中望遠単焦点と歩く夜の銀座
先週末は体調を崩して寝込んでしまい、カメラを持って出かけることもできず写真を撮ることができませんでした。写真を撮れずうずうずする心、残り少ないブログのネタ・・・「これは会社帰りに写真を撮って帰るしかない!」と仕事終わりに写真を撮って帰ることにしました。通勤カバンに一眼レフを詰め込んで、金曜日の夜は少し早めに仕事を切り上げて夜の銀座を撮りに出かけたのでした。
いつもならD7100にAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDをつけて35mmあたりの焦点距離でスナップというところですが、今回は趣向を変えて「中望遠単焦点を振り回すのだ!」とAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gを持ち出してみました。D7100はDXフォーマットなので焦点距離は127.5mm。中望遠単焦点で夜の銀座はどんな感じで撮れるか、とちょっと試してみたかったところもあります。
会社のある新橋から銀座方面へと歩いていきます。銀座と新橋の境目あたりにある「土橋」交差点から数寄屋橋交差点の方を撮影してみました。
車やネオンが圧縮効果でぐぐっと圧縮されて賑やかな銀座の夜の感じが出ているのではないでしょうか。それにしても圧縮効果のため土橋交差点から800メートルほど先にあるマロニエゲートがすぐ近くに見える不思議。望遠、面白いなぁ。
さすが平日の夜の銀座、灯りが多くて明るいですね。ISO感度を1000から1200くらいにしておくとシャッタースピードも1/100から1/125くらいはキープできていました。油断すると手ブレ写真になってしまいますが、思いの外シャッタースピードが確保できて普段通り使える感じ。
金曜の夜7時になろうかという時間。外堀通りも人が多い。仕事が終わって帰る人、仕事が終わって飲みにいく人、これから出勤の人・・・中望遠で切り取ると人も車もより多く感じます。
縦構図で切り取ると先へ続く電灯の灯りがなかなか印象的。中望遠で長い通りを撮るときの縦構図は結構好きかも。
東急プラザ銀座の「キリコテラス」から銀座の街を切り取る
新橋から数寄屋橋交差点の方まで歩いてきて、そのまま東急プラザ銀座の展望テラス「キリコテラス」へ上がってみました。冬の夜、さすがに夜の展望テラスに人は少ないですね。ありがたく撮影させてもらいます。今回はテラスの手すりにカメラをセットしてシャッタースピードを遅くして撮影してみました。
まずは東急プラザ銀座から北東の方角、外堀通りが東京駅の方面へと伸びていく方角を撮影します。高架の部分は西銀座ジャンクション。 127.5mmの中望遠でだいぶ近くに見えますね。手すりに置いたカメラが不安定なのでシャッタースピードは4秒で。意外とブレずに撮れるものですね。
余談ですが西銀座ジャンクションはマロニエゲートあたりからだとキレイに撮影できそう・・・どこか撮影できるテラスなどはないものか。
こちらは南東の方角。手前にエルメスの騎馬、奥には和光の時計塔が見える方角です。時計塔がだいぶ近くに見えますね。銀座のビル群が圧縮されて1枚の写真に収まっています。普段夜景を撮るときは広角気味のレンズを使うことが多いのですが、望遠で圧縮させるのも楽しくなってきました。
こちらは北西の方角。手すりに上手く置けず手持ちで撮影しています。道路の混雑具合がうまく出ているかな。展望台から中望遠で撮るのは楽しい!いろいろ新しい発見がありました。満足満足。思い立ったらいろいろやってみるものですね。
なかなか楽しい夜の中望遠単焦点スナップ
夜の銀座の街を中望遠単焦点レンズで撮ってみました。いつもの35mm~50mmといった標準レンズと比べれば使いづらい面もありますが、夜の銀座の賑やかさを圧縮効果で詰め込んだ写真はなかなか面白く、新たな発見でした。手ブレとの戦いではあるものの、これからも積極的にスナップに持ち出したいですね。
夜の銀座を中望遠単焦点で撮ってみたという記事でした!また撮るぞー!
今回のカメラとレンズはこちらの組み合わせでした
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