江北ジャンクションの夜景を撮る
夜景撮影の魅力的な被写体・ジャンクション。東京都内にも複数のジャンクションがありますが、今回は足立区の江北ジャンクションを撮影してきました。
頭上を伸びる高速道路を伸びやかに撮影したい、ということで、撮影には超広角レンズであるシグマ10-20mm F4-5.6 EX DC HSMを使用してみました。ジャンクション撮影には広角レンズがはかどります。
江北ジャンクションへのアクセスは
江北ジャンクションへのアクセスは都バスが便利です。王40「荒川土手」停留所を降りるとそこは荒川の土手。土手を上がれば江北ジャンクションが目の前に広がります。池袋駅と東武スカイツリーライン西新井駅を結ぶバスです。
その他には日暮里・舎人ライナーの「扇大橋」駅を下車して、徒歩で10分程度で向かうことができます。
夕暮れ時はちょっと薄暗い土手ですが、ランニングしている方や犬の散歩に来ている方もちらほら見られて、まったく人気がないというわけではなさそうです。
マジックアワーのグラデーションとジャンクションの共演を楽しむ
荒川の土手から川の方を見ると、方角は西向き。夕暮れの時間帯にはジャンクションの夜景と共に、マジックアワーならではの美しいグラデーションに彩られた空をあわせて撮影することができます。高速道路にかかっているアーチ橋は五色桜大橋で、ライトアップが夜景撮影に映えます。
都心のジャンクションでは周囲を高層ビルに囲われていることが多く、空の色の変化まで楽しむことが難しいのですが、江北ジャンクションは空の色の変化も楽しむことができます。ブルーとも紫とも言えるようなマジックアワー特有の空の色。ジャンクションの夜景にも負けない美しさです。
広角レンズの画角を楽しむ
今回はシグマの広角レンズ10-20mm F4-5.6 EX DC HSMを使用して撮影しました。APS-Cサイズセンサーのカメラ専用のレンズということで、実際の焦点距離は15mmから30mmとなります。それでも、15mmあれば十分超広角の画が楽しめます。
ジャンクションの道路が交差するポイントを二つ入れて撮影できるのも超広角ならでは。川の向こうに見えるのは江北橋。ジャンクション越しに、川の向こうの夜景が見れるのも面白いですね。
小菅ジャンクション方面へと伸びる道路を撮ってみれば、足元の道路を走る自動車の光跡と街灯の光芒がたくさん入って派手な画になりました。シンプルなジャンクションですが、撮影ポイントは豊富で、春になれば桜とジャンクションの共演も撮影できる場所です。ジャンクション撮影のはじめの一歩として、撮影しやすいジャンクションですね。
SIGMA 超広角ズームレンズ 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM ニコン用 APS-C専用 201555
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