
愛知のリゾート地・南知多へ
夏休み、名古屋に帰省していました。せっかくの東海地方、どこに出かけようか...と候補地を調べていたところ、愛知県・知多半島の南に位置する南知多町に面白そうなスポットがあることを発見。写真を撮るのも楽しそう、食事も美味しそう...!ということで、今回は南知多エリアの観光スポットをレンタカーで巡ってきましたが、リゾート気分を満喫できるドライブとなりました。
観光農園 花ひろば

今回のドライブは、まずは南知多町の「観光農園 花ひろば」を目指します!名古屋の中心街から名古屋高速に乗り、知多半島道路→南知多道路と経由して約1時間。知多半島の先の方までやってきました。夏休み期間でしたが南知多道路は快調に進みました。
観光農園 花ひろばでのお目当てはひまわり!やはり夏はひまわりを写真に撮りたい。ガイドブックによると、観光農園 花ひろばでは6月下旬からなんと12月までひまわりが咲いているそうで、愛知県内でも有数のひまわりの名所なんだそうです。

50ヘクタール超のひまわり畑にはひまわりがぎっしりと咲いていました!!

この日の気温は35度。水やり用のスプリンクラーも全開で働いていました。人も水浴びしたい...!

ひまわりが暑さで下を向いている...わけではなく、種ができると下を向いてしまうみたいですね。暑さや鳥などから種を守るとか、重さで下を向いてしまうとか、いろいろ説はあるそうですが、どうしてもうだるような暑さにぐったり、というシーンを想像してしまいますよね。

ひまわり畑を奥の方まで進んでいくと、ド派手なピンクの軽トラが停まっていました。作業用かな?と思いきや、なんと写真撮影用の小道具として設置してくださっているのだとか。小道具...?

荷台の上からひまわり畑の写真を撮ってもよし。被写体として撮られてもよし。

小学生男子、農作業は一休み、の図。

ひまわり畑以外ではトラクターも撮影小道具にどうぞ、と設置されていました。

小学生男子、もちろん乗るの図。
ひまわり、お持ち帰りOK!

観光農園花ひろばでは、来場した人がひまわりをお持ち帰りしてもOK!その日によって持ち帰りできる本数は変わりますが、私たちが行った日は1人2本まで持ち帰ってヨシ!入口でハサミを渡されるので、気に入ったひまわりを探します!

赤いひまわりを見つけてゲットした小学生男子。とったどー。

新聞紙なども用意されていて、持ち帰りも安心。すごく助かりました。

ひまわりの他にはコキアやマツバボタンも

コキアに目がつくとあれですね。SU〇MOみたい。

コキア畑の向こうが青空というのも解放感があっていいロケーションでした。
カフェメニューがハンパじゃなかった

気温35度の中を歩き回るとさすがに疲弊しますね...。園内にあるカフェスペースでちょっと休憩することに。カフェだけでなく、農作物や植物の販売スペースもあるのですが、天井が高く、解放感があってステキな建物です。

せっかくだし、何を食べようかとメニューを見ると...

ちょっとボリューム感がバグってませんか...?

ということで、メロン一玉をぜいたくに使ったメロンアイスがやってきた!2024年はSNSでだけ宣伝していた「裏メニュー」だったそうですが、2025年は看板メニューに昇格!これはビジュアルが強い!

まずメロンが美味。アイスも美味でぺろりと食べてしまう小学生。
ちなみに、器になっている下半分のメロンも果肉がたっぷり残っています。こちらは大人が美味しくいただきました。それにしてもこれで2000円はかなり破格な気がする。

クリームソーダも美味しかった。
観光農園花ひろば、12月まで咲いているひまわりに加えて、冬はいちご狩りもできるということで、これは冬休みの帰省の際も行ってみたくなりますね。
「豊浜 魚ひろば」で昼食

観光農園花ひろばを後にして、お次は「豊浜 魚ひろば」を目指します。愛知県下一の水揚げ量を誇る豊浜漁港。その漁港に併設する市場で、海産物をおみやげに買ったり、その場で食べたりできる施設です。
観光農園花ひろばから車で10分ほどで到着しました。夏休みということもあって駐車場はほぼ満車。観光客がたくさん来ていました。

海鮮丼!浜焼き!ふぐ唐揚げ!エビフライ!なんとも魅惑的な言葉が並びますね...。

この日のお昼は「好生食堂」さん!

海鮮丼やお弁当、エビフライやカキフライなどの揚げ物のほか、海産物をその場で焼いてくれるのが目玉!漁港隣接の魚市場だけあって、より取り見取り...!カキが1個200円で、アワビが1個350円...!?そしてアサリの大きさにも驚き。
ちなみにあとで知ったのですが、愛知県はアサリの漁獲高が日本一なんですね。

大人はカキ、息子くんはサザエとエビを焼いてもらいました。カメラをリュックにしまっていたので慌ててiPhoneで撮影したのはお許しを...!

カキだー!愛知では日間賀島や篠島、伊良湖岬でカキが穫れるそう。新鮮なカキ美味しい!

お弁当コーナーに並んでいた漁師のたこめし!タコは醤油で味付けしているかなーと思って口に入れたらほんのりソース風味の焼きそばっぽい味わい。意外だけど美味しい!そしてタコそのものがめちゃめちゃ美味。日間賀島でも感じましたが、三河湾のタコは絶品です!

そして一番驚いたのがわかめの味噌汁。鮮度抜群のためか、わかめがめちゃめちゃ美味い!思わずおみやげにわかめを買ってしまうほど。
名古屋と聞くと海産物のイメージがあまりわかないのですが、愛知県全体でみると伊勢湾・三河湾があっていい漁場があるのですね。豊浜魚ひろば、また来るぞー!
つぶてヶ浦

最後に向かったのは、知多半島の南西部に位置する「つぶてヶ浦」という場所。海岸に面した場所に鳥居が立つパワースポットと言われています。駐車場に車を停めて海岸沿いの歩道を歩いていくと、鳥居を発見!
国道247号線沿いにある「大徳」という料理屋さんの隣につぶらヶ浦訪問者用の駐車場があります。

海岸の岩場に立つ鳥居。その昔、伊勢の神々が力試しで石を投げて競った際に、投げた石が到達した場所がつぶらヶ浦になった、という言い伝えがあるのだとか。
今ここに立つ鳥居は3代目で、伊勢神宮の式年遷宮で出た古材が篠島の神明神社を経てこちらに回ってきたそうです。南知多と伊勢神宮との関わりの深さをここでも感じますね。

鳥居の高さは4~5メートルはありそう。小学生男子と比べてみると鳥居の大きさが際立つ!

このあたり一帯は東海地方最大の海水浴場ともいわれる「内海海水浴場」で、砂浜もキレイに整備されています。名鉄線の終点「内海」駅から徒歩でアクセスできるあたりは人が多そうですが、この辺りは人の数もまばら。大きな岩がゴロゴロとしているので、泳ぐのはちょっと難しいですが、波打ち際で遊ぶくらいの海遊びなら。暑いけど、海はいい。暑いけど。

このあたりでは海岸の砂を使った砂時計を作るプロジェクトが立ち上がっているそうですが、確かに砂の粒が小さくてきれい。この砂を使って砂時計を作るのは素敵なアイディア。

南知多の海岸線を走ると、ホテルや商業施設がしっかり稼働していて、立派なリゾートエリアなんだなということを実感します。美味しい海産物食べて、海に沈む夕日を見届けて、夜は海沿いの宿泊施設で一泊...最高じゃないですか。

海水浴も海釣りも楽しめるエリア。

海を見ると遠投したがる小学生男子。

つぶらヶ浦から少し歩いたところに整備された海水浴場があって、水道なども使えるので手足を洗ったりできるのもありがたい。東京に住んでいるとキレイな海で遊べる機会があまりないので、こういうキレイな海で遊べるのはいいなぁ。夏休みに帰省できたらまた遊びに来たい、南知多。

方角的に西を向く海岸なので、鳥居越しに日が暮れていくシーンが見られそうですね。次は夕焼けの時間帯に来てみたいな。

観光農園花ひろばから持ち帰ったひまわりは、奥さんの実家で生けてもらいました。花瓶に生けるひまわりもいいですね。
見て良し、食べて良し、撮って良しの南知多
知多半島の南端、南知多町の観光名所を巡るドライブ、非常に楽しめました。ひまわりを見て、美味しいものを食べて、海に立つ鳥居を撮る。楽しめる要素が多く、満足感の高い観光になりました。南知多町は愛知県のリゾートエリアだなという印象。日間賀島・篠島も南知多町に属しているので、今年の夏は南知多町に大変お世話になりました。
本当はつぶてヶ浦に立ち寄る前に、半島の最南端にある羽豆岬(はずみさき)の展望台にも行きたかったのですが、師崎港の駐車場が満車で入れず断念...。夏休み期間ということで日間賀島・篠島へ向かう方が多かったのか、羽豆岬など近隣の観光スポットに行く方が多かったのか。羽豆岬からの眺望は三河湾、伊勢湾が一望できる絶景ということなので、ぜひここは次の機会に訪れてみたいですね。
Google mapsで今回のドライブコースをまとめてみました。名古屋の中心街・栄を出発して、名古屋高速から知多半島道路、南知多道路と辿っていけば1時間ほどで南知多へ。高速道路を通るルートですが、名古屋高速を抜けてしまえばほぼ一本道という印象。南知多の海岸線も走っていて気持ちよかったですね。名古屋から片道1時間ちょっとで行けるリゾート地、南知多。ぜひ名古屋に何かの用事で訪れた際に遊びに行く候補にしてみてはいかがでしょうか。