名古屋の街の夕暮れを楽しむ
年末に奥さんの実家がある名古屋へと帰省した時に、名古屋テレビ塔に上ってきました。名古屋のランドマークから夕焼けとマジックアワーの空を撮りたかったのです。帰省中、天気があまり良くなかったのですが、なんとか晴れの日にテレビ塔に上ることができました。冬の夕焼けは空気が乾燥しているため、マジックアワーの空は見事な美しさでした。
冬の名古屋テレビ塔は特別営業
名古屋テレビ塔ですが、冬の時期はイルミネーションのイベントを開催しているため、日中の時間帯は17時30分までの営業となっています。17時30分には一度退館する必要があり、18時からはイベント特別料金での入場となるため、少し注意が必要です(日中:大人700円、イベント料金:大人1,000円)。
マジックアワーの空は、一般的に日没から30分までの時間しか楽しむことができません。12月から1月中旬ごろまでであれば日中の営業時間中にマジックアワーの空を見ることができますが、2月以降は夜の時間帯でないと見られないので、マジックアワーの空を見たいときは、気をつけてくださいね。
名古屋の日没の時間は下記のリンク先で調べることができます。1月10日前後は日没が17時ちょうどくらいなので、ギリギリ日中の営業時間帯にマジックアワーが堪能できそうです。
名古屋(愛知県)のこよみ 平成30年(2018) - 国立天文台暦計算室
西日を浴びる名古屋城。まだ空は明るいですが、少しずつドラマチックな色に変わっていく時間帯。1分1秒、空の色が変わっていくのが楽しいです。
高層ビルの向こうに沈まんとする夕日。露出補正をマイナスにして、ビルをシルエットにしてみました。日没まであと20分。
日没まではあと15分。空のグラデーションが美しく何層にも重なっていきます。
日没まであと5分。 名古屋駅付近の高層ビル群が夕日を浴びて日が沈むのを待っています。この時間帯の空の色は本当にキレイ。
そろそろ手持ちでの撮影は厳しくなってきたので、カメラを置いて撮影していきます。特に三脚などを用意していなかったので、カメラバッグにカメラを置き、シャッターを押した時の振動でブレないようにタイマーを使ってみました。
展望台にあるガラスのテーブルのような台に置いて撮影してもいいのですが、ガラスのふちの部分が汚れているため、撮影したときに写り込んでしまうのですよね。。
ちなみに名古屋テレビ塔は小型三脚などの使用はOK?のようで、隣で同じようにマジックアワーの撮影をしていた方は小型三脚を使っていました。キレイに撮りたいときは小型三脚とレリーズがあった方が良さそうですね。
簡易三脚として使えるトラベル三脚
iPhoneなどスマホで撮影する場合は、展望台のガラスにスマホを当てて固定して撮るとキレイに撮れました。しかしiPhoneの風景写真はキレイだなぁ。
日没の時間を過ぎて、街に灯りがともり始めました。 名古屋の街が昼から夜へと切り替わる瞬間。何枚もシャッターを切ってしまう美しさ。これぞマジックアワーの醍醐味ですね。
名古屋の夜の街を撮る
夜景、というと少し早い時間帯ですが、夜景好きにはたまらない景色。名古屋の繁華街・栄の街はきらびやかな灯りがよく似合います。
テレビ塔を中心に、南北にのびる名古屋のセントラルパーク・久屋大通公園。こちらは南側を向いての撮影です。テレビ塔の展望台の南側は雨粒などでガラスが少し汚れていたのですが、その汚れがかえってソフトフィルターやクロスフィルターの役割を果たしてくれたようで、街の灯りが優しく十字のように光っていました。キレイ。
そろそろ日中の営業時間が終了に近づいてきました。最後に名残惜しく1枚。
名古屋テレビ塔からのマジックアワーは必見
名古屋テレビ塔から見るマジックアワーの空は最高でした。イルミネーションやプロジェクションマッピングなど、夜にしか見られない風景もいいですが、昼と夜のはざまの時間であるマジックアワーは1日に30分しか見られない特別な風景。名古屋のランドマークから見るマジックアワーの空はぜひ一度見てもらいたい風景です。