ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

焼き物の街・常滑でノスタルジックな散歩道をフォトウォーク

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焼き物の街、常滑を楽しむ 

 

夏休みの話になりますが、愛知県の常滑に行ってきました。昔から常滑と書いて「とこなめ」というその読み方と、焼き物が有名という知識だけはあったのですが、詳しいことはよく知らずにいました。夏休み、名古屋にある奥さんの実家に行くと、常滑には散策できるスポットがあって、写真を撮るには絶好のスポットだという情報をゲット。これは行くしかないでしょ、ということで、一人常滑フォトウォークと洒落込んできた次第です。

はじめての常滑、歩いてみるととてもフォトジェニックな街でした。

 

常滑は名古屋から電車でおよそ35分

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常滑は名古屋から南、知多半島の中央西側の海沿いエリアに広がる街。名古屋からは名鉄でおよそ35分で到着します。名古屋から近いんですね。中部国際空港「セントレア」があるのも常滑で、名古屋からセントレア行きの特急に乗ればあっという間に常滑です。ただしミュースカイという特別列車に乗ってしまうと常滑を通過してしまうのでご注意。

 

常滑散策は「やきもの散歩道」へ

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常滑の駅を出るとすぐに出迎えてくれたのは焼き物の街らしい煉瓦と焼き物の焼酎瓶で作られた案内パネル。地図には常滑の散策コース「やきもの散歩道」の案内が書かれています。やきもの散歩道は、常滑の魅力を十分に感じられるルートになっていて、AコースとBコースの2種類あります。 

 

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駅を出ると、やきもの散歩道のスタート地点までの案内表記が道に書かれていてめちゃめちゃ親切。迷わず楽しくやきもの散歩道へ。 

 

まずは招き猫の熱烈歓迎を受ける!

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常滑駅からやきもの散歩道へ向かう途中、招き猫が出迎えてくれました。ここは「とこなめ招き猫通り」。 

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歩道にある斜面には、 常滑の陶芸作家さん達がそれぞれ焼き上げた39体の招き猫が展示されています!ずらっと並ぶ招き猫!常滑は招き猫の生産量が日本一なんですね。

 

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それぞれ縁結びや家内安全、金運上昇など、いろいろなご利益が込められた招き猫が出迎えてくれています。作家さんごとに特徴があるので、一体一体見比べるだけでかなり楽しめます。

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中でも特に秀逸だったのがコチラ。タバコの空き箱とネコさんの足跡で表した「禁煙成就」の招き猫!センスある!!

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斜面の上には巨大招き猫!!その名も「とこにゃん」。そしてとこにゃんを見上げるネコさんの焼き物がありました。いきなりものすごい歓迎。駅からおよそ1キロ弱で4~50枚は写真を撮ってしまいました。

 

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常滑駅からおよそ1キロで、やきもの散歩道のスタート地点となる陶磁器会館に到着しました。ここからやきもの散歩道のスタートです。今回はAコースを歩いてみることにしました。

 

古い家屋と焼窯の残る街並み

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やきもの散歩道Aコースはおよそ1.6キロのコースとなっています。順路に沿って歩いていくと、かなり歴史を感じさせる家屋がちらほら。焼き物のお店や体験型の工房などに使われているようです。 

 

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実際に使われていた焼窯の中を見学することもできます。煉瓦の剥げ具合が歴史を感じさせますね。

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同じ知多半島にある半田の「カブトビール」の空ビンが飾られて?いました。カブトビールの瓶なんて東京じゃお目にかかれないですからね。これだけで興奮する38歳ビール好き男子です。

 

カブトビールの生まれ故郷・半田市は常滑市のお隣。半田は春にいきましたが、半田もいいところでした。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

 

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散歩道を歩いていると、ちょっと気になる看板を発見。アンティーク着物に子ども服、雑貨とともにカフェもやっているみたい。坂の下には古い家屋っぽいお店が見えます。 

 

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写真を撮っているとお店の方が看板をCLOSEからOPENへ。ちょうど開店の時間だったみたいです。おはようございます、とお声かけいただいたので、ちょっとお邪魔してみることにしました。

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「nuu」さんは古い家屋をリフォームしたお店。ご家族でお店を営んでいらっしゃるようで、奥様とお子さんがお出迎えしてくれました。 中に入ると思わずほっと一息ついてしまう、リラックスした雰囲気。古民家のあたたかみがあってとても居心地が良いのです。

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窓から覗く常滑焼の焼酎瓶。すごくいい雰囲気。 

 

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暑い日だったので、オレンジジュースをオーダーしてちょっと一休み。オレンジジュースは地元・知多産と和歌山みかんのブレンドで、優しい甘さが体にしみわたります。

この日は一人フォトウォークだったけど、今度は奥さんと息子くんと遊びに来たいなぁ。着物や雑貨は奥さん絶対好きそう。 

 

nuu-kimono.com

 

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カフェで一休みして、再びやきもの散歩道を進んでいきましょう。ポイントポイントで案内板が次の道を示してくれるので、迷わず進んでいくことができました。 坂道が多いので、歩きごたえのある散歩道です。息子くんと来て、ベビーカーを押すとなるとちょっとしんどいかな?

 

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左手に見える黒塀のお屋敷、右手にはぎっしりと積まれた焼酎瓶。足元の坂道は滑り止めとして土管を焼いた際にできる廃材を敷き詰めて滑り止めにしているそうです。 

 

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艶のある焼酎瓶だけをカメラで切り取るのも面白い。とにかく見どころ、撮りどころがたくさんあるのです。

 

常滑の焼き物でできた坂道「土管坂」

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常滑の観光案内の写真では必ずと言っていいほどお目にかかる「土管坂」へとやってきました。右手には昭和初期の焼酎瓶、左手には明治時代に作られていたという土管が壁を作り、足元には土管を焼いた際の廃材が埋められている、これぞメイドイン常滑のスポット。 

 

正直に言えば、土管坂はその場に立って「うわー!!」と感じるようなスケール感はありませんが、カメラを持っていると「どういうアングルで撮れば観光案内みたいな写真になるかな?」という楽しみ方ができます。私はちょっと下からあおり気味で撮ってみましたが、いかがでしょう? 

 

常滑の象徴、登窯を見学する

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やきもの散歩道のAコースには、重要有形民俗文化財に指定された登窯があります。明治時代に築かれた後、昭和49年まで実際に使われていましたもので、焼き物を大量に生産するために傾斜を利用して窯を複数に連ねているのが特徴です。

 

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植物に囲まれた中に築かれた登窯を見るために順路を歩いていきます。真夏の暑い日でしたが、この木々に囲まれた登窯の一角はなんだか涼しげで、そして静か。周りから切り離されたような、少し違う時間が流れているような感覚です。

 

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登窯の象徴とも言える、10本の煙突。登窯が使われなくなって長い時間が経過しているせいか、土台の部分には草が生い茂っています。人工的に作られた登窯が自然と一体になりつつあるというところがなんだかぐっときました。 

 

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煙突と青空。常滑の中でも指折りのフォトジェニックな場所。

 

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やきもの散歩道のAコースもいよいよゴール間近。坂の多い散歩道を歩いてちょっと疲れたなー、休憩したいなー、というところで現れるのが「暮布土屋通り」。細い路地に残った古い工房をお店にリフォームした食事処やカフェ、そして雑貨屋さんなどが並ぶ一角です。

 

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女性だけのパン工房「風舎」さん。写真を見るだけで美味しそうだということが伝わってきます・・・

 

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聞けば地元常滑の学校給食で出されている「常滑牛乳」が飲めるというミルクスタンド!牛乳だけじゃなくコーヒー牛乳やソフトクリーム、夏はかき氷も食べられるみたい。この古民家感、いい味出してます。

 

私は「侘助」さんで名物の土鍋カレーうどんをいただきました。美味。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

ゆっくり写真を撮ったり寄り道したりしながら歩いて2時間ほどの散歩道。ノスタルジックな気分を味わいながら散策が楽しめるやきもの散歩道でした。人もいいし街もいいし、一度遊びに行ったらすぐ常滑が好きになってしまいました。

 

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名古屋から30分ちょっと電車に揺られたらこんなステキな街に着くなんて。今度は家族で遊びに来よう。