ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

オリンピックに市場移転。再開発の進む豊洲・晴海の夜景を撮り歩いてきました。

豊洲からの夕焼け

マジックアワーの豊洲公園からスタート 

 

週末に豊洲・晴海の夜景を撮ってきました。ちょうど豊洲で用事があり、終わった時間はまさにマジックアワー。天気も良く、夜景を撮るにはもってこいのコンディション。市場移転でにぎわう豊洲、そしてオリンピック選手村などで再開発の進む晴海の夜景。距離にして約4キロほどの街並みを撮り歩いてみました。私個人としても久々の夜景撮影。豊洲・晴海の夜景撮影は楽しいものとなりました。

 

 

 

晴海の高層マンション群とマジックアワーの空

豊洲・晴美の高層マンションの夜景

豊洲駅から歩き始めてまずたどり着いたのは豊洲公園。ららぽーとの裏手にある晴海運河をのぞむロケーション。夕焼けと夜の空のグラデーションがキレイ。公園から晴海運河を見るとちょうど西向きなのでマジックアワーの撮影にもってこいなんですよね。日が沈む方角には大型クレーンが何機も見えます。あれは晴海の選手村のあたりでしょうかね。

 

今回は三脚を持っていなかったので、三脚代わりに地面に置いて撮影です。夜景撮影の際には三脚やレリーズがあった方が当然はかどりますが、固定できる場所において手ブレを防ぐことができればある程度撮影が可能です。今回は「地面や平らな場所に置く」「シャッターを押す際の手ブレを防ぐためにタイマーで撮影」という2つの方法で撮影しています。結構しっかり撮れるものですよ。

 

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豊洲・晴海の夜景といえば高層マンション群。水面に映るかな、と思って撮ってみたものの、遊覧船や屋形船の往来で水面がなかなか落ち着かず、写り込みとはいかず・・・

 

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豊洲公園での撮影もひと段落して、晴海運河に沿って豊洲市場のほうへと向かいます。このあたりは手持ちで撮影しながら。

 

晴海大橋の橋げたがカッコ良くて一人興奮

晴海大橋の橋げた

豊洲から運河に沿って豊洲市場の方へ歩いていくと、晴海大橋の下をくぐることになります。ゆりかもめの新豊洲駅と晴海を結ぶ橋ですが、この下をくぐった時に見える橋げたがカッコよすぎて思わず二度見。二度見どころか10枚くらい写真を撮ってしまいました。この線対称チックな美しさと奥行きのあるデザイン。これはカッコいい・・・次は必ず三脚をもって再訪しようと心に決めたのでした。

 

まだまだ工事の続く豊洲エリアを横目に見ながら、豊洲市場のあたりを目指して歩きます。

 

豊洲市場と豊洲大橋の夜景を楽しむ

豊洲大橋から見た豊洲市場の夜景

豊洲からおよそ1.5キロ、豊洲市場へとやってきました。ここでの目的は2018年11月に一般開通した豊洲大橋を渡って写真を撮ることです。

 

以前に写真ブロガーの方々といった豊洲フォトウォークの際にはまだ開通しておらず、工事中の姿を眺めるだけだったので、実はちょっとした念願でもありました。

daiki-photo.hatenablog.jp

  

夜の豊洲大橋

豊洲市場と晴海を結ぶ豊洲大橋は橋の長さが550メートル。車道だけでなく歩行者・自転車用の通行エリアがあり、橋の中央部分には晴海運河の景色を楽しむ展望デッキが用意されています。

 

豊洲大橋から見たレインボーブリッジの夜景

橋の途中の展望デッキからレインボーブリッジを撮ってみました。これぞ東京の夜景!という感じですね。レインボーブリッジに高層ビル、屋形船の光跡・・・東京の夜景のいいとこ取りな一枚。

 

豊洲大橋から見た晴海の夜景

晴海の方を見てみると、大型クレーンが何機もそびえ立ち、高層マンションの建設ラッシュ。晴海の選手村に建つ「HARUMI FLAG」というマンション群だそうです。選手村として活用された後に新しいひとつの街として生まれ変わるのだとか。

 

晴海の工事現場の夜景

その姿はさながら工場夜景のようです。こういう姿が見られるのも今だけなんでしょうね。1~2年後にはすでにマンションが出来上がった絵になっているはず。どちらも楽しみ。 

 

望遠レンズで夜景を撮ってみる

豊洲大橋から望遠レンズで撮影したレインボーブリッジの夜景

ちょうど望遠レンズを持っていたタイミングだったので、望遠×手持ちという組み合わせの夜景撮影を試してみました。

 

いかに手ブレ補正機能のついている「TAMRON 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD」といえど、夜景で手持ちはさすがにキツイだろ・・・と思って撮ってみましたが、思いの外撮れていたというのが正直な感想です。

 

レインボーブリッジの橋げたを狙った写真は焦点距離にして300mm。ISO4000でシャッタースピードは1/20秒というところでギリギリ手ブレが目立たない感じ。拡大するとノイズが目立ちますが、ブログやSNSで使うくらいなら十分かな。

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晴海の建設中のマンションとクレーン、そして東京タワーの共演はおよそ250mm。三脚を使ったときのシャープな絵とは比べられませんが、手持ち望遠での夜景撮影もなかなか面白いかも。

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でもやっぱり三脚を使って撮りたいので、今度三脚座を買わねば・・・

 

 手持ちの長距離砲もなかなか楽しい。

 

TAMRON 三脚座 100-400mm専用 A035TM

TAMRON 三脚座 100-400mm専用 A035TM

 

 

豊洲大橋はポートレートを撮ってみたい

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豊洲市場を背にして豊洲大橋を渡ると、正面に見えるのは東京都心部の高層ビル群。奥行きのある背景は、ポートレート撮影が楽しそう、なんて感じました。

 

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ついつい人を入れて撮ってみたくなる場所。 

 

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ちょっとアクセスが大変なところではありますが、東京らしい写真の撮れる場所な気がします。豊洲大橋で被写体になってくれるモデルさん、どこかにいないかしら・・・

 

最後は晴海埠頭からの夜景を満喫する

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豊洲大橋を歩いて渡り、最後に目指すのは晴海埠頭。マンション群の建設ラッシュでエリア全体が工事現場のようになっている中を歩いていきます。

 

晴海のちょっとツライところは公共交通機関の駅と距離があるのと、休憩スポットが少ないところですかね。豊洲から豊洲大橋を渡りきって晴海についたはいいものの、最寄りの駅まで1キロ以上あるという・・・ 

 

晴海ふ頭の「風媒銀乱」の夜景と水面の写りこみ

この日は風がほとんどない絶好のコンディションで、晴海埠頭のシンボル的なオブジェ「風媒銀乱」やレインボーブリッジが水面に映り込む夜景が撮れました。ピシッと鏡面のように撮りたかったので、豊洲から晴海埠頭まで歩いてきたかいがあるというもの・・・

 

晴海ふ頭から見たレインボーブリッジの夜景

レインボーブリッジの美しいアーチも鏡のように写りました。満足。

 

豊洲から晴海埠頭までおよそ4キロの夜景フォトウォーク。最後は晴海埠頭から東京駅丸の内口行きのバスに乗り、東京駅でビールを飲んで無事終了となったのでした。

 

再開発中の豊洲・晴海の変化を楽しみながら撮影できます

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移転市場で賑わう豊洲、そしてオリンピックを迎えるにあたり大規模な再開発を進める晴海の夜景を撮ってきました。再開発の進むエリアは日に日に景色が変わるので、この1~2年は行くたびに新鮮な気持ちで撮影ができそうです。

 

豊洲・晴海で久々の夜景撮影を楽しんできた記事でした。