名古屋・名城公園の「藤の回廊」へ
名古屋が誇るランドマーク・名古屋城のすぐそばに藤の名所があるのをご存知でしょうか。名古屋城北側のお堀に沿って整備された藤棚、通称「藤の回廊」です。藤の名古屋城の東門から名城公園南遊園へと繋がる、約600メートルほどの遊歩道に立ち並ぶ藤棚を歩く遊歩道になっています。見頃となった藤と名古屋城を一緒に眺めて楽しめる、とても風情のあるロケーションなんです。
「藤の回廊」は入場料無料エリア
藤の回廊は名古屋城北側のお堀に沿った場所にあります。名古屋城に入る場合は、名城線「市役所」駅から出て東門で入場料を支払って有料エリアに入るのが一般的です。藤の回廊は、その東門を通り過ぎてお堀の方へと歩いていくことになります。下図の紫にラインを引いたエリアが「藤の回廊」です。
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「藤の回廊」は入場料不要の場所になりますので、名古屋城の天守閣などを観覧してから藤の回廊を見にいく場合、一度有料エリアの外に出る必要があります。2018年3月29日から名古屋城の有料エリアは再入場が可能になりましたので、再入場のブラックライトスタンプを手に押してもらってから藤の回廊に向かいましょうね。
名古屋城周囲には名古屋めしが楽しめる「金シャチ横丁」がオープンしましたね。名古屋城観光もより一層楽しめるようになっています。
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色とりどりの藤と名古屋城
藤の回廊には9種類・85本の色とりどりの藤が咲いています。決して数が多いわけではありませんが、回廊型として藤の下を歩きながら鑑賞できるのは雰囲気が味わえていいですね。まるで藤のトンネルの中を歩いているような感覚になります。
名古屋城をバックに藤の写真を一枚。この季節ならではの1枚。春といえば桜ですが、藤とお城の写真もまたステキです。
藤棚の下を歩くと枝垂れた藤がすぐ目の前まで迫ってきています。藤のいい香りが漂う藤の回廊。甘い香りに誘われて、クマバチもぶんぶん飛び交っていました。春ですね。
目の前に藤が下がっているので、写真も撮りやすいですよね。みなさん立ち止まってはカメラやスマホを構えて写真を撮っていました。画になる場所です。
天候や時間帯によっても楽しみ方が変わる藤の回廊
藤の回廊は名古屋城の営業時間(9時から16時30分)とは異なり、早朝から夜まで立ち寄ることができるようになっています。時間帯だけでなく、天候などによっても楽しみ方が変わってくるのでご紹介しますね。
朝陽が差し込み、凛とした空気が気持ちいい早朝
藤の回廊は朝、それも早朝の時間帯に訪れると日中とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。藤の花咲くゴールデンウィーク頃、名古屋の日の出の時間は午前5時。私は日の出から少し時間が経過した午前6時前に到着しました。日中は人で賑わう藤の回廊ですが、早朝は人も少なく回廊をひとりじめ。
藤棚の隙間から差し込む朝陽や凛とした空気を感じられる早朝の時間帯です。
近所の方が散歩やランニングに来られることも。
風が弱い日だとお堀の水面が穏やかで、水面に映る名古屋城を撮ることもできます。晴れの日の午前中は名古屋城のバックが青空になるので写真映えもよいですね。
雨が降れば艶っぽい藤が楽しめる
ゴールデンウィークの雨の日。藤の回廊は日中の時間帯でもやや人出が少なくなっていました。とはいえ写真好きからすれば、雨が降っていれば降っていればで「雨の写真もいいよね」と出かけてしまうカメラ脳。
藤棚の下に傘の花が咲く、なんていうとちょっと気取りすぎでしょうか。それでも、雨の日には傘が写真のいいアクセントになってくれたりします。
雨に濡れた藤の花は艶っぽく、またいつもと違う雰囲気が感じられます。
夜の時間帯は・・・暗い。
名古屋城の営業時間も終わった夜8時。藤の回廊へと足を運んでみると、暗い・・・。特別にライトアップをしているわけではなく、公園の街灯がまばらに並んで点いているだけでかなり暗いです。人の数も多くないし、暗いのでこの時間帯に足を運ぶ際は身の回りに十分に注意してくださいね。
もともとは名古屋城の営業時間が終わると人の流れもほとんどなくなるので、ライトアップなどしていなかったのだと思います。今は名古屋めしが楽しめる「金シャチ横丁」もできて夜の時間帯にも人が残るようになっているので、そのうち藤の回廊のライトアップをやってみてもいいのでは・・・なんて個人的には思っています。
満開の藤と名古屋城を一緒に楽しめる「藤の回廊」!
春・ゴールデンウィークの名古屋城・名城公園へ行ってきました。ゴールデンウィークに旅行で名古屋に行った時は藤の回廊がちょうど見頃でいい感じですね!名古屋城の周辺にも金シャチ横丁ができて名古屋めしが楽しめたり、さまざまなイベントが開催されていたりするので1日遊べるスポットに。ゴールデンウィークに名古屋に遊びに行く際は、ぜひ名古屋城・名城公園に足を運んでみましょう!
2017年も藤の回廊に行ってきましたよ。
名古屋に行くならこちらもいかがでしょうか?