ネコと夜景とビール

Nikonのデジタル一眼レフで撮影した写真を掲載しているブログです。路地ネコ、ジャンクションなどの夜景、限定醸造ビールの写真を中心に載せています。

ネコと夜景とビール

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8GはDXフォーマットでこそ使いやすいレンズ

 

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gレンズ本体

私の新たな相棒・AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G

 

今年購入してよかったもの、いろいろありますがカメラ関連で振り返ると「AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED」が一番良かったですね。このレンズを購入して、普段持ち出すのはほとんどこのレンズがファーストチョイスになりました。本当に買ってよかったレンズです。

 

これまで普段使いのレンズは、ニコンのエントリーモデルの一眼レフカメラ(D5000)を購入した後に初めて買い足した交換用レンズ、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gという単焦点レンズでした。ニコンの入門機の一眼レフを購入した人が、キットレンズの次に買い足すことがもっとも多いであろうと言われる定番レンズです。

 

DXフォーマット(APS-C)専用のレンズですが、初めての標準レンズ、初めての単焦点レンズとして購入して、それ以来5年以上メインのレンズとして使ってきました。

 

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

 

現在私が使っているカメラはD7500というDXフォーマット(APS-Cサイズのセンサー)のカメラなので、35mmのレンズは焦点距離が1.5倍されて、52.5mmになるのです。

 

確かに50mm前後の焦点距離もいわゆる標準と呼ばれる焦点距離ではありますが、もうちょっと広い画が撮れればなぁ、と感じることが多かったのも事実。そんなときに白羽の矢が立ったのがAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDなのでした。 

 

 DXフォーマットで使えるおよそ35mmの焦点距離のレンズ

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gdカフェ店内で撮影

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDをD7500に装着すると焦点距離は36mm。いわゆる標準レンズと呼ばれる35mmにほぼ近しい焦点距離となりました。

 

子供の写真を・・・と言いながら、その焦点距離の恩恵を真っ先に受けたのは、カフェやレストランなどでの撮影。料理やドリンクの写真を撮るときに52mmの焦点距離ではちょっと体をのけぞらせて距離を撮らないと写真に入りきらなかったりしたのです。

 

これがおよそ35mmになったことで、余裕をもって撮影ができますし、店内の雰囲気なども一緒に写し込むことができるようになりました。 

 

上の写真はこじゃれた古民家カフェで飲んだカフェオレがおいしかったので撮影した1枚です。席に座ったまま、古民家の雰囲気も1枚の写真に収めきることができました。 

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gで赤ちゃん撮影

もちろん、広い画角は子供の写真を撮るときにも活かされています。もともと、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDを購入しようと思い立ったのは子どもが生まれたことでした。

 

子どもが寝たままの姿を撮るには、これまでメインで使用していたAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでは、全身を撮るときにちょっと余裕がなかったんですよね。寝てる姿を立って上から撮るときに、ちょっとつま先立ちしないと入りきらなかったり。

 

焦点距離がおよそ35㎜と広がったことで、寝ている子どもの写真を撮るのも楽々になりました。撮りやすくなったから、子どもの写真を撮る枚数が増えたという副産物もあります。

 

ポートレートを撮りやすい距離感

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gで撮ったポートレート

35mmの焦点距離は、ポートレートにも使いやすい距離感。「ナノクリスタルコート」を施したレンズは逆光に強く、逆光で撮るシチュエーションの多い撮影会でその実力を十分に発揮してくれます。f/1.8と明るいレンズなのでモデルさんとの距離を詰めれば背景をボカすことができますし、少し距離を撮ればどこで撮っているか、そのシチュエーションをしっかり写すことができます。

 

上の写真は東京・丸の内仲通りの歩行者天国で撮影した一枚。逆光の中、強めのコントラストで気に入っている1枚です。

DSC_9811

こちらも丸の内で撮影した1枚ですが、モデルさんとの距離を詰めてバストアップのポートレート写真を撮ってみました。寄っても引いてもよく撮れるレンズなので、カメラマンの機動力でいろいろな撮り方ができますね。

 

強い光でもゴーストやフレアが出にくいナノクリスタルコート

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gで撮影した夜景

また、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G逆光に強いので、夜景撮影にもその実力を発揮してくれました。街灯や車のヘッドライトなどレンズに向けて強い光が入りやすいシチュエーションですが、ゴーストやフレアも出ずにしっかりと写してくれます。

そして、街中の風景を映しこむにはほどよい画角の広さ。これまで夜景撮影の際には広角レンズを使っていましたが、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDで撮る機会が増えそうです。

 

広くて明るく、子供を撮るために使いやすいレンズ

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gで赤ちゃんを撮影

買ったきっかけは「子供の写真」だったのに、ここまではすっかり自分の趣味に活かすことばかり・・・とはいえ、やっぱり子供の写真を撮るときにAF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gはとても撮りやすいレンズ。子供に近づいて撮ることができますし、f/1.8の明るさは室内で撮るのに非常に重宝しています。絞りを開放で撮れば、ふんわりした感じの写真になりますし、少し絞ってf/2.8くらいにすれば、シャープに撮ることもできます。

 

ふとしたときにカメラを持ち出して、子供の写真をたくさん撮りたいですね。そうしないと「子供の写真を撮るからレンズ買うね!」と奥さんに言った手前、白い目で見られてしまいそうですからね(すでに見られていますが・・・)

 

DXフォーマットにおける真の標準レンズ(と思う)

日々のスナップに使いやすい焦点距離、様々なシチュエーションに対応できるレンズ。ニコンのエントリーモデルの一眼レフを購入して「次にレンズを買うとしたら」というときに、単焦点レンズが欲しいなぁとなったらAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gと共に選択肢に加えてもいいと思います。個人的にはDXフォーマットで35mmの焦点距離を扱うことができるAF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gこそ、DXフォーマットにおける真の標準レンズなのではないか、と思っています。

 

ということで、今年購入してよかったのはDXフォーマットでこそ使いやすい、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8Gだった!というお話でした。

 

いいレンズ。買ってよかった。

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED