋からの景色を楽しむことができます。
ちなみに、スカイプロムナードは途中で途切れているため、歩いてベイブリッジを渡りきることはできないようになっているとか。
ところどころ、金網の隙間を大きく開けてくれていて、撮影しやすいようになっています。カメラクラスタに優しい配慮...!
金網の向こうにはベイブリッジを行き交う自動車。
改めて横浜・みなとみらい方面を眺めます。いやー、気持ちいい!陸と海の境界線を写真のセンターに置きがち。大さん橋からみなとみらいの景色を見ることはありましたが、横浜のウォーターフロントを一望する体験は初めてかも。
ベイブリッジからみなとみらい方面はちょうど西向き。秋から冬にかけて夕焼けがキレイに見えそう。ちょうどランドマークタワーの向こうに富士山も見える方角ですよね。以前、ランドマークタワー越しに富士山がどどーん!と写っている写真を見て「どこから撮ったんだろう...」と思っていたのですが、ベイブリッジから望遠で狙ったのかも。いやー、これは望遠レンズ担いでの再訪が決まったな。
空に浮かぶ雲を眺めながら、プロムナードを進んでいきます。
スカイプロムナードの突き当たりに「スカイラウンジ」があります。
スカイラウンジは屋内型の展望施設で、大きなガラスの窓から景色を楽しむことができます。空調が効いているのでほっと一息つけるのも嬉しい。
ベイブリッジの下側を見る、というか真下に入るというのはあまりない経験。遊覧船に乗って一度くぐったことがあったかなー?
本牧ふ頭に停泊しているコンテナ船や大型のガントリークレーン。そして遊覧船や小型船が行き交っています。レインボーブリッジ近辺も似たような感じの場所ですが、こちらの方がどこかしらにぎやかに感じる。
スカイラウンジの一角にある展示スペースにやってきました。休憩用のベンチがあったり、ふ頭に関する展示がされている場所です。皆さん足元を覗き込んでいるのは...
横浜近郊の空撮写真がフロアに敷かれているからなんですね。ベイブリッジや大黒ふ頭だけでなく、横浜市が一望できるように撮られています。
横浜スタジアムや山下公園、みなとみらいのエリアを上から見るのはなんだか新鮮。
よく見ると横浜スタジアムのフィールドに五輪マークが見えます。そういえば、2021年の東京オリンピックの際は横浜スタジアムが野球・ソフトボールの会場になっていましたね。撮影したのが2021年ということもあるせいか、細かいところまで解像しているんだよなぁ。カメラ、何使ったんだろう(カメラ脳)
また、スカイラウンジとスカイプロムナードに設置されている双眼鏡はなんと無料!これはなかなか太っ腹。お子さんが喜んで双眼鏡を覗き込んでいる姿が印象的でした。
スカイウォークは18時まで開いているので、日が短くなったらスカイラウンジから夕焼けを撮るのも良さそう。12月はマジックアワーも狙えるかも。青空も撮りたいし、夕焼けも撮りたいし、夜景も撮りたい!
ひとしきりスカイラウンジを楽しんで、行きとは逆側のプロムナードを歩いて帰ります。こちらは本牧ふ頭・大黒ふ頭じっくり堪能コース。タンカーが整列している!一番手前の「EUKOR」と書かれたタンカーは自動車輸送用のタンカーみたいですね。
たぶん国産車じゃない車だったはずだから、輸入車になるのかな。
かわいらしい赤い灯台。赤い屋根にレンガの建物。こんなところにも横浜らしさを感じます。
タンカーを正面から見る機会もそうそうないでしょう。
ベイブリッジにチャリで来た。ということでこの日の愛車と記念撮影。
海抜ゼロメートルで撮った横浜。
横浜ベイブリッジスカイウォーク、すごく良かった。秋冬に再訪して、夕焼けを撮りに来ようと心に決めたのでした。
強いて気になりどころを言えば、スカイウォーク含めこのエリアに飲食できる場所が少ない、というところが気になりどころですかね。やはり車で移動するか、軽食や飲料をあらかじめ買っておくのがよいかと思います(ただしスカイウォーク内は食事禁止)。
さて、大黒ふ頭まで自転車でやってきたので、せっかくだからふ頭内をちょっと散策。とはいえ港湾エリアなので一般車両進入禁止のエリアが多いですね。
あとは、目の前に見える大黒パーキングエリア、もしかして自転車で行けたりする...?
デスヨネー(当たり前)。即落ち2コマ。
やはり次は車で来るかなー。
なお、帰り道は自転車のバッテリーが切れ、車体の重いママチャリと化した自転車でヒーコラ言いながら帰りましたとさ。
生麦ジャンクションも、カッコいいじゃん...!この曲線の重なり、いいじゃないですか。昔はこのブログもジャンクションの夜景を撮ることに執念を燃やしていたのですが、最近はすっかりご無沙汰。久々にジャンクション夜景撮りたくなりましたね!
横浜を一望できるスポット、横浜ベイブリッジスカイウォーク。非常にいいスポットでした。またいずれこのブログで「富士山とランドマークと夕焼けだー!」みたいな記事が公開されると思うので、ぜひ楽しみにしていてください(?)