「春らしい」写真を撮りたくて
ここ何年か、自分で撮った写真でカレンダーを作っています。1月なら雪の写真、8月ならヒマワリ.....というように、その月のイメージにあった写真を選ぶのですが、ここ最近は写真を撮りに行く機会が減ってしまって「春」らしい写真があまり撮れていないなー、と感じていました。そんな中、1日フリーで出かけられる日ができたので、春っぽい写真を撮りに、栃木県にある「あしかがフラワーパーク」に行ってきました。
あしかがフラワーパークといえば藤。藤の季節は大渋滞......という話を聞いて「車でしか行けない場所」と思い込んでいたのですが、実はパークの名を冠したJRの駅がありました。
群馬県の高崎駅と栃木県の小山駅を結ぶ両毛線の新駅として、2018年に開設された「あしかがフラワーパーク」駅。私は東武沿線の民なので、栃木駅から両毛線に乗り換えてあしかがフラワーパーク駅へ。思ってた以上にアクセスよかった！
あしかがフラワーパーク駅からパークの中央口までは徒歩で3分ほど。入り口には春らしくチューリップがお出迎えしてくれました。これは春っぽい写真が撮れそうだ！
今回訪れたタイミングは「春の花まつり」と称して、3万球ものチューリップがパーク内に咲き乱れていました。パークに入ってまず目に入ってくるのは色とりどりのチューリップたち。菜の花もそうですが、黄色い花は見てるだけで元気になりますねー。
チューリップのほかに見ごろを迎えていたのはユキヤナギ。白く小さい花がたくさんついていて、まさに雪をかぶったかのような姿を見せていました。
桜はソメイヨシノは5分咲きくらい。
立派なシダレザクラがお出迎え。
あしかがフラワーパークの代名詞ともいえる藤は（当然ですが）影も形もありませんね......ただ、この大きな木に藤の花が咲くことを想像すると、そのスケールの大きさが伝わってきます。こりゃ確かにすごそうだ。
カモさんが散歩中。パークの中に住んでいるのかな？
パークを1周してお腹も空いてきたのでご当地名物・佐野ラーメンをいただきましょう。足利市と佐野市はお隣さんなんですね。
さっぱりしたしょうゆ味のスープともちもちした平打ち麺の相性が素晴らしいですね。厚切りのチャーシューの食べごたえもばっちりで、思っていた以上の満足感。濃い味のラーメンがちょっと受け付けなくなってきた40代にも優しい佐野ラーメン。これは美味かった！
花より団子、ではなく花も団子も楽しめる素晴らしい配慮。
パーク1周につきレンズ1本
あしかがフラワーパークは約10万㎡という広さで、あれこれと写真を撮りながら周ると1周1時間くらい。今回はレンズを3本持ち込んでいたので、パーク1周についきレンズ1本を使うという感じでパークを回ってみました。まぁ、途中でレンズを交換するのがめんどくさいという理由もありますが......
今回使ったレンズは広角寄りの「AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED」、タムロンの望遠ズーム「100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD」、そして最近の常用レンズとなっている「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の3本です。
チューリップ（下から）
チューリップ（上から）
シダレザクラ
ソメイヨシノ
大体同じ構図で撮ったものをチョイスしてみましたが、レンズ（特に焦点距離）が変わると雰囲気が結構変わるものですね。マクロを手放してしまったので、案外望遠レンズが活躍していた感じがします。
あとは表現の引き出しを増やさないとなぁ......と花を撮るときはいつも思います。ぐぬぬ。
春らしさを満喫できた、春のあしかがフラワーパーク
入園してから3時間ほど写真を撮ってかなり満足できました。特にカラフルなチューリップがたくさん撮れるのはいいですね。春らしい写真が撮れて大満足。今回あしかがフラワーパークで撮った写真の中から、来年の自作カレンダーに使える写真があるはず！
パークの広さや人の数も程よい感じで周りやすく撮りやすく、撮影を満喫することができました。
次は世界一の藤を撮りに行きたいですね！車＋電車のパークアンドライド方式で行ってみるのもありかもしれないな、なんて考えながら帰路についたのでした。
